足立慶友医療コラム

股関節の痛みに効くツボ|女性向け足裏・お尻・手のツボ押し

2026.06.18

股関節の痛みは、骨盤まわりの構造や冷えの影響で女性に起こりやすいといわれます。足裏やお尻、手のツボ押しは、自宅で気軽に続けられるセルフケアとして親しまれてきました。

この記事では、股関節の痛みに関わるとされるツボの位置と押し方を、女性の体に寄り添いながらやさしく紹介します。痛みが強い日の注意点や避けたい習慣もまとめています。

ツボ押しは、あくまで痛みをやわらげる補助的なケアです。原因のはっきりしない痛みは、早めに医療機関で確認しておくと安心でしょう。

女性に股関節の痛みが多いのはなぜ?ツボ押しで整える体の土台

股関節の痛みが女性に起こりやすいのは、骨盤の形や筋肉のつき方に加えて、冷えや血の巡りの乱れが重なりやすいためと考えられています。ツボ押しは、こうした巡りを整えて痛みをやわらげる手助けになり得ます。

大切なのは、ツボ押しを万能の治療と思い込まないことです。体の土台を整える習慣として取り入れると、無理なく続けられるでしょう。

女性の骨盤と股関節は構造的に負担がかかりやすい

女性の骨盤は出産に備えて横に広く、股関節の受け皿が浅めにつくられている方が少なくありません。そのぶん、関節を支える筋肉やじん帯への負担が大きくなりやすいといえます。

立ち姿勢のくせや、片足に体重をかける座り方が続くと、左右のバランスが崩れます。すると股関節の一部にだけ負担が集まり、じわじわとした痛みにつながることもあるのです。

こうした体のつくりは、ツボ押しだけで変えられるものではありません。けれども、まわりの筋肉をゆるめておくと、関節が動きやすくなり痛みを感じにくくなる場合があります。

また、月経の周期や妊娠、出産を通して、骨盤まわりは大きく揺れ動きます。ホルモンの働きでじん帯がゆるむ時期もあり、股関節が不安定になりやすいことも、女性ならではの負担の一つといえるでしょう。

東洋医学でいう「気・血・水」の巡りとツボの関わり

東洋医学では、体の中を「気・血・水」の3つが滞りなく巡ることで健康が保たれると考えてきました。股関節まわりの冷えやだるさは、この巡りが滞っているサインと捉えられます。

ツボは、そうした巡りの通り道の上にある反応点とされています。指で軽く刺激すると、筋肉の緊張がゆるみ、血の巡りが促されることが期待できるといわれてきました。

巡りが滞ると、冷えやむくみ、重だるさといった不調があらわれやすくなります。ツボ押しは、その滞りをほどいて流れを取り戻す手がかりとなる、昔ながらの知恵といえるでしょう。

東洋医学からみた股関節まわりの不調のタイプ

タイプ出やすいサイン向きやすいケア
冷えタイプ朝に動きが重い足裏を温めて押す
こりタイプお尻が張るお尻の筋肉をゆるめる
巡り不足タイプ夕方にだるい手と足を合わせて刺激

ツボ押しでやわらぐ痛みと、医療機関での確認が要る痛み

筋肉の緊張や疲れからくる重だるい痛みは、ツボ押しで軽くなる方が多いといえます。一方で、安静にしていてもうずく痛みや、歩くたびに鋭く走る痛みは注意が必要です。

変形性股関節症のように関節そのものが傷んでいる場合、セルフケアだけでは追いつきません。痛みの質を見分け、必要なときは整形外科で確かめる姿勢が安心につながります。

痛みの強さや出るタイミングを、自分の言葉でメモしておくと役立ちます。どんなときにらくになり、どんなときにつらいのかが見えてくると、ケアと受診の線引きもしやすくなるはずです。

検査やリハビリと組み合わせてセルフケアを始める

医療機関での検査やリハビリと、自宅でのツボ押しは、対立するものではありません。むしろ二人三脚で進めると、回復を支え合う関係になりやすいといえます。

診察で得たアドバイスを土台にしながら、痛みのない範囲でツボ押しを加えてみましょう。自分の体を観察する時間が増えると、変化にも気づきやすくなります。

焦って一度にたくさん押す必要はありません。痛みのない範囲で少しずつ慣らし、体の反応をたしかめながら回数を増やしていくほうが、無理なく長く続けられます。

股関節がつらい日に押したい足裏のツボと、その探し方

足裏のツボ押しは、股関節まわりの巡りを足元から整える、女性に取り入れやすいセルフケアです。床に座ってできるため、痛みで立つのがつらい日にも続けやすいといえます。

足の裏は全身の縮図とも呼ばれ、股関節に対応するとされる反応点があります。位置を覚えておくと、つらいときにすぐ手が伸ばせるでしょう。

足の裏で股関節につながるとされるツボの位置

かかとの少し前、土踏まずの外側あたりは、股関節や腰に対応するといわれる場所です。押すと固さや鈍い痛みを感じる方は、巡りが滞っているのかもしれません。

親指のつけ根から土踏まずにかけても、骨盤まわりに関わるとされる反応点が並びます。足裏全体をやさしく探りながら、響く点を見つけてみてください。

ツボの場所は、人によって少しずつずれることがあります。教科書どおりの位置にこだわりすぎず、押して心地よく響く一点を、自分の足裏で探し当てる感覚を大切にしてみましょう。

痛気持ちいい強さで押す足裏ツボの押し方

親指の腹をツボに当て、息を吐きながら5秒ほどかけてゆっくり沈めます。痛気持ちいいと感じる強さで止め、力を抜くときも急がず戻すのがこつです。

強く押せば効くというものではありません。ぐっと力を込めすぎると筋肉が逆に身構えてしまうため、心地よさを目安に整えていきましょう。

回数の目安は、1つのツボにつき3回から5回ほどです。少し物足りなく感じても、そこでやめておくくらいがちょうどよいでしょう。翌日に痛みやだるさが残らない強さを、自分の基準にしてください。

入浴後や就寝前など足裏ケアに向くタイミング

足裏が温まっているときは、筋肉がゆるみツボの刺激が伝わりやすい状態です。入浴後や就寝前のひとときは、ケアにちょうど向く時間帯といえます。

寝る前に行うと、足元の緊張がほどけて体が休まりやすくなります。一日の終わりに、自分をいたわる習慣として取り入れてみてはいかがでしょう。

反対に、食後すぐや飲酒のあと、熱があるときは足裏のツボ押しを控えましょう。体が刺激を受け止めにくく、ねらった心地よさを感じにくいうえ、体調をくずすきっかけにもなりかねません。

足裏ケアを気持ちよく続けるこつ

  • 入浴後の温まった足で行う
  • 痛気持ちいい強さにとどめる
  • 左右を同じ回数だけ押す
  • 毎日同じ時間に習慣づける

お尻のツボをゆるめて股関節の動きを軽くする

お尻まわりの筋肉がこると股関節の動きが重くなるため、お尻のツボをゆるめると関節が動きやすく感じられることがあります。座り時間の長い女性ほど、効果を感じやすい部位といえます。

お尻は大きな筋肉が重なり、自分では見えにくい場所です。ツボの位置を覚えておくと、的を絞ってゆるめられます。

お尻まわりの筋肉がこると股関節の動きは重くなる

お尻の奥には、股関節を外側にひねる小さな筋肉が隠れています。長時間座り続けると、この筋肉が縮こまり、股関節の動きにブレーキをかけてしまうのです。

歩き始めに脚のつけ根がつっぱる、あぐらがかきにくいといった感覚は、お尻のこりが関わっていることがあります。まずはこの部分をゆるめてあげましょう。

デスクワークや長距離の運転で同じ姿勢が続く日は、お尻の筋肉がこわばりがちです。1時間に一度は立ち上がり、軽く腰を回すだけでも、こりのたまり方がずいぶん変わってきます。

股関節につながるお尻のツボとその位置

左右のお尻のふくらみの真ん中あたりには、股関節や脚の巡りに関わるとされるツボがあります。骨盤の出っぱりと太ももの骨を結んだ線の中ほどが、おおよその目安です。

指で押して鈍く響く点が見つかれば、そこが刺激したい場所です。深い位置にあるため、指だけでは届きにくいこともあります。

お尻まわりのツボの位置の目安

ねらう所位置の目安押す手段
お尻の中央ふくらみの真ん中テニスボール
骨盤の外側出っぱりの下指のつけ根
太もものつけ根脚の外側上部手のひら

テニスボールを使ったお尻のツボ押しのやり方

床やいすに座り、お尻の下にテニスボールを置いて体重をゆっくり預けます。響く点を見つけたら、その上で小さく揺れるように刺激すると、奥の筋肉までゆるんでいきます。

痛みが強い日は、ボールを使わず手のひらでさするだけでもかまいません。体の声を聞きながら、無理のない方法を選びましょう。

刺激する時間は、1か所あたり30秒から1分ほどを目安にします。長く乗せ続けると、かえって筋肉が張ってしまうことがあるため、気持ちよさが続く間だけにとどめておくと安心です。

痛みが強い日にお尻を押すときの注意点

炎症が強くて熱を持っているときや、しびれをともなうときは、お尻を押すのを控えてください。神経に触れる位置でもあるため、強い刺激はかえって痛みを長引かせかねません。

押したあとに痛みが増す場合は、その日はお休みにしましょう。心地よさが残る範囲を守ることが、安全に続ける近道です。

外出先でもこっそり押せる手のツボで股関節をいたわる

手のツボ押しは、場所や時間を選ばずに行える点が女性にとって心強く、外出先や仕事の合間にも股関節をいたわれます。人目を気にせず、片手でそっと整えられるのが魅力です。

手のひらや甲には、全身に対応するとされる反応点が集まっています。デスクワークの合間に押せば、気分転換にもなるでしょう。

手のひらと甲にある股関節に関わるツボ

手の甲側、薬指と小指のつけ根の間をたどった少しくぼんだあたりは、腰や脚の巡りに関わるとされる場所です。反対の親指で押すと、じんわりと響くのが分かります。

手のひらの中央も、体の疲れがあらわれやすい反応点とされています。両手を合わせてもむようにほぐすと、全身がゆるむような心地よさを感じる方もいます。

手のツボは、ペンや消しゴムなど身近な道具の先で軽く押しても刺激できます。指が疲れているときは、こうした道具を上手に使うと、力を入れずにねらった点へ届かせやすくなるでしょう。

デスクワークの合間に押せる手のツボの押し方

反対の手の親指をツボに当て、ゆっくり3秒押して3秒で離す動きを数回くり返します。机の下でも行えるため、会議中でもさりげなく続けられるでしょう。

強く押し込むより、呼吸に合わせてやさしく刺激するほうが、体はほどけていきます。仕事の合間の小休止として取り入れてみてください。

冷えや巡りが気になる女性に向く手のツボ

手は心臓から遠く、冷えがあらわれやすい場所です。指先まで丁寧にもみほぐすと、末端の血の巡りが促され、体全体が温まりやすくなるといわれています。

冷えは股関節の痛みを強める一因にもなります。手のツボ押しで巡りを整えておくと、足元の冷えがやわらぐきっかけになるかもしれません。

温かい飲み物を片手で包んで手を温め、もう片方の手でツボを押すのもよい方法です。手のひら全体がほどけてくると、肩や首の力みもやわらぎ、気持ちまで落ち着いてくるはずです。

外出先で押しやすい手のツボ

ツボの場所位置の目安期待したい働き
手の甲のくぼみ薬指と小指の間腰や脚の巡り
手のひら中央握ると指先が当たる所全身の緊張ゆるみ
親指のつけ根ふくらんだ部分冷えのケア

股関節のツボ押しで女性が得られる体の変化

股関節のツボ押しを続けると、女性の体には巡りが整い動きが軽くなるといった、ゆるやかな変化があらわれることがあります。劇的な効果より、毎日の積み重ねがものをいう世界です。

変化の感じ方には個人差があります。焦らず、自分のペースで続けることが何よりの近道といえます。

血の巡りが整うと股関節まわりが軽くなる

ツボを刺激すると、まわりの筋肉がゆるみ血の巡りもよくなります。すると股関節に酸素や栄養が届きやすくなり、重だるさがやわらぐと感じる方が多いようです。

朝起きたときの動かしにくさが少し減った、階段が前よりらくになったといった小さな実感が、続ける励みになるでしょう。

自律神経がゆるむと痛みの感じ方も変わる

ゆったりとしたツボ押しは、緊張をつかさどる神経をしずめ、体をリラックスへ導くといわれます。心がほぐれると、同じ刺激でも痛みを強く感じにくくなることがあります。

痛みと不安はおたがいを強め合う関係です。落ち着いた呼吸とともにツボを押す時間は、その悪循環をやわらげる助けになるかもしれません。

深い呼吸を意識しながら押すと、体はいっそうゆるみやすくなります。鼻から息を吸い、口からゆっくり吐く。その流れにツボ押しを重ねると、こわばりがほどけていくのを実感できるでしょう。

ツボ押しで起こりやすい体の変化

変化が出やすい所感じ方の例続ける目安
股関節の動き軽く感じる2週間ほど
足元の冷え温まりやすい毎日少しずつ
気分落ち着く就寝前に

毎日の習慣にすると効果を感じやすい

ツボ押しは、たまに長くやるより、短くても毎日続けるほうが体になじみます。歯みがきや入浴とセットにすると、忘れずに習慣化しやすいでしょう。

1回数分でかまいません。気づいたときにそっと押す、その積み重ねが股関節をいたわる土台になっていきます。

ツボ押しだけに頼りすぎない

ツボ押しは心強い味方ですが、それだけで股関節の病気が治るわけではありません。歩く力を保つ運動や、体重の管理など、ほかのケアと組み合わせることが大切です。

セルフケアと医療を上手に使い分けながら、自分の体をいたわる視点を持ちましょう。バランスのとれた向き合い方が、長く付き合うこつといえます。

適度な運動や栄養バランスのとれた食事も、股関節を支える土台になります。ツボ押しを入り口にして、体を動かす習慣や生活のリズムまで見直せると、痛みとの付き合い方が変わってきます。

やってはいけない股関節ツボ押しのNG習慣

股関節のツボ押しで避けたいのは、痛みを我慢して強く押し続けることと、受診すべきサインを見過ごすことです。やり方を誤ると、かえって痛みを悪化させかねません。

安全に続けるために、やってはいけない習慣をあらかじめ知っておきましょう。ちょっとした心がけが、体を守る盾になります。

痛みが強いときに力任せに押さない

「痛いほど効く」という思い込みは禁物です。強い力で押し込むと、筋肉や組織を傷つけ、炎症を長引かせてしまうおそれがあります。

気持ちよさを感じる手前で止めるのが、ツボ押しの基本です。決して力任せにぐいぐい押さず、やさしく沈める感覚を大事にしてください。

爪を立てたり、長い時間ぐりぐりとこすったりする押し方も避けましょう。皮膚や筋肉を傷めるもとになります。指の腹を使い、面でやさしく受け止めるように刺激してあげてください。

妊娠中の女性が避けたほうがよいツボ

足首の内くるぶしの上あたりや、手の甲の親指側には、昔から妊娠中は刺激を控えるよう伝えられてきたツボがあります。子宮に影響するとされてきたためです。

妊娠中の方は、自己判断で強く押す前に、かかりつけの産科の医師にひと声かけておくと安心でしょう。体調に合わせて慎重に取り入れてください。

ツボ押しを控えて受診を急ぐべきサイン

転んだあとの強い痛みや、脚の長さが違って見える、力が入らないといった変化は、セルフケアで様子を見てはいけないサインです。すぐに整形外科を受診してください。

夜も眠れないほどの痛みや、発熱をともなう場合も同じです。ツボ押しはいったんお休みし、原因を確かめることを優先しましょう。

迷ったときは、無理に自分で判断しようとせず専門家を頼ってください。早めに相談しておけば、たとえ大きな問題がなくても安心につながり、その後のセルフケアにも前向きに取り組めます。

受診を急いだほうがよいサイン

気づくサイン考えられることとりたい行動
転倒後の激痛骨や関節の損傷すぐ受診する
安静時のうずき関節の炎症早めに相談する
発熱をともなう感染の可能性当日に受診する

股関節ケアにツボ押しを取り入れる女性の毎日の工夫

股関節のツボ押しは、生活の中の小さなすき間に組み込むほど、女性にとって無理なく続く習慣になります。特別な時間を設けなくても、日常の動作に重ねるだけで十分です。

続けるためのちょっとした工夫を知っておくと、三日坊主になりにくくなります。自分に合う取り入れ方を探してみましょう。

ツボ押しとストレッチを組み合わせる一日の過ごし方

朝はツボ押しで体を目覚めさせ、日中は座りっぱなしを避けて軽く体を動かす。夜は入浴後にゆっくりほぐす。こうした流れをつくると、股関節への負担が一日を通して分散します。

一日の中でツボ押しを挟みやすい場面

  • 朝の歯みがきのあと
  • 昼休みのデスクで
  • 入浴後の体が温かいとき
  • 就寝前の布団の中で

ストレッチと組み合わせると、ツボ押しでゆるんだ筋肉が動きやすい状態に整います。脚のつけ根をやさしく伸ばす動きを添えると、相乗的に軽さを感じられるでしょう。

体を冷やさない服装と入浴の習慣

冷えは股関節の痛みを強める大敵です。腰回りを温める下着や、ひざ掛けを上手に使い、エアコンの効いた部屋でも体を冷やさない工夫を重ねましょう。

湯船にしっかりつかる入浴は、全身の巡りを整える心強い習慣です。温まった体でツボを押せば、刺激も伝わりやすくなります。

夏場の冷房も油断できません。薄手の羽織ものを一枚用意し、足首やお腹を冷やさないようにするだけで、股関節まわりのこわばりがやわらぎます。季節を問わず、温める意識を持ちましょう。

痛みの記録をつけて受診時に伝える

いつ、どんな動作で痛むのかを手帳やスマートフォンに残しておくと、自分の体の傾向が見えてきます。ツボ押しの効果を振り返るうえでも役立ちます。

記録は、整形外科を受診するときの貴重な手がかりにもなります。言葉だけでは伝えにくい痛みの変化を、医師と共有しやすくなるでしょう。

あわせて、その日に行ったツボ押しの内容も書き添えておくと振り返りに便利です。どのケアのあとに体が軽く感じたのかが見えてくると、自分に合った続け方が少しずつはっきりしてきます。

よくある質問

股関節のツボ押しはどのくらいの頻度で続けると良いのでしょうか?

股関節のツボ押しは、1日に1回から2回ほど、1つのツボにつき5秒ほどかけてゆるめるくらいがちょうど良いとされています。短い時間でも、毎日続けるほうが体は変化を感じやすいでしょう。

痛みが強い日は無理をせず、回数を減らしたりお休みしたりしてかまいません。心地よいと感じる範囲で、ご自身の体と相談しながら続けていただければと思います。

足裏のツボを押すと股関節の痛みはすぐにやわらぐのでしょうか?

足裏のツボ押しは、その場で軽くなったと感じる方もいれば、続けてゆっくり変化する方もいて、感じ方には個人差があります。すぐに劇的な効果を求めるより、巡りを整える習慣として続けるのがおすすめです。

押しても痛みがまったく変わらず、歩行や日常の動作がつらい場合は、股関節そのものに原因が隠れていることもあります。早めに医療機関でご相談ください。

お尻のツボは自分で押しても効果が期待できるのでしょうか?

お尻のツボは、テニスボールや指のつけ根を使えば、ご自宅でもご自身で刺激できます。お尻まわりの筋肉がゆるむと、股関節の動きが軽く感じられることも多いといえます。

ただし、力任せに長い時間押し続けるのは逆効果になりかねません。痛気持ちいいと感じる強さで、短めに切り上げるのが続けるこつでしょう。

手のツボ押しは妊娠中の女性が行っても問題ないのでしょうか?

手のツボの中には、昔から妊娠中は刺激を控えたほうが良いと伝えられてきたものもあります。妊娠中の方は、自己判断で強く押す前に、かかりつけの産科の医師にひと声かけておくと安心です。

体調や週数によって向き不向きが変わるため、不安があるときは無理に行わず、専門家の意見を確かめてから取り入れていただければと思います。

股関節のツボ押しを続けても痛みが改善しない場合はどうすれば良いのでしょうか?

股関節のツボ押しを2週間ほど続けても痛みが変わらない、あるいは強くなっていく場合は、セルフケアだけで様子を見るのは避けたほうが良いでしょう。変形性股関節症など、治療が必要な状態が隠れていることもあります。

痛みの出る動作や時間帯を簡単に記録しておき、整形外科を受診する際に伝えると、診察がスムーズに進みます。早めの確認が、その後の安心につながります。

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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