こんな症状はありませんか?
体のどこかに痛みや違和感が現れたら、症状が悪化する前にお気軽にご相談ください。 当院では、痛みや違和感のある部位や痛みの種類などに合わせて適切な検査、治療を行います。
肩関節の痛み・違和感
肩関節に痛みを認める場合、その多くはいわゆる四十肩や五十肩と言われる肩関節周囲炎が原因となることが多いです。
しかし、中には方の中の筋肉が切れてしまっている、腱板損傷・断裂が発症している場合もあります。
その際にまMRIなどの精査が必要となります。
また過去に肩関節を脱臼したことがある場合は、反復性肩関節脱臼を疑う必要があります。
そして、野球などの投球スポーツをおこなっている方は野球肩(投球障害 )も考える必要があります。
主な症状
頚部の痛み・違和感
突然の首の痛みを認めた場合、多くが所謂寝違えや肩こりと呼ばれる筋肉の損傷頚部筋筋膜炎(いわゆる肩こり)を考える必要があります。
また、交通事故など怪我で首を痛めてしまった場合は、頸椎捻挫を疑う必要があります。
主な症状
上肢の痛み・違和感
肩から腕、及び、手にかけて痺れや痛みを認める場合、以下の3つの代表的な疾患を疑う必要があります。
これらの診断には、しっかりとした身体診察のほかMRIを含めた精査が必要となります。
主な症状
肘関節の痛み・違和感
肘関節周囲の痛みや違和感、可動域制限を認める代表的な疾患は以下のとおりです。
肘関節が伸びない・曲がらない場合は、変形性肘関節症
ものを握ったときに肘に痛みを認める場合は、上腕骨外側上顆炎
肘の先端に水が溜まっている場合は、滑液包炎
主な症状
手部の痛み・違和感
手関節周囲・手指の痛みや違和感、可動域制限を認める場合、高齢の方で転倒した後などは橈骨遠位端骨折などの怪我の存在をまず考える必要があります。
明らかに転んでしまったなどのきっかけがない場合は、ヘバーデン結節・ブシャール結節・母指CM関節症などの手指関節の変形による痛みや、ドゥ・ケルバン病やばね指などの腱鞘炎疾患を考える必要があります。
同時に、関節リウマチという自分の免疫細胞によって自分の関節が破壊されてしまう病気なども疑う必要があります。
主な症状
腰背部の痛み・違和感
腰部・背部の痛みを認める場合、転倒や捻ってしまったなどの明らかなきっかけがあるかどうかまず大切です。
高齢の方で転倒などの後に腰が痛く、特に起き上がる時に痛みの増悪を認める場合は、胸椎・腰椎圧迫骨折の可能性を考えます。
若い方で、捻った後やちょっとした重いものを持った後に腰痛・背部痛を認める場合は、筋肉の損傷である腰部筋筋膜炎や仙腸関節障害の可能性が高くなります。
また、腰痛と同時に足の痺れを認める場合は、下記の足の痺れを認める疾患の存在を考えます。
主な症状
股関節の痛み・違和感
特に転んだなどのきっかけもなく股関節に痛みや違和感、可動域制限を認める場合は、次の疾患を考えます。
股関節の動きが徐々に悪くなり、歩行時に痛みを認める場合は、変形性股関節症
急激に股関節が痛くなり歩けなくなってしまった場合は、大腿骨頭壊死
股関節の前に引っかかるような痛みを認める場合は、大腿骨寛骨インピンジメント・関節唇損傷
明らかに転んでしまった後に痛みが出る場合は、大腿骨頚部骨折や恥骨・坐骨骨折
の可能性を考えます。
主な症状
下肢の痛み・違和感
下肢の痺れや痛みを認める場合、代表的な下記の疾患の存在を疑います。
比較的若い方で、お尻から足にかけて痺れや痛みを認める場合は、腰椎椎間板ヘルニア
高齢の方で、歩くと足が痺れたり、立っていると足が痛くなってくる場合は、腰部脊柱管狭窄症
座っていると特に足が痺れてくる場合は、梨状筋症候群
また、足首が急に曲げられなくなった場合は、腓骨神経麻痺
の可能性を考えます。
主な症状
膝関節の痛み・違和感
膝関節の痛みや違和感、可動域制限を認める場合、高齢の方では変形性膝関節症を考える必要があります。
比較的若い方でスポーツを頑張っていらっしゃる方や、スポーツで怪我をした場合は半月板損傷や前十字靭帯損傷の可能性を疑います。