足立慶友医療コラム

変形性膝関節症の痛みを和らげる靴の選び方|クッション性が関節に与える影響力

2026.02.16

変形性膝関節症による歩行時の痛みを和らげるには、靴のクッション性と安定性のバランスを正しく見極めることが重要です。ただ柔らかいだけの靴はかえって膝のねじれを招き、炎症を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。

本記事では、衝撃を逃がすソールの構造や、膝の負担を最小限に抑えるフィッティング方法、さらには専門家による調整の重要性まで詳しく解説します。足元から健康を整え、再び自分の足で力強く歩くための第一歩を踏み出しましょう。

膝の痛みを劇的に変えるクッション性の正体を知って歩行時の衝撃を正しく逃がす

膝への負担を軽減するクッション性は、単なる柔らかさではなく「衝撃を吸収しながら姿勢を崩さない弾力」のことを指します。地面からの突き上げを和らげると同時に、足首がグラつかない程度の硬さを保持していることが、膝関節の炎症を防ぐための大原則です。

衝撃を吸収する能力が膝の軟骨を過度な摩耗から守り抜く

歩行時に膝にかかる衝撃は、体重の約3倍と言われており、この負荷を最初に受け止めるのが靴のソールです。変形性膝関節症の方は軟骨が薄くなっているため、衝撃がダイレクトに骨へ伝わり、鋭い痛みが生じてしまいます。

靴底に適切な厚みと弾力がある靴は、この衝撃を身代わりに受けてくれる「衝撃緩衝材」として機能します。特に、かかと部分にエネルギー吸収性の高い素材が内蔵されているモデルは、着地の瞬間の負担を劇的に減らします。

柔らかすぎるソールが招く不安定な歩行が膝をねじれさせる

一方で、マシュマロのように柔らかすぎる靴は、足が地面に着くたびに左右へグラつきを生じさせます。このグラつきを足首や膝の周りの筋肉で補正しようとすることで、関節に不自然なねじれの力が加わってしまいます。

膝をいたわるためには、指でソールを強く押した際に適度な押し返しを感じる「反発性」があるものを選んでください。衝撃を吸収しつつも、足裏の土台をしっかり支えてくれる構造が、痛みを長引かせないための秘策となります。

クッション性能のバランスチェック表

確認項目理想的な状態避けるべき状態
ソールの弾力適度な反発があるスポンジのように沈む
かかとの安定手で押しても潰れないぐにゃぐにゃと柔らかい
地面の感触凹凸を感じにくい石を踏むと痛い

自分の体重に合わせたソールの厚みで膝への優しさを調節する

クッションの効果は、履く人の体重によっても大きく左右されるため、自分に合ったボリュームを見極める必要があります。体重が重めの方は、薄いクッションではすぐに底突きしてしまい、衝撃を十分に逃がすことができません。

逆に小柄な方が厚すぎるソールを履くと、靴が曲がりにくくなり、歩行のリズムが崩れてしまうこともあります。実際に履いてみて、一歩踏み出したときに膝に「響かない」と感じる感覚を大切にしながら、厚みを選定してください。

変形性膝関節症の進行を防ぐために見極めたい靴底の安定感と構造の秘密

膝の痛みを感じる方の多くは、着地の際にかかとが内側や外側に倒れ込む「足元のブレ」が原因で症状を悪化させています。靴の構造自体に足を真っ直ぐ支える力が備わっているかどうかをチェックすることが、将来の歩行を守ることに直結します。

ヒールカウンターの強さがかかとの揺れを抑えて膝を安定させる

靴のかかと部分にある「ヒールカウンター」と呼ばれる芯材は、膝を守るための最も重要なパーツの一つです。ここがしっかりしていると、かかとが正しい位置に固定され、着地時の足首のグラつきが最小限に抑えられます。

靴を後ろから手で挟んでみて、簡単に潰れてしまうような靴は、膝を支える能力が不足していると判断できます。カチッとした硬さを持ち、かかとを包み込むような深さがある靴を選ぶことで、膝関節が真っ直ぐ前を向くようになります。

アウトソールのグリップ力が不意な滑りによる負荷を回避する

路面状況に左右されず、しっかりと地面を噛むグリップ力も、膝の痛みを抑えるためには重要です。滑りやすい床で足が滑りそうになると、私たちは無意識に膝を強く踏ん張り、関節の周囲に過剰な緊張を生じさせてしまいます。

この急激な筋肉の収縮が、炎症部位に大きなストレスを与えてしまうのです。靴底の溝が深く、雨の日でも滑りにくいラバー素材を使用しているものを選ぶことで、安心して一歩を踏み出せるようになり、筋肉の無駄な緊張が取れていきます。

正しい位置で曲がる屈曲性がスムーズな体重移動を助ける

靴が足の動きに合わせて適切にしなることも、膝の負担を減らすためには重要です。人間の足は歩行の最後に指の付け根で曲がりますが、靴がこの位置で曲がらないと、膝を高く持ち上げるような不自然な歩き方になってしまいます。

不自然な動作の繰り返しは、膝関節に負担を蓄積させる大きな要因となります。靴を手に取って曲げてみたとき、指の付け根にあたる部分がしなやかに曲がりつつ、土踏まず部分は硬く保たれている靴が、膝にとって最高の味方です。

膝を守る靴底のチェックポイント

  • かかとの芯が硬く、指で押しても形が崩れない
  • 靴底全体に滑り止めの溝がしっかり刻まれている
  • 指の付け根でスムーズに曲がり、土踏まずは硬い
  • ソールに適度な厚みがあり、地面の硬さを感じない

毎日歩くのが楽しくなる理想のフィッティング術で足元から膝の健康を支え抜く

どんなに素晴らしい機能を持つ靴でも、サイズが合っていなければその効果は半減し、膝へのリスクへと変わります。自分の本当の足のサイズを正しく理解し、靴を足に完全に密着させる履き方をマスターすることが、痛みを和らげるための最短ルートです。

夕方の足のむくみを考慮して最も負担の少ないサイズを見極める

足の大きさは活動量や時間帯によって変化し、夕方には朝よりも一回り大きくなることが一般的です。朝の細い足に合わせて靴を買ってしまうと、夕方の歩行時に窮屈さを感じ、それが歩行バランスを崩して膝の痛みを誘発します。

靴を選ぶ際は、できるだけ午後や夕方の時間帯に試し履きを行い、つま先に0.5センチから1センチ程度の「ゆとり」があることを確認してください。指先が自由に動かせるスペースがあることで、足裏の筋肉が正しく機能し、衝撃を逃がしてくれます。

靴紐やベルトを使って甲を固定し靴と足を一体化させる

膝が痛いからといって、脱ぎ履きが楽な緩い靴を選ぶのは逆効果です。靴の中で足が遊んでしまうと、一歩ごとに足が前後に滑り、その衝撃を膝が受け止めることになります。これが関節内の炎症を悪化させる隠れた原因となります。

面倒でも靴紐を毎回結び直すか、強力なマジックテープで甲をしっかりと固定できる靴を選んでください。靴が足の一部になったかのようなフィット感を得ることで、クッション材が常に正しい位置で衝撃を吸収し、膝への恩恵を最大化してくれます。

フィッティング成功のための手順表

ステップ具体的な確認作業チェックのコツ
かかとの合わせ靴のかかとに足を寄せるトントンと地面で叩く
甲の締め付け隙間なく紐やベルトを締める血流が止まらない程度に
つま先の確認指が自由に動くか確認する先端を指で押して確認

左右の足のサイズ差をインソールで埋めて左右のバランスを整える

多くの人は左右の足で微妙にサイズが異なりますが、膝への負担を考えると左右のバランスは均等であるべきです。サイズが大きい方の足に合わせて靴を選び、小さい方の足にはインソールを追加してフィット感を調整してください。

左右で歩行のリズムや衝撃の伝わり方が異なると、骨盤の歪みを招き、結果として片方の膝にばかり負荷が集中してしまいます。足元から水平なバランスを作り出すことが、膝関節の変形を遅らせ、痛みのない生活を取り戻すために重要です。

日常生活のあらゆる場面で膝を守り続けるスニーカーやウォーキングシューズの選び方

変形性膝関節症の方が選ぶべきは、単なるスニーカーではなく、医学的な知見に基づいた設計がなされたウォーキングシューズです。ファッション性重視の底が薄い靴は、一歩ごとに膝へ「ハンマーで叩くような衝撃」を与えていると理解してください。

軽量化よりも保護力を優先したしっかりした重みの靴を選ぶ

最近の流行である超軽量シューズは、重さを削るために安定性を犠牲にしている場合が多く、膝が悪い方には不向きなケースが目立ちます。膝を保護するためには、多少の重さがあっても、厚いソールと強固なフレームが必要です。

適度な自重がある靴は、歩行時に振り子のようなリズムを生み出し、足の振り出しを助けてくれます。軽さだけを追求せず、足を守ってくれるという安心感があるモデルを選ぶことが、長距離を歩いても膝が疲れにくい状態を作る鍵となります。

アーチサポート機能のある靴で足裏のクッションを復活させる

足の裏には土踏まずというアーチがあり、これが本来の衝撃吸収システムですが、加齢によりアーチが潰れてしまう方が増えています。アーチが潰れると膝が内側に倒れやすくなり、変形性膝関節症の痛みが強く出るようになります。

これを補うのが、アーチサポート機能を持つシューズです。足裏の空洞を適切に埋めることで、荷重を足裏全体に分散させ、膝への急激な圧力を逃がしてくれます。足裏が心地よく支えられている感覚がある靴は、膝への優しさの証と言えます。

推奨されるシューズの構成要素

  • スポーツブランドのウォーキング専用モデル
  • 取り外し可能で交換ができるインソール
  • 合成皮革やメッシュを組み合わせた伸びにくいアッパー素材
  • つま先がわずかに反り上がったローリング形状

O脚や扁平足による偏った負荷を解消するために特殊機能付きシューズの力を借りる

日本人の膝の痛みの多くは、O脚が進むことで膝の内側に荷重が集中してしまう「内側型」です。この物理的な偏りを、靴の構造によって外側へ逃がす工夫がなされた特殊機能シューズを活用することで、歩行時の苦痛を劇的に改善できます。

外側を厚くしたソールが膝の開きを抑えて痛みの中心部を守る

一部の膝専用シューズには、ソールの外側を内側よりも数ミリ高く設定し、足裏の傾斜を変える工夫が施されています。この設計により、着地した瞬間に膝が外側に逃げようとする動きを抑制し、膝を真っ直ぐに誘導します。

膝の内側の骨同士がぶつかるのを防ぐこの働きは、痛みで歩くことを諦めていた方にとって大きな希望となります。自分の膝がどちら側に傾いているかを鏡で確認し、その変形を補正してくれる機能を持った一足を探すことが大切です。

ロッカーソール構造が膝を深く曲げずに自然な足運びを実現する

膝を曲げるたびに痛みが出る方には、靴底がつま先に向かって船底のようにカーブしている「ロッカーソール」が効果的です。この形状は、足が地面を離れる際の動作を靴が肩代わりしてくれるため、膝の曲げ伸ばしを最小限に抑えます。

転がるように前へ進める感覚は、一歩ごとの労力を軽減し、膝関節への負担を大幅に減らしてくれます。特に階段の上り下りや坂道で痛みを感じる方にとって、このスムーズな重心移動を助ける機能は、日常生活の質を大きく向上させます。

特殊機能がもたらすメリット比較表

機能名解決できる悩み主な仕組み
内側沈み込み防止O脚による内側の痛み外側ソールの硬化・高反発化
ローリング設計歩き出しの膝の痛みつま先の反り上がり構造
ワイド設計外反母趾や足先の圧迫感横幅を広く確保した木型

衝撃緩衝材の精密な配置でピンポイントに膝への刺激を遮断する

高度な技術を用いた靴は、足が地面を蹴り出す瞬間や着地する瞬間に、最も圧力がかかる部位にだけ柔らかい素材を配置しています。これにより、必要な場所にはクッションを、支えが必要な場所には硬さを、という理想的な配分が実現します。

全体が柔らかいだけの靴とは一線を画すこの精密な設計は、炎症を起こしている膝関節にとって、まさに「オーダーメイドのような優しさ」をもたらします。歩くたびにかかとから伝わっていた振動が消え、軽やかな足取りへと変わっていくはずです。

家の中でも油断は禁物!フローリングの衝撃から膝を守り抜く室内履きの決定版

意外と見落とされがちなのが、自宅内での足元環境です。硬いフローリングの上を裸足や薄いスリッパで歩き回ることは、膝の安静を妨げるだけでなく、炎症を長引かせる要因となるため、室内履きの導入が強く推奨されます。

裸足よりも優れた衝撃吸収力を備えた厚底の室内用シューズを選ぶ

家の中での移動も、回数を重ねればかなりの歩数になります。特にキッチンに立つ時間が長い方は、一箇所に長時間立ち続けることで膝に持続的な圧力がかかり続けます。これを解消するには、2センチ以上の厚みがある室内履きが重要です。

柔らかいEVA素材などを使用した厚底の室内履きは、フローリングの冷たさを防ぐだけでなく、着地時の振動を完全にシャットアウトしてくれます。家の中でも常に「守られている」という状態を作ることが、膝の修復を助ける環境づくりです。

かかとがあるタイプの室内履きで家庭内の転倒リスクを徹底排除する

一般的なスリッパはかかとが浮いてしまうため、歩くたびに指先でスリッパを掴むような動作が必要です。この余計な動作が足から膝の筋肉を緊張させ、痛みを強めてしまいます。室内でも、かかとをしっかり支える靴タイプを選んでください。

かかとを固定できるルームシューズや、バックストラップが付いたモデルであれば、階段の上り下りも安全に行えます。足と室内履きが一体化することで、家の中での動作がスムーズになり、急な方向転換の際にも膝がグラつく不安から解放されます。

室内履き選びの必須条件表

条件膝へのメリット選び方のポイント
ソールの厚みフローリングの衝撃遮断2cm以上の厚手を選ぶ
かかとの固定無駄な筋緊張の緩和脱げにくい形状を選ぶ
滑り止め転倒やひねり事故の防止裏面がゴム製のもの

専門家と二人三脚で自分だけの最高の一足を手に入れるための相談先

膝の状態は進行度や骨の変形具合によって異なるため、市販の靴を履くだけでは限界がある場合もあります。医療の専門家や靴のプロに相談し、科学的なデータに基づいた選択をすることが、最終的にあなたの膝の寿命を最も延ばす結果となります。

整形外科の医師や理学療法士に自分の膝に最適な機能を確認する

まずは主治医に「どのような特徴の靴を履くべきか」を具体的に尋ねてみてください。レントゲン結果から膝の内側がどの程度狭まっているかを知ることで、選ぶべきソールの傾斜や硬さが医学的に裏付けられます。

また、リハビリを担当する理学療法士は、あなたの歩行姿勢を細かくチェックしてくれる存在です。「足首が内側に倒れている」「重心が後ろに偏っている」といった個別の特徴を指摘してもらうことで、それを補完する靴選びが可能になります。

シューフィッターのいる専門店で足の形状を精密に測定する

靴選びのプロであるシューフィッターがいる店舗では、足の長さだけでなく、幅や厚み、荷重のバランスを専用の計測器で測ってくれます。自分では気づかなかった足の特徴を知ることで、本当に自分に合うブランドやモデルが明確になります。

彼らは多くの靴の特性を熟知しているため、膝に優しい設計の靴の中でも、よりあなたの足型に馴染むものを選び抜いてくれます。プロの知識を借りて選んだ一足は、履いた瞬間に「これなら歩ける」という自信を与えてくれるはずです。

専門家への相談で解決すること

相談相手解決する疑問期待できる効果
医師医学的に避けるべき靴は何か悪化リスクの徹底排除
理学療法士自分の歩き方の癖に合う靴歩行効率の向上と疲労軽減
義肢装具士オーダーメイドの必要性究極のフィッティング実現

義肢装具士によるオーダーメイドのインソールで究極の対策を講じる

市販の靴やインソールでは痛みが十分に取れない場合、医師の指示のもとで「足底装具」を製作する選択肢があります。これはあなたの足の型を石膏で取り、ミリ単位で高さを調整した、まさに膝のための医療用サポート器具です。

医療保険が適用される場合もあり、関節の角度を理想的な位置へ矯正する力が非常に強いのが特徴です。靴そのものを変えるだけでなく、靴の中身を自分の足に完全に合わせることで、どんな道でも痛みなく歩ける身体へと導いてくれます。

Q&A

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変形性膝関節症の痛みを和らげる靴の選び方で、最も重視すべき基準は何でしょうか?

最も重視すべきは、クッション性と安定性のバランスです。単に柔らかいだけの靴は足首のグラつきを招き、結果として膝をねじらせて痛みを悪化させるリスクがあるからです。かかとが硬く固定され、左右の揺れを抑える構造がある一方で、着地時の衝撃を逃がす適度な厚みのソールを備えた靴を選んでください。

また、靴紐やベルトで足の甲をしっかりと固定できることも重要です。足と靴が一体化していないと、歩行中に足が前後に滑り、膝への衝撃分散能力が十分に発揮されません。自分の足に完全にフィットし、地面からの突き上げを感じない一足を見極めることが、膝の健康を守る第一歩となります。質問をコピー回答をコピー

変形性膝関節症において、厚底の靴を履けばクッション性が高まり、必ず痛みは消えますか?

厚底の靴は衝撃を和らげる効果は高いですが、必ずしも痛みが消えるとは限りません。極端に厚くて柔らかすぎるクッションは、不安定な足場を歩いているような状態を作り出し、膝周りの筋肉を過度に疲れさせてしまうことがあるため注意が必要です。大切なのは、沈み込みすぎない適度な反発力があることです。

また、厚みがありすぎて靴底が全く曲がらない靴を履くと、歩行時の蹴り出しがスムーズにいかず、かえって膝に負担がかかることもあります。厚みだけでなく、指の付け根でしなやかに曲がる「屈曲性」と、かかとを支える「安定性」を兼ね備えた靴を選ぶことが、痛みの改善には不可欠な要素となります。質問をコピー回答をコピー

膝への負担を考えると、サンダルやヒールのある靴は避けたほうがいいのでしょうか?

はい、できる限り避けることを強く推奨します。ヒールのある靴は重心が前に偏り、膝関節へかかる圧力を増大させてしまうからです。また、サンダルやつっかけはかかとが固定されていないため、歩くたびに膝の軌道が不安定になり、関節内の摩耗を加速させる原因になります。

膝の痛みを和らげるためには、たとえ短距離の外出であっても、かかとが包まれていて甲をしっかり締められるウォーキングシューズを履く習慣をつけてください。家の中でも裸足は避け、クッション性のある室内履きを常用することで、一日のトータルの膝への負担を大幅に減らすことができます。質問をコピー回答をコピー

膝の痛みを和らげる靴の選び方を実践しても効果が感じられない場合は、どう対処すべきですか?

靴選びを正しく行っても痛みが改善しない場合は、個別の足の変形(強度のO脚や扁平足など)が進行しており、市販品の機能だけでは不十分な可能性があります。その際は、整形外科を受診して「足底装具(オーダーメイドインソール)」の処方を医師に相談してみるのが最も効果的な解決策です。

また、靴だけでなく、膝を支える太ももの筋肉を鍛えるトレーニングや、体重管理を並行して行うことが大切です。靴はあくまで外部からの衝撃を和らげる「保護具」であり、自分の筋肉で膝を支える力を養うことで、相乗効果として痛みが大幅に軽減されることが期待できます。

参考文献

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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