足立慶友医療コラム

膝の手術ガイド|種類別の入院期間・費用・リスク比較

2026.02.25

膝の痛みがひどくなり「手術しかないかもしれない」と言われたとき、不安でいっぱいになるのは当然です。変形性膝関節症をはじめとする膝の疾患には複数の手術法があり、それぞれ入院期間も費用もリスクも異なります。

この記事では、関節鏡視下手術・骨切り術・人工膝関節置換術など代表的な手術の種類を比較し、あなたが納得して治療を選べるよう情報を整理しました。費用の目安やリハビリの見通し、術後の生活まで、膝の手術にまつわる疑問をひとつずつ解消していきます。

変形性膝関節症で手術を検討するタイミングと判断基準

変形性膝関節症の治療では、痛み止めやヒアルロン酸注射などの保存療法を十分に行ったうえで、それでも日常生活に支障が出るときに手術が選択肢に入ります。「いつ手術を決断すべきか」は、多くの患者さんが抱える悩みでしょう。

保存療法で限界を感じたときが手術のサイン

膝の痛みに対しては、まず運動療法や薬物療法、装具療法などの保存療法を3〜6か月ほど続けるのが一般的です。階段の上り下りがつらい、夜間も痛みで目が覚める、買い物や散歩すらままならないといった状態が続くなら、保存療法の限界と考えてよいかもしれません。

「まだ我慢できる」と先延ばしにする方も多いのですが、膝関節の変形が進むほど手術の負担も大きくなります。主治医と相談しながら、生活の質がどの程度低下しているかを客観的に評価してもらいましょう。

膝のレントゲンやMRIで確認する変形のグレード

変形性膝関節症の進行度は、レントゲン画像をもとにKellgren-Lawrence分類(KL分類)というグレードで評価されます。グレード1〜2は軽度、グレード3は中等度、グレード4は重度にあたります。

一般的には、グレード3以上で保存療法の効果が乏しい場合に手術が検討されます。ただし、画像所見だけでなく「どれだけ日常生活に困っているか」という主観的な痛みも判断材料に含まれます。

変形性膝関節症のグレード別の特徴と治療方針

グレード画像所見主な治療方針
1〜2(軽度)関節のすき間がやや狭い運動療法・薬物療法中心
3(中等度)骨棘あり・すき間が狭い保存療法+手術を検討
4(重度)関節のすき間がほぼ消失人工関節を含む手術

年齢や持病による手術リスクの見きわめ方

膝の手術は全身麻酔や腰椎麻酔で行うため、心臓病や糖尿病、呼吸器疾患などの持病があると手術リスクが高まります。術前検査で全身状態を確認し、必要に応じて内科の主治医とも連携をとることが大切です。

年齢だけで手術の可否が決まるわけではありません。80代でも元気に人工関節手術を受ける方はいます。逆に、50代でも持病の状況次第では慎重になる場合もあるため、個別の判断が求められます。

膝の手術にはどんな種類がある?代表的な3つの術式を比較

膝の手術と一口にいっても、病状や年齢によって選ばれる術式は異なります。代表的な手術は「関節鏡視下手術」「高位脛骨骨切り術」「人工膝関節置換術」の3つです。それぞれの特徴を把握しておくと、主治医との話し合いがスムーズに進みます。

関節鏡視下手術は傷が小さく回復も早い

関節鏡視下手術(かんせつきょうしかしゅじゅつ)は、膝に数か所の小さな穴を開け、そこからカメラと器具を入れて行う手術です。半月板の損傷や遊離体(関節ネズミ)の除去などに向いています。

傷口が小さいため身体への負担が少なく、入院期間も数日〜1週間程度と短いのが利点です。ただし、軟骨のすり減りが高度な変形性膝関節症に対しては根本的な解決にならないケースも多く、あくまで初期〜中期の段階で効果を発揮する手術といえるでしょう。

高位脛骨骨切り術で膝の角度を矯正する

高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ、HTO)は、すねの骨(脛骨)を切って角度を変え、膝関節にかかる荷重のバランスを整える手術です。O脚変形が強く、膝の内側だけが傷んでいる中等度の変形性膝関節症に向いています。

自分の関節を温存できるため、術後にスポーツへ復帰したい比較的若い世代(40〜60代前半)に選ばれることが多い術式です。入院期間は約3〜4週間で、リハビリにも数か月を要しますが、自分の骨で歩けるという心理的なメリットは大きいでしょう。

人工膝関節置換術で痛みから解放される

人工膝関節置換術(TKA)は、傷んだ膝関節の表面を金属やポリエチレンでできた人工関節に置き換える手術です。関節全体を置換する「全置換術(TKA)」と、内側だけを置換する「単顆置換術(UKA)」があります。

重度の変形性膝関節症に対して高い除痛効果を発揮し、歩行能力の改善が期待できます。耐用年数は20〜25年ほどといわれ、多くの方が術後に「もっと早く受ければよかった」と感じるほどです。入院期間は2〜4週間程度が目安となります。

代表的な膝の手術3種類の比較

術式入院期間の目安向いている方
関節鏡視下手術数日〜1週間初期〜中期の方
高位脛骨骨切り術3〜4週間中等度・活動的な方
人工膝関節置換術2〜4週間重度・強い痛みの方

膝の手術の入院期間は何日?術式別にくわしく解説

膝の手術を受けるにあたり、入院期間がどれくらいかかるかは仕事や家庭の都合を考えるうえで切実な問題です。術式によって入院日数は大きく異なりますので、事前にしっかり把握しておきましょう。

関節鏡視下手術なら最短で日帰り〜1週間

関節鏡視下手術は身体への侵襲が小さいため、施設によっては日帰りで行う場合もあります。一般的には2〜5日ほどの入院となるケースが多く、術後翌日には松葉杖で歩行できることも珍しくありません。

ただし、半月板の縫合術を行った場合は荷重制限がかかり、1〜2週間程度の入院が必要になることもあります。術式の内容によって入院日数が変わるため、主治医に確認しておくと安心です。

骨切り術の入院は3〜4週間が一般的

高位脛骨骨切り術では骨を切って矯正するため、骨が癒合するまでの安静期間が必要です。術後はギプスや装具で膝を固定し、少しずつ荷重をかけていきます。

骨切り術の入院中スケジュール例

術後経過リハビリ内容生活の目安
1週目ベッド上の筋力訓練車椅子移動
2週目部分荷重歩行の開始杖歩行の練習
3〜4週目全荷重歩行の練習退院準備

人工膝関節置換術の入院期間と退院の目安

人工膝関節置換術の入院期間は、全置換術で3〜4週間、単顆置換術なら2〜3週間が一般的です。近年はクリニカルパスの導入により入院日数の短縮が進んでおり、2週間前後で退院する病院も増えています。

退院の条件として「杖を使って安全に歩行できること」「階段の上り下りが一人でできること」「膝を90度以上曲げられること」の3つを設定する施設が多くみられます。リハビリの進み具合には個人差があるため、焦らず取り組む姿勢が大切です。

入院期間を左右する要因と退院後の注意点

入院期間は年齢、体力、持病の有無、リハビリの進捗によって前後します。高齢者や筋力が低下している方は回復に時間がかかりやすく、入院が長引く傾向にあるでしょう。

退院後も自宅でのリハビリを続けることが回復のカギになります。通院リハビリや訪問リハビリを活用し、少なくとも術後3〜6か月は膝の機能回復に取り組みましょう。

膝の手術にかかる費用はいくら?自己負担額の目安を公開

手術費用は多くの方が気になるポイントです。膝の手術は種類によって医療費が大きく異なりますが、公的医療保険と高額療養費制度を活用すれば、実際の自己負担額はかなり抑えられます。

術式別の手術費用と3割負担時の自己負担額

膝の手術にかかる総額は、関節鏡視下手術で約20〜30万円、高位脛骨骨切り術で約80〜120万円、人工膝関節置換術で約150〜250万円が目安です。これはあくまで手術そのものの費用であり、入院費やリハビリ費用を含むとさらに加算されます。

3割負担の方であれば、関節鏡視下手術で約6〜9万円、骨切り術で約24〜36万円、人工膝関節置換術で約45〜75万円が窓口での支払い目安となります。ただし、高額療養費制度を利用すればさらに軽減される点を覚えておきましょう。

高額療養費制度で手術費用の負担を減らす方法

高額療養費制度とは、1か月の医療費が一定額(自己負担限度額)を超えた場合に、超過分が払い戻される制度です。年齢や所得区分によって上限額は異なりますが、70歳未満で一般所得の方なら月額約8万円程度に収まることが多いでしょう。

事前に「限度額適用認定証」を加入している健康保険に申請しておけば、窓口での支払い自体を自己負担限度額までに抑えることが可能です。入院が決まったら早めに手続きを進めておくと、退院時の会計で慌てずに済みます。

入院中にかかるその他の費用も見落とさない

手術費用だけでなく、差額ベッド代(個室料)、食事代、パジャマなどのリース代、テレビカード代なども費用に含まれます。差額ベッド代は1日あたり数千円〜数万円と病院ごとに差が大きいため、事前に確認しておきましょう。

また、退院後の通院リハビリにも1回あたり数百円〜数千円の費用がかかります。トータルでどれくらいの出費になるかを入院前にシミュレーションしておくと、経済的な不安が軽減されるでしょう。

膝の手術費用と自己負担額の目安

術式総額の目安3割負担時の目安
関節鏡視下手術約20〜30万円約6〜9万円
骨切り術約80〜120万円約24〜36万円
人工関節置換術約150〜250万円約45〜75万円

膝手術のデメリットとリスクを術前にしっかり把握しておこう

膝の手術には痛みの改善という大きなメリットがある一方で、合併症や後遺症のリスクがゼロではありません。術前にデメリットを正しく知っておくことで、過度な期待や不安を避けられます。

感染症・血栓症など術後の合併症リスク

膝の手術に限らず、外科手術には感染症や深部静脈血栓症(DVT)のリスクが伴います。深部静脈血栓症とは、足の静脈に血の塊(血栓)ができる状態で、まれに肺塞栓症を引き起こすこともある怖い合併症です。

感染症の発生率は人工関節手術で約1〜2%とされ、決して高い数字ではありませんが、万が一感染が生じると再手術が必要になる場合もあります。予防として、弾性ストッキングの着用や早期離床、抗凝固薬の使用などが行われます。

人工関節にはゆるみや摩耗のリスクがある

人工関節の耐用年数は20〜25年とされていますが、長年の使用で金属やポリエチレンが摩耗し、ゆるみが生じることがあります。特に活動量の多い方や体重の重い方は摩耗が進みやすい傾向にあるでしょう。

人工関節のゆるみ・摩耗を早期に発見するためのポイント

  • 定期的なレントゲン検査を欠かさず受ける
  • 膝に違和感や痛みが出たらすぐ受診する
  • 体重管理で関節への負担を減らす
  • 過度な衝撃を伴う運動を避ける

術後の可動域制限とリハビリの覚悟

手術をしても、術前と同じ可動域が戻るとは限りません。特に人工関節手術の場合、正座は難しくなることが一般的です。和式トイレの使用やあぐらなど、深く膝を曲げる動作に制限が生じる点は事前に理解しておきましょう。

また、リハビリを怠ると関節が固まって可動域がさらに狭くなる危険があります。術後のリハビリには少なくとも3〜6か月、場合によっては1年程度の継続が求められるため、根気よく取り組む覚悟が必要です。

手術を受けても痛みが完全に消えないケースもある

「手術をすれば痛みがすべてなくなる」と思いがちですが、術後もある程度の違和感や軽い痛みが残ることはあります。天候の変化で膝がうずく、長時間歩くと疲れやすいといった訴えは珍しくありません。

術前の期待値と術後の現実にギャップがあると精神的な落ち込みにつながることもあるため、主治医から手術で得られる効果と限界について十分に説明を受け、納得したうえで手術に臨みましょう。

膝の手術後のリハビリ計画と日常生活への復帰スケジュール

手術が成功しても、リハビリをしっかり行わなければ膝の機能は十分に回復しません。術後のリハビリ計画を知っておくことで、退院後の生活を具体的にイメージできるようになります。

術後翌日から始まるリハビリの内容

現在の膝手術では、術後できるだけ早くリハビリを開始するのが主流です。手術翌日にはベッド上で足首の運動や太ももの筋力訓練を始め、2〜3日目には車椅子やベッドサイドでの立ち上がり練習へ進みます。

早期にリハビリを始める理由は、筋力の低下を防ぐだけでなく、血栓症の予防にも有効だからです。痛みが強いときには鎮痛剤で痛みをコントロールしながら、少しずつ活動量を上げていきます。

退院後の通院リハビリはいつまで続けるべきか

退院後は週1〜2回のペースで外来リハビリに通う方が多く、期間としては3〜6か月が目安です。骨切り術の場合は骨の癒合に時間がかかるため、より長期のフォローが必要になることもあります。

自宅でもストレッチや筋トレを毎日続けることが回復を左右します。理学療法士から指導されたメニューを地道にこなすことが、日常生活へのスムーズな復帰につながるでしょう。

仕事復帰・スポーツ復帰の目安は術式で異なる

デスクワーク中心の仕事であれば、関節鏡視下手術なら2〜4週間、骨切り術や人工関節手術なら2〜3か月で復帰できるケースが多いです。立ち仕事や肉体労働の場合は、さらに1〜2か月の余裕をみたほうがよいでしょう。

スポーツへの復帰は、関節鏡視下手術なら1〜2か月、骨切り術なら6か月〜1年、人工関節手術なら軽い運動で3〜6か月が目安となります。ゴルフやウォーキングは比較的早く再開できますが、ジョギングやテニスなどの衝撃の大きい競技は慎重に判断してください。

術式別の復帰時期の目安

術式デスクワーク復帰軽い運動の再開
関節鏡視下手術2〜4週間1〜2か月
骨切り術2〜3か月6か月〜1年
人工関節置換術2〜3か月3〜6か月

手術を受ける病院選びで後悔しないために確認すべきポイント

同じ手術でも、病院や執刀医によって技術レベルや入院環境には差があります。手術の結果を大きく左右するのは病院選びといっても過言ではないため、事前のリサーチが欠かせません。

膝の手術実績が豊富な病院を選ぶ

年間の手術件数は病院の技術力を測るひとつの指標です。人工膝関節置換術であれば、年間100例以上を手がけている施設は経験が豊富と判断してよいでしょう。

病院選びで確認したい項目

  • 膝関節手術の年間実施件数
  • 日本整形外科学会の専門医が在籍しているか
  • 術後リハビリ体制の充実度
  • クリニカルパスの有無と入院日数の目安

病院のホームページや地域の医療情報サイトで手術実績を公開している施設も増えています。複数の病院を比較検討し、自分が安心して任せられる環境を見つけましょう。

セカンドオピニオンで納得してから手術を決める

主治医から手術を勧められたとき、「本当にこの術式でいいのか」「別の治療法はないのか」と迷うのは自然なことです。そんなときはセカンドオピニオンを利用しましょう。

セカンドオピニオンとは、担当医以外の医師に意見を求めることで、多くの病院が対応窓口を設けています。紹介状や画像データを持参して別の専門医に相談すれば、治療方針に対する確信が得られ、手術への安心感が高まるでしょう。

術後のフォロー体制とリハビリ環境をチェックする

手術がうまくいっても、退院後のリハビリやフォロー体制が不十分では回復が遅れてしまいます。入院中のリハビリスタッフの人数、退院後の外来リハビリの頻度、自宅が遠い場合の転院先の連携体制などを事前に確認しておくと安心です。

理学療法士が常駐し、個別プログラムを組んでくれる病院であれば、膝の機能回復をしっかりサポートしてもらえます。手術の技術と同じくらい、術後のケア体制に注目してください。

よくある質問

変形性膝関節症の手術後に正座はできるようになる?

人工膝関節置換術を受けた場合、正座ができるまで膝を深く曲げることは難しくなります。術後に獲得できる可動域は個人差がありますが、多くの方は膝を120〜130度程度まで曲げられるようになります。

正座には約150度の屈曲が必要なため、人工関節では構造的に限界があるのが現状です。一方、骨切り術であれば自分の関節を温存するため、正座に近い動作ができる可能性は比較的残ります。術前に主治医に生活スタイルを伝え、どの程度の動作が可能になるか相談しておきましょう。

膝の手術で入院中に必要な持ち物は何がある?

膝の手術で入院する際には、パジャマ(前開きが便利)、タオル類、洗面用具、室内用のスリッパ(滑りにくいもの)、保険証や限度額適用認定証などを準備しましょう。リハビリ用の運動靴は、かかとが安定した歩きやすいものを選ぶと術後の歩行訓練がスムーズに進みます。

また、入院中は暇な時間も多いため、スマートフォンの充電器や本、イヤホンなども持っていくと過ごしやすくなります。病院によってはレンタルサービスを利用できる場合もあるため、入院案内の資料を事前に確認してください。

膝の人工関節手術を受けたあとに飛行機には乗れる?

人工膝関節を入れたあとも飛行機には問題なく搭乗できます。ただし、空港の金属探知機に反応する場合があるため、主治医に「人工関節カード」や英文の診断書を発行してもらっておくとスムーズです。

術後すぐの長時間フライトはエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)のリスクがあるため、術後3か月以上経過してから搭乗するのが望ましいでしょう。機内ではこまめに足首を動かし、水分をしっかり摂ることが大切です。

膝の手術を受ける年齢に上限はある?

膝の手術に明確な年齢の上限はありません。80代や90代の方が人工膝関節置換術を受ける例も珍しくなく、全身状態が安定していれば年齢だけで手術を断られることは少ないでしょう。

ただし、高齢になるほど心肺機能の低下や持病の影響で麻酔や手術のリスクが高まります。術前の検査で全身状態を丁寧に評価し、内科医や麻酔科医を含むチームで安全性を確認したうえで手術の可否が判断されます。

膝の手術後にやってはいけない動作や運動は何がある?

人工膝関節置換術のあとは、正座やしゃがみ込みなど膝を深く曲げる動作を避けるよう指導されるのが一般的です。和式トイレの使用やあぐらも膝への負担が大きいため、洋式トイレや椅子中心の生活に切り替えましょう。

運動面では、ジョギング、サッカー、バスケットボールなど膝への衝撃が強い競技は人工関節の摩耗を早める恐れがあるため推奨されません。ウォーキング、水泳、サイクリング、ゴルフなどは比較的安全に楽しめる運動として多くの医師が推奨しています。

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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