大腿骨頸部骨折の手術と治療法|高齢者の手術リスクと選択肢
大腿骨頸部骨折は、高齢者に多い股関節の骨折で、転倒をきっかけに起こるケースがほとんどです。骨折後は歩行が困難になり、寝たきりにつながるおそれがあるため、早期の治療判断が欠かせません。
手術にはいくつかの方法があり、骨折のタイプや患者さんの体力・持病によって選ぶべき術式が変わります。この記事では、大腿骨頸部骨折の手術方法と保存的治療、高齢者特有のリスク、そして術後のリハビリまでを、整形外科の現場で20年以上の経験をもつ医師の視点から丁寧に解説します。
ご自身やご家族が大腿骨頸部骨折と診断されて不安を感じている方に、正しい情報で安心をお届けできれば幸いです。
目次
大腿骨頸部骨折はなぜ高齢者に多いのか──転倒と骨粗しょう症が重なる危険
大腿骨頸部骨折が高齢者に集中する原因は、骨粗しょう症による骨の脆弱化と、加齢に伴う転倒リスクの増加が同時に起こるためです。若い方であれば耐えられる程度の衝撃でも、骨密度が低下した高齢者の大腿骨頸部は簡単に折れてしまいます。
大腿骨頸部骨折が起きやすい場所と骨の構造
大腿骨頸部とは、太ももの骨(大腿骨)の上端にある「くびれた部分」を指します。股関節の関節包(かんせつほう)という袋の内側に位置しており、血流が乏しい特徴があります。
血流が少ないということは、骨折した場合に自然治癒しにくいことを意味します。とくに高齢者は骨密度の低下が加わるため、骨がつきにくく、壊死(えし)のリスクも高まるのです。
骨粗しょう症と転倒が重なると骨折しやすい
骨粗しょう症は閉経後の女性に多く見られますが、男性でも70歳を超えると急増します。骨の内部がスカスカになると、ちょっとした転倒でも大腿骨頸部に大きな力が集中し、折れてしまうことがあります。
| リスク要因 | 内容 | 対象者 |
|---|---|---|
| 骨粗しょう症 | 骨密度の低下で骨が脆くなる | 閉経後の女性、高齢男性 |
| 筋力低下 | バランス維持が困難になる | 運動習慣の少ない方 |
| 視力障害 | 段差や障害物を見落とす | 白内障・緑内障のある方 |
| 薬の副作用 | めまい・ふらつきを起こす | 複数の薬を服用中の方 |
年齢・性別ごとの骨折発生率に見る特徴
大腿骨頸部骨折は75歳以上で急激に増加し、女性の発生率は男性の約2〜3倍とされています。日本は世界でも高齢化が進んでいるため、年間の発生件数も増加傾向にあります。
骨折予防のためには、日ごろの転倒対策と骨密度検査が大切です。家庭内でのつまずき防止や手すりの設置など、住環境の整備も有効な手段といえるでしょう。
大腿骨頸部骨折の種類と診断──Garden分類で手術方針が決まる
大腿骨頸部骨折は骨のずれ具合(転位の程度)によって分類され、そのタイプごとに治療方針が異なります。国際的に広く用いられるGarden分類(ガーデン分類)で骨折の重症度を判断し、手術か保存的治療かを判断します。
Garden分類で4つに分けて骨折の程度を判断する
Garden分類では、骨折を4つのステージに分けます。ステージ1は不完全骨折で骨のずれがほとんどありません。ステージ2は完全骨折ですが転位はなく、骨がそのままの位置を保っています。
ステージ3になると骨が部分的にずれ、ステージ4では完全に離れてしまいます。臨床の現場では、ステージ1・2を「非転位型」、ステージ3・4を「転位型」として大きく2つに分け、治療方針を決定するのが一般的です。
レントゲン・CT・MRIで正確に判断する
大腿骨頸部骨折の診断には、まずレントゲン撮影を行います。骨折線がはっきり見える場合はレントゲンだけで診断がつきますが、微細な骨折や不完全骨折ではCTやMRIが必要になることも少なくありません。
とくにMRIは初期段階の骨折を見逃しにくいため、レントゲンでは異常がないのに強い痛みが続く場合に有用です。
転位型と非転位型で治療方針が大きく変わる
非転位型(Garden 1・2)であれば、骨接合術(こつせつごうじゅつ)というスクリューやピンで骨を固定する手術が第一選択になります。一方、転位型(Garden 3・4)では骨頭への血流が途絶えやすく、人工関節置換術を選択するケースが多くなります。
この判断は手術後の生活の質を大きく左右するため、整形外科医が患者さんの全身状態を考慮しながら慎重に決定します。
| 分類 | 骨折の状態 | 主な治療法 |
|---|---|---|
| Garden 1(非転位型) | 不完全骨折、ずれなし | 骨接合術 |
| Garden 2(非転位型) | 完全骨折、ずれなし | 骨接合術 |
| Garden 3(転位型) | 完全骨折、部分的にずれ | 人工関節置換術 |
| Garden 4(転位型) | 完全骨折、完全にずれ | 人工関節置換術 |
大腿骨頸部骨折の手術方法は3つ──骨接合術・人工骨頭・人工股関節のちがい
大腿骨頸部骨折の手術には、大きく3つの方法があります。骨接合術(内固定術)、人工骨頭置換術(じんこうこっとうちかんじゅつ)、そして人工股関節全置換術(THA)です。それぞれに利点と欠点があり、骨折のタイプと患者さんの状態で使い分けます。
骨接合術(内固定術)は骨をスクリューで固定する方法
骨接合術は、折れた骨をもとの位置に戻し、金属のスクリューやピンで固定する方法です。手術時間が比較的短く、出血量も少ないため、身体への負担が軽いという利点があります。
おもに非転位型骨折(Garden 1・2)の患者さんに適応されます。ただし、骨がうまくつかない「偽関節」や、骨頭が壊死する「大腿骨頭壊死症」のリスクが一定程度あり、再手術が必要になるケースも報告されています。
人工骨頭置換術は壊れた骨頭だけを金属に替える手術
人工骨頭置換術は、損傷した大腿骨頭を金属やセラミックの人工物に置き換える手術です。受け皿である骨盤側の臼蓋(きゅうがい)はそのまま残すため、人工股関節全置換術と比べて手術時間が短く、脱臼のリスクも低い傾向にあります。
| 手術方法 | おもな対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| 骨接合術 | 非転位型骨折 | 身体への負担が少ない。再手術率がやや高い |
| 人工骨頭置換術 | 転位型骨折・高齢者 | 手術時間が短め。活動量の少ない方向け |
| 人工股関節全置換術 | 転位型骨折・活動的な方 | 長期的な機能回復に優れる。手術はやや大がかり |
人工股関節全置換術(THA)は股関節全体を人工物に替える
人工股関節全置換術は、大腿骨頭だけでなく骨盤側の臼蓋も人工物に置き換える手術です。関節としての機能がもっとも高く回復しやすいため、もともと活動量の多い高齢者に適しています。
ただし、手術時間が長くなり、出血量も増える傾向があります。脱臼リスクも人工骨頭置換術よりやや高いとされていますが、近年はデュアルモビリティカップという脱臼予防の技術も普及してきました。
どの手術を選ぶべきかは「骨折のタイプ」と「全身の状態」で決まる
術式の選択では、骨折の転位度に加えて、患者さんの年齢、活動レベル、認知機能、持病の有無が総合的に判断されます。高齢でも日常生活を自立して送っている方にはTHAが勧められることもありますし、全身状態が厳しい方には人工骨頭置換術のほうが安全です。
どの手術が正解かは一律には決まりません。担当医と十分に話し合い、ご本人やご家族が納得したうえで選択することが大切です。
高齢者が大腿骨頸部骨折の手術を受けるときのリスクと合併症を知っておこう
高齢者が大腿骨頸部骨折の手術を受ける場合、若い世代と比べて合併症のリスクが高くなります。心臓や肺の持病、認知症、栄養状態などが手術の安全性に直結するため、術前の全身評価が非常に大切です。
手術前に確認すべき全身のリスク評価
手術前には、ASA分類(米国麻酔科学会の全身状態分類)という指標で患者さんの身体的なリスクを評価します。ASAクラスが3以上(重い全身疾患あり)の場合は、術後の合併症率と死亡率が上昇するとの研究報告があります。
また、血液検査によるアルブミン値や貧血の有無、腎機能のチェックも欠かせません。低栄養状態の高齢者は傷の治りが遅くなるため、術前から栄養管理を始める場合もあります。
術後に注意が必要な合併症
大腿骨頸部骨折の術後に多い合併症としては、肺炎、深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう:足の静脈に血のかたまりができる病気)、せん妄(意識の混乱状態)、尿路感染症などが挙げられます。
とくに肺炎は術後の死亡原因として上位に入ります。長時間の臥床(がしょう:寝たきりの状態)を避け、早期に体を起こすことで肺炎リスクを下げられるため、手術のタイミングも重要な判断材料になります。
手術後の死亡率と影響を及ぼす因子
大腿骨頸部骨折の術後1年以内の死亡率は、報告によって14〜30%前後とされています。高齢であるほど、また持病が多いほど死亡率は上がります。
ただし、手術をしないことで寝たきりの期間が長引くと、肺炎や褥瘡(じょくそう:床ずれ)のリスクがさらに高まるため、「手術をしない=安全」というわけではありません。手術のリスクと手術をしないリスクの両方を比較して、総合的に判断する必要があります。
| 合併症 | 発生しやすい時期 | 予防策 |
|---|---|---|
| 肺炎 | 術後数日〜1週間 | 早期離床・呼吸訓練 |
| 深部静脈血栓症 | 術後1〜2週間 | 弾性ストッキング・抗凝固薬 |
| せん妄 | 術後1〜3日 | 環境調整・疼痛管理 |
| 褥瘡 | 長期臥床時 | 体位変換・栄養改善 |
手術しない選択肢はあるのか──大腿骨頸部骨折の保存的治療と限界
大腿骨頸部骨折において手術を行わない「保存的治療」は、全身状態が極めて厳しい方や手術のリスクが著しく高い方に限定して検討されます。原則として、手術による早期離床が推奨されるのが現在の医療の標準です。
保存的治療が選ばれるのはどんなとき
保存的治療が検討されるのは、重度の心不全や呼吸不全で全身麻酔に耐えられない場合、あるいは高度の認知症でもともと寝たきりに近い状態の場合です。こうしたケースでは、手術の負担が回復の見込みを上回ると判断されることがあります。
ただし、保存的治療を選んだ場合でも、痛みの管理や褥瘡の予防、肺炎対策などの看護・介護が求められます。
保存的治療の方法と具体的な流れ
保存的治療では、安静と疼痛管理が柱になります。鎮痛薬の投与に加え、骨折部が動かないようにする牽引療法(けんいんりょうほう)を行う場合もあります。
ベッド上でのリハビリを早い段階から始め、可能であれば車椅子への移乗を目指します。完全な歩行回復は難しい場合が多いものの、苦痛の軽減と生活の質の維持が目標になります。
保存的治療が検討される代表的なケース
- 重度の心不全・呼吸不全で手術に耐えられない場合
- 高度の認知症で、もともと歩行していなかった場合
- 悪性腫瘍の末期など、全身の予後が非常に限られている場合
保存的治療を選んだ場合のリスクを正直にお伝えします
保存的治療の場合、長期間の臥床が避けられないため、肺炎・深部静脈血栓症・褥瘡・筋力低下のリスクが大幅に高まります。報告によっては、保存的治療群の1年死亡率は手術群と比べて明らかに高いとされています。
「手術が怖い」「高齢だから手術はかわいそう」という気持ちは理解できますが、医学的には手術を受けたほうが生存率も生活の質も改善するケースがほとんどです。ご家族だけで判断せず、主治医とよく相談してください。
手術のタイミングが生死を分ける──大腿骨頸部骨折は48時間以内の手術が目標
大腿骨頸部骨折において、手術までの時間は患者さんの予後に大きく影響します。複数の研究から、入院後48時間以内の手術が死亡率と合併症を減少させることが示されています。
なぜ早期手術が推奨されるのか
骨折して動けない時間が長くなるほど、肺炎や血栓症などの合併症が発生しやすくなります。寝たきりの時間を最小限に抑えるためには、可能な限り早く手術を行い、翌日からリハビリを始めることが望ましいのです。
31,000人以上の患者データを分析した研究では、48時間以内に手術を受けた群の1年以内の死亡リスクが約20%低下したと報告されています。
手術を遅らせざるを得ないケースもある
すべての患者さんが48時間以内に手術を受けられるわけではありません。血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用している場合は、薬の効果が抜けるまで待つ必要があることもあります。
心臓や肺に問題を抱えている場合は、内科的な安定化を優先することもあるでしょう。重要なのは「単に待つ」のではなく、待っている間にも積極的に全身状態を整え、手術に向けた準備を進めることです。
家族として知っておくべき入院後の流れ
救急搬送後、まずレントゲンやCTで骨折の状態を確認します。同時に血液検査や心電図で全身状態を評価し、手術の可否を判断します。手術日が決まったら、担当医から術式やリスクについて説明がありますので、不明な点は遠慮なく質問してください。
手術タイミング別の特徴
- 24時間以内──合併症・死亡率が低いが、全身状態の確認を迅速に進める必要がある
- 24〜48時間──十分な準備期間を確保しやすく、抗凝固薬の調整が間に合う場合が多い
- 48時間超──内科的安定化が図れる反面、合併症リスクが高まりやすい
術後のリハビリで歩行能力を取り戻す──大腿骨頸部骨折後の回復を支える3つの柱
大腿骨頸部骨折の手術後、できるだけ早くリハビリを開始することが歩行能力の回復に直結します。術後リハビリの3つの柱は「早期離床」「段階的な運動療法」「多職種チームによる支援」です。
術後翌日から始める早期離床の意義
手術翌日から体を起こし、座る練習を始めるのが現在の標準的な方針です。ベッド上で長期間安静にしていると、筋力の低下は驚くほど速く進みます。1週間の安静で筋力は10〜15%低下するとも言われており、高齢者にとっては致命的な衰えになりかねません。
| リハビリの時期 | 内容 | 目標 |
|---|---|---|
| 術後1〜3日 | ベッド上での座位訓練・足の運動 | 起き上がれるようになる |
| 術後4〜14日 | 立位訓練・歩行器での歩行練習 | 支えありで歩ける |
| 術後2週間〜 | 杖歩行・階段昇降の練習 | 自宅生活に近づける |
段階的に負荷を上げていく運動療法
リハビリの内容は、術式によって荷重の許可時期が異なります。人工関節置換術では手術翌日から全荷重が許可されることが多い一方、骨接合術では骨の癒合状況を見ながら段階的に体重をかけていく場合もあります。
理学療法士が患者さん一人ひとりの筋力や痛みの程度を見ながら、負荷を調整してプログラムを組みます。焦らず、しかし怠けずに取り組むことが回復への近道です。
多職種で支える退院後の生活
大腿骨頸部骨折のリハビリは、整形外科医だけでなく、理学療法士・作業療法士・看護師・管理栄養士・ソーシャルワーカーなど多くの専門職が連携して行います。入院中のリハビリだけでなく、退院後の回復期リハビリテーション病棟や通所リハビリの利用も視野に入れておくとよいでしょう。
ご自宅に戻ったあとも、転倒予防の住環境整備や継続的な運動習慣が再骨折の予防に直結します。一度骨折を経験した方は再び骨折するリスクが高いため、退院後の生活設計まで含めて主治医や専門スタッフと相談しておきましょう。
よくある質問
大腿骨頸部骨折の手術は何歳まで受けられますか?
大腿骨頸部骨折の手術に、年齢だけで一律に制限をかけることはありません。90歳以上の方でも手術を受けて歩行能力を回復されるケースは珍しくなく、年齢よりも全身の健康状態が手術の可否を左右します。
心臓や肺の機能、認知症の程度、栄養状態などを総合的に評価し、手術の利益がリスクを上回ると判断されれば、高齢であっても手術が推奨されます。ご本人やご家族が不安に感じるのは当然ですが、主治医に遠慮なく相談してみてください。
大腿骨頸部骨折の手術後、歩けるようになるまでどのくらいかかりますか?
個人差はありますが、人工関節置換術の場合は手術翌日から立つ練習を始め、2〜3週間で歩行器や杖を使った歩行が可能になる方が多いです。自力での安定した歩行までは、おおむね1〜3か月を目安に考えてください。
骨接合術の場合は骨の癒合を待つ必要があるため、全荷重歩行の許可が出るまでやや時間がかかる傾向にあります。リハビリへの積極的な取り組みが回復速度に大きく影響するため、無理のない範囲で毎日続けることが重要です。
大腿骨頸部骨折で人工骨頭と人工股関節のどちらを選ぶべきですか?
人工骨頭置換術と人工股関節全置換術のどちらが適しているかは、患者さんの活動レベルと全身状態によって変わります。もともと活動的で、長期的な関節機能を重視したい方には人工股関節全置換術が勧められることが多いでしょう。
一方、持病が多く手術時間を短くしたい方や、日常の活動量がもともと少ない方には、人工骨頭置換術のほうが安全性の面で優れています。どちらが良いかは一概に言えませんので、担当の整形外科医と相談しながら決めてください。
大腿骨頸部骨折の手術を受けないとどうなりますか?
大腿骨頸部骨折で手術を行わない場合、長期間の安静が必要となり、肺炎・深部静脈血栓症・褥瘡・筋力低下などの合併症リスクが高まります。寝たきりの期間が長引くことで、全身の体力が急速に衰えてしまうことも珍しくありません。
保存的治療が選ばれるのは、手術のリスクが回復の見込みを上回る場合に限られます。「手術が怖いから受けない」という判断は、かえって危険を高めてしまう可能性があるため、医師に率直な気持ちを伝えたうえで一緒に考えることをおすすめします。
大腿骨頸部骨折の予防のために日常生活で気をつけるべきことは何ですか?
大腿骨頸部骨折を予防するには、転倒を防ぐことと骨を強くすることの2つが柱になります。家庭内では、廊下や浴室に手すりを設置し、つまずきやすい段差やカーペットのめくれを解消することが効果的です。
骨密度を維持するためには、カルシウムやビタミンDの摂取に加え、適度な運動習慣も大切です。とくにウォーキングやスクワットなどの荷重運動は骨を刺激し、骨密度の低下を抑える効果があるとされています。かかりつけ医に相談しながら、無理のない範囲で続けてみてください。
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