この度、北城理事長・中澤部長よりお気遣いいただき、8月8日〜10日の3日間、第104回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に理学療法士としてメディカルサポートに行ってきました。
目次
甲子園のメディカルサポート
今回は、実際のメディカルサポートの現場、メディカルサポートに行くまでの準備と今後のスポーツ支援について、お話していきたいと思います。
今回、甲子園のメディカルサポートに行かせていただいた背景には、自分自身のスポーツ選手に携わりたい気持ちと院内のスポーツ支援を活発化していきたいという思いから参加しました。
当院は、開業から3年が経過し、理事長をはじめ、各スタッフの尽力もあり外来患者様の来院数が1日平均300人弱、多い日は350人超と、とても多くの患者様が来院されています。
リハビリテーション部では、中澤部長や新海主任のもと、"スポーツ支援の強化"に向け力を入れています。私自身は、野球肘検診には数回参加したことはありましたが、今回のような全国規模の大会のメディカルサポートには参加したことはありませんでした。その為、実際の現場はどのようなものなのかを知りたく、応募しました。抽選の結果、3日間サポートすることになりました。
甲子園のメディカルサポート当日は、緊張とワクワクが入り混じり、選手対応がしっかりできるか内心ドキドキしていました。事前に準備できることは行ったし、何かあれば選手の力になる方法を選択しよう、経験が豊富な先生方もいるので適宜報告・相談しながら行うことを心に誓い、現場に入りました。
現場に入ってみて
現場入りすると、当日の流れや役割などのミーティングがあり、それぞれのスタッフがサポートに向け動いていきます。
サポート内容については秘密保持があり、ここでは詳細は割愛させていただきますが、私自身は、試合前〜試合後まで、計11試合のメディカルサポートをさせていただきました。
新聞の記事にもありますように、炎天下・大舞台での試合で、"熱中症"になる選手や”足が攣る”選手がみられました。私たち理学療法士は、選手の表情や足取り、仕草などに常に目を配り、気になる選手がいれば体調の確認や身体の確認など、医師や看護師、高野連のスタッフの方々と連携しながら行いました。
帽子やスパイクの色を従来の黒色から白色に変更したり、ベンチ裏では各校で様々な熱中症対策をされており、私自身もこのような対策があるんだと非常に勉強になりました。
*この新聞記事は、担当患者様からのご配慮もありいただきました。
今回の甲子園のメディカルサポートでは、隙間時間に他院の先生方と普段の仕事で悩んでいることなどを相談しあったり、スポーツチームや選手のサポートの実際など、普段聞けないような様々な話をすることができ、とても”刺激”をいただきました。
今回選手の皆さんやスタッフの皆さんたちから与えてもらった素晴らしい経験やエネルギーを糧として、今後のスポーツ支援や普段の臨床により一層精進してまいります。
次回は、メディカルサポートに行くまでの準備と今後のスポーツ支援についてお話していきたいと思います。
当院のご紹介
整形外科の診療に必要な『すべて』が揃った診療所
当院は、各種専門領域を持った医師の診療に加え、大学病院と同様の医療機器を有し、かつ、理学療法士・作業療法士によりリハビリテーションも積極的におこなっている診療所です。また、併設の慶友整形外科脊椎関節病院では手術加療も行なっております。
そのため当院では、整形外科疾患におけるほぼ全ての治療を提供することができます。
当院の『7つの特徴』や『ミッション』についてご案内いたします。
各部門の専門家が集まった特殊外来を設置
当院は、一般的な関節の痛みや筋肉の痛みを診る整形外科の他に、「脊椎(首・腰)」、「肩関節」、「股関節」、「膝関節」、「手」、「足」とそれぞれの専門家が集まった専門外来を用意しております。
他院で診断がつかない症状に関して、各領域の専門家が診察をいたします。
手や足が痺れる、膝や股関節は痛い、背中が曲がってきたなどの症状でお困りの方へ。
都内最大級のリハビリ室を完備
患者様の健康を取り戻すため、当院ではリハビリテーションに力を入れております。
国家資格を有するセラピスト達が、責任を持って治療を行います。
腰が痛い、姿勢が悪い、歩くとふらつくなどの症状でお困りの方へ。
交通事故診療に強い整形外科専門医が診察
不幸にも交通事故に遭われた患者様の多くは、「事故のことは保険屋さんに聞けば良いが、体の不調をどこに相談すれば良いのかわからない」という悩みを抱えていらっしゃいます。
当院では交通事故診療に強い整形外科専門医が治療を行います。ぜひ一度ご相談ください。
当院は、整形外科専門医が交通事故治療を行う医療機関です。