今回は、実際に当院で行なっている外傷対応についてご紹介していきます。
目次
今回の10秒まとめ
① 外傷とは身体の外から受けた傷のことをいいます。
② よく見られるものは身体的外傷が多いです。
③ 当院ではリハビリテーションとして外傷対応を行なっています。
外傷とは?
外傷とは、「外的要因による組織または臓器の損傷の総称」を意味する言葉です。
わかりやすく言うと、身体の外から受けた力(=外力)によって身体が傷つくことを意味した言葉です。
外傷には、精神医学における『心的外傷(トラウマ)』と上記にしました『身体的外傷』の2種類があります。
今回は、『身体的外傷』について説明をしていきます。
身体的外傷の種類
身体的外傷は、大きく分けると次の6つに分けることができます。
- 物理的要因によるもの(切り傷や擦り傷)
- 内部的なもの(捻挫や骨折)
- 熱的要因によるもの(やけど、凍傷)
- 電気的要因によるもの
- 放射線要因によるもの
- 科学的要因によるもの
この中で皆さんがよく目にしたり、実際になることが多いものは1〜3の要因かと思います。
また、主に整形外科で扱うことが多い外傷も1〜3の要因がほとんどです。
当院でも1日の新規の来院患者様の約50%の患者さんが何かしらの外傷を理由に受診されています。
当院で行なっている外傷対応の内容
当院で行なっているリハビリテーション治療を下記に示します。
<当院のリハビリテーション治療>
- 疾患別リハビリテーション
- 術後・骨折後のリハビリテーション
- ストレッチ指導
- 外傷対応
そして、このリハビリテーション治療の中に外傷対応があり、当院でもこの部分治療を医師の指示のもとで、トレーナーが中心となり対応を行っております。
当院で行ってる外傷対応には以下のものがあります。
<当院での外傷対応>
- アイシング
- テーピング、バンテージ
- サポーター指導
- 松葉杖指導
テーピング・バンテージでは、トレーナーが実際にテープを巻くことはもちろん、日常生活中や部活前、運動前などに患者様がご自身で巻くことができるようにわかりやすく指導も行っています。
受診から外傷対応までの流れ
当院におけるリハビリテーションや外傷対応の流れは以下のようになっております。
- 日常生活中や運動中、部活中などに怪我や捻挫などをしてしまった。
- 当院にご受診いただき、スタッフが怪我の状況などを確認(問診)いたします。
- 医師が診察を行います。必要に応じて、エコー、レントゲン、CT、MRIなどの画像診断を行います。
- 医師による診断の結果、疾患別のリハビリテーションや外傷対応などの治療を選択します。
- リハビリテーション室でリハビリ・外傷対応を行います。
- 最後にお会計をし終了となります。
怪我をなされた場合、遠慮せず当院までご相談ください。
当院のご紹介
各部門の専門家が集まった専門外来を設置
当院は、一般的な関節の痛みや筋肉の痛みを診る整形外科の他に、「脊椎(首・腰)」、「肩関節」、「股関節」、「膝関節」、「手」、「足」とそれぞれの専門家が集まった専門外来を用意しております。
他院で診断がつかない症状に関して、各領域の専門家が診察をいたします。
手や足が痺れる、膝や股関節は痛い、背中が曲がってきたなどの症状でお困りの方へ
都内最大級のリハビリ室を完備
患者様の健康を取り戻すため、当院ではリハビリテーションに力を入れております。
国家資格を有するセラピスト達が、責任を持って治療を行います。
腰が痛い、姿勢が悪い、歩くとふらつくなどの症状でお困りの方へ
交通事故診療に強い整形外科専門医が診察
不幸にも交通事故に遭われた患者様の多くは、「事故のことは保険屋さんに聞けば良いが、体の不調をどこに相談すれば良いのかわからない」という悩みを抱えていらっしゃいます。
当院では交通事故診療に強い整形外科専門医が治療を行います。ぜひ一度ご相談ください。
当院は、整形外科専門医が交通事故治療を行う医療機関です。