今回は、胸郭の可動性をアップして、スポーツ時の肩肘の負担を軽減していくためのエクササイズになります。
胸郭は、日常生活の中でも動かすことが少ない部位です。意識して動かすようにしたり、ストレッチを行わないと固くなってしまいます。
胸郭が硬くなると、頸部や腰部の負担が増えたり、自律神経失調症、スポーツ動作での肩や肘の負担が増えることになります。
特にオーバーヘッド動作がある競技(野球やバレー、バドミントンなど)を行う方は特に必見のエクササイズになります。
目次
今回のエクササイズのポイント
胸郭は、脊柱の胸椎、肋骨、胸骨、鎖骨で構成させる部位になります。
「胸郭を動かす?」、「どこを動かしたらいいの?」と思う方は、動きの支点はみぞおちを意識してください。
胸郭を動かしていく際の注意点は、かならず腰椎は安定させておくことです。
身体をねじる動きは、スポーツ動作では必ずあります。その動きが腰で行われてしまうと、腰痛や腰部の疾患につながってしまいます。
腰ではなく、胸郭を支点にして身体をねじる動きを行うことで怪我予防につながります。
みぞおちから身体をねじるように動くことで、胸郭の動きを引き出すことができます。それを意識して行ってみてください。
効果
②スポーツ時の肩や肘の負担軽減
③腰痛改善
回数
まずは10回から始めてみましょう。できてきたら、20回行ってみてください。
動作方法
下の動画も確認しつつ、以下の動きを行ってください。
②肘を突き出して肩甲骨をすこし外側に開いて保ち安定させる。
③息を吸いながらみぞおちを天井に向けて開くように体をねじる。
④息を吐きながら、開いた胸を正面に戻す。
※必ず、へそ、お腹は正面を向けたまま行い、胸の動きを出していく。
注意点
必ず肘を突き出したまま行い、肩甲骨を引かないように注意する。
四つ這いで手をつくと痛い方は無理をしないようにしましょう。
※違和感や痛みがある場合は、無理をしないようにしてください。エクササイズにより痛みや異変を生じた場合は、直ちエクササイズをに中止してください。
エクササイズ紹介
他にも自宅でできる簡単エクササイズを紹介していますので、ご興味があれば見てみてください。
https://www.instagram.com/keisuke_pilates_pt/
当院のご紹介
整形外科の診療に必要な設備が整った診療所
当院は、各種専門領域を持った医師の診療に加え、大学病院と同様の医療機器を有し、かつ、理学療法士・作業療法士によりリハビリテーションも積極的におこなっている診療所です。また、併設の慶友整形外科脊椎関節病院では手術加療も行なっております。
そのため当院では、整形外科疾患におけるほぼ全ての治療を提供することができます。
当院の『7つの特徴』や『ミッション』についてご案内いたします。
各部門の専門家が集まった特殊外来を設置
当院は、一般的な関節の痛みや筋肉の痛みを診る整形外科の他に、「脊椎(首・腰)」、「肩関節」、「股関節」、「膝関節」、「手」、「足」とそれぞれの専門家が集まった専門外来を用意しております。
他院で診断がつかない症状に関して、各領域の専門家が診察をいたします。
手や足が痺れる、膝や股関節は痛い、背中が曲がってきたなどの症状でお困りの方へ。
都内最大級のリハビリ室を完備
患者様の健康を取り戻すため、当院ではリハビリテーションに力を入れております。
国家資格を有するセラピスト達が、責任を持って治療を行います。
腰が痛い、姿勢が悪い、歩くとふらつくなどの症状でお困りの方へ。
交通事故診療に強い整形外科専門医が診察
不幸にも交通事故に遭われた患者様の多くは、「事故のことは保険屋さんに聞けば良いが、体の不調をどこに相談すれば良いのかわからない」という悩みを抱えていらっしゃいます。
当院では交通事故診療に強い整形外科専門医が治療を行います。ぜひ一度ご相談ください。
当院は、整形外科専門医が交通事故治療を行う医療機関です。