今回は、腰痛をやわらげる背骨エクササイズ②ということで、背骨を意識した流れるような背骨ストレッチをご紹介したいと思います。
背骨を意識してストレッチのコツは『背骨を動かす』ことです。
また、ストレッチの際に腹式呼吸を意識することで、副交感神経を優位にし、自律神経を整える効果も期待できます。
ぜひ実践してみてください。
目次
今回の背骨エクササイズのポイント
今回のエクササイズは、寝ながら背骨を動かす4つの運動を流れるように行っていきます。
自宅で横になってテレビを見たりしているときなどにぜひ行ってほしいエクササイズになります。
背骨を単純に丸めていくのではなく、「胸の前の空間を潰さないように」を意識して背骨を動かしていきましょう。
胸の前の空間を潰さないようにすることで、背骨を一つずつの間を過度に潰すことなく伸びたまま丸めていくことができます。
すべての動きができなくても構いませんので、できるものだけでも分けて行ってみてください。
エクササイズの種目によって背骨への負荷が変わるので一つずつ行ってみてください。
背骨の動きを改善することで、腰痛改善につなげていきましょう。
できる方は日常生活のルーティンの中で取り入れていただけると、背骨の動きがとても良くなります。ぜひ行ってみてください。
その際、腹式呼吸を意識しましょう。呼吸法は本来意識することのできない自律神経に対して、自ら介入できる方法の一つです。
腹式呼吸を意識することで、副交感神経の働きを優位にすることが可能です。
効果
回数
まずは5回から始めてみましょう。できてきたら、10回行ってみてください。
動作方法
下の動画も確認しつつ、以下の動きを行ってください。
②頭の方から背骨を一つずつマットから離しながら背中を丸めて起き上がります(ロールアップ)。
③胸の前の空間を潰さないようにして前に前屈をします(スパインストレッチ)。
④背骨を一つずつコントロールしながら仰向けに戻ります(ロールダウン)。
⑤手を斜め横について支えとして、足を頭の方に伸ばしていきます。
⑥足を股関節の付け根で引き込んだまま、背骨を一つずつ下ろして仰向けになります(ロールオーヴァー)。
注意点
※違和感や痛みがある場合は、無理をしないようにしてください。エクササイズにより痛みや異変を生じた場合は、直ちエクササイズをに中止してください。
エクササイズ紹介
他にも自宅でできる簡単エクササイズを紹介していますので、ご興味があれば見てみてください。
https://www.instagram.com/keisuke_pilates_pt/
当院のご紹介
整形外科の診療に必要な設備が整った診療所
当院は、各種専門領域を持った医師の診療に加え、大学病院と同様の医療機器を有し、かつ、理学療法士・作業療法士によりリハビリテーションも積極的におこなっている診療所です。また、併設の慶友整形外科脊椎関節病院では手術加療も行なっております。
そのため当院では、整形外科疾患におけるほぼ全ての治療を提供することができます。
当院の『7つの特徴』や『ミッション』についてご案内いたします。
各部門の専門家が集まった特殊外来を設置
当院は、一般的な関節の痛みや筋肉の痛みを診る整形外科の他に、「脊椎(首・腰)」、「肩関節」、「股関節」、「膝関節」、「手」、「足」とそれぞれの専門家が集まった専門外来を用意しております。
他院で診断がつかない症状に関して、各領域の専門家が診察をいたします。
手や足が痺れる、膝や股関節は痛い、背中が曲がってきたなどの症状でお困りの方へ。
都内最大級のリハビリ室を完備
患者様の健康を取り戻すため、当院ではリハビリテーションに力を入れております。
国家資格を有するセラピスト達が、責任を持って治療を行います。
腰が痛い、姿勢が悪い、歩くとふらつくなどの症状でお困りの方へ。
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当院では交通事故診療に強い整形外科専門医が治療を行います。ぜひ一度ご相談ください。
当院は、整形外科専門医が交通事故治療を行う医療機関です。