足立慶友医療コラム

膝の痛みが気になるときに確認したい症状と原因

2025.02.22

膝には体重を支える重要な役割があり、わずかな負荷でも痛みを覚えることがあります。正座をしたり、階段の昇り降りをしたりする際に違和感を抱く方は少なくありません。

また、運動不足や過度の運動に限らず、加齢や姿勢の崩れなど、さまざまな要因がきっかけで痛みが強まる場合もあります。

このような痛みは放置するとさらに悪化して歩行に支障をきたすリスクが高まります。スムーズな行動を続けるためにも、膝が痛む原因と症状を知り、早めの対策を取ることが重要です。

膝の仕組みと痛みの特徴

膝には大腿骨や脛骨、膝蓋骨などいくつかの骨が組み合わさり、半月板や軟骨がクッションの役割を果たしています。

これらがかみ合って動作するときに安定性を高めるのが、複数の靭帯や筋肉、腱の働きです。膝が正常に機能するためには、これらの構造がバランスよく連動する必要があります。

骨や軟骨にみられる特徴

骨には大腿骨と脛骨の接合部があり、その間にある軟骨がクッションとなって衝撃を吸収します。軟骨が摩耗すると骨同士がこすれ、炎症や痛みを引き起こす恐れがあります。

特に中高年になると軟骨がすり減り、ちょっとした動作でも痛みを感じやすくなる傾向があります。

半月板の役割

半月板は膝関節の中でクッションの役割を担い、骨への負担を軽減します。スポーツ活動での急な動きや過度の負荷によって、半月板が損傷すると痛みや腫れが生じやすくなります。

損傷が進行すると膝が動かしにくくなるため、違和感を覚えた段階で早めに検査することが大切です。

靭帯や腱との関係

膝を安定させるためには前十字靭帯や後十字靭帯などが協調して機能し、腱が適切に骨を支えます。もし靭帯が損傷すると、膝がぐらついて歩行時に強い不安定感や痛みが生じます。

腱の炎症によっても痛みが出るため、スポーツや日常動作で強い負荷がかかる方は注意が必要です。

膝の主要構造一覧

部位名主な役割
大腿骨膝関節の上側を形成する大きな骨
脛骨膝関節の下側を支える骨
膝蓋骨膝の前面にある皿状の骨
半月板骨と骨の間のクッション
軟骨衝撃を吸収し、関節の摩擦を減らす組織
靭帯膝を安定させる繊維組織
筋肉と骨をつなぎ動作をサポートする構造

膝の主要な構造がうまく働かなくなると、違和感や痛みが生じて日常動作に支障をきたします。複数の要素が関わるため、原因が1つではない場合も多いです。

痛みが長引くときは複数の部位に問題が及んでいる可能性があるため、早めの専門的な診断と治療が重要です。

膝をいたわる心がけ

  • 正しい姿勢を意識する
  • 適度な運動で筋力を維持する
  • 体重増加を抑制し、負荷を減らす
  • 違和感が出たら専門医に相談する

膝が痛む背景には、日常生活の負担や加齢など多様な要因があるため、構造を理解しながらケアを続けると痛みの軽減につながりやすくなります。

膝の痛みが生じやすい主な疾患

膝には骨、軟骨、筋肉、靭帯など多数の組織が関係するため、痛みの原因となる疾患も多岐にわたります。

治療方法や注意点は疾患ごとに異なるため、自分の痛みがどのような特徴を持つのかを把握することが大切です。

変形性膝関節症

加齢や長年の負荷によって軟骨がすり減り、骨同士が直接こすれて痛みを起こす疾患です。

初期は膝を動かし始めたときだけ痛むことが多いですが、進行すると常に痛みがある状態になり、歩行がつらくなる可能性があります。

また、関節が変形してくると見た目にも膝が曲がったように映ることがあります。

半月板損傷

スポーツや激しい動作で起こりやすい損傷です。切れたり裂けたりするほか、加齢によって半月板そのものがもろくなって傷つく例もあります。

急に膝をひねったときや、膝に強い衝撃が加わったときに痛みや引っかかり感を覚える場合は半月板のトラブルが疑われます。

靭帯損傷・膝蓋靭帯炎

前十字靭帯や後十字靭帯、側副靭帯の損傷などによって膝が不安定になる疾患です。急な変方向やジャンプの着地などで切れることが多く、激痛や腫れ、ぐらつき感が特徴です。

膝蓋靭帯炎は、ジャンプ動作が多いスポーツなどで膝蓋骨下部に負担がかかり痛む状態を指します。

膝痛の原因となる主な疾患一覧

疾患名主な特徴
変形性膝関節症軟骨の摩耗が進み骨同士がこすれて痛む
半月板損傷急なひねりや衝撃で半月板が裂ける
靭帯損傷瞬発的な動作などで靭帯に大きな負荷がかかる
膝蓋靭帯炎ジャンプなど膝蓋骨下に集中した負担が引き金

関節リウマチ

自己免疫の異常で関節に炎症が起こり、膝に痛みや腫れが出る場合があります。膝の痛みだけでなく、全身の倦怠感や指の痛みなど全身症状が伴うことも特徴です。

進行すると関節に変形が生じ、動作に大きな制限が出る恐れがあります。

痛みを放置すると起きやすい症状

  • 膝の変形が進行して見た目にも変化が出る
  • 関節を曲げ伸ばししにくくなる
  • 炎症が広がり日常生活に支障が及ぶ
  • 別の関節にも負担がかかり痛みが増す

さまざまな疾患が膝の痛みに関わりますが、いずれも早期発見が回復を考えるうえで重要となります。

自己判断だけでは判断を誤るケースもあるため、違和感を抱いたら医療機関を訪れることが大切です。

膝の痛みを放置するリスク

膝に痛みがあるにもかかわらず放置すると、さらに関節に負担がかかって症状が悪化しやすくなります。

軽度のときは無理をして動ける場合が多いですが、実際には炎症や摩耗が進んでいることがあるので要注意です。

痛みが慢性化した場合

慢性的な痛みは人の行動を大きく制限します。痛みを避けようとして体のバランスが崩れると、腰や股関節など別の部位にまで影響が及ぶことがあります。

さらに外出頻度が落ち、活動量の減少によって筋力が衰え、膝が支えられなくなる悪循環が生じる可能性もあります。

関節の変形と歩行困難

痛みをかばいながら歩くと、骨や軟骨への負担が一定の方向に偏り、変形が進むリスクが高まります。

変形が進んだ関節は元に戻りづらく、歩行時には常に痛みや不安定感を抱えることになります。歩行が困難になると生活の質が大きく下がるため、注意が必要です。

心理的影響

痛みが慢性化すると外出や運動が減り、自宅にこもる時間が増える傾向があります。このような状況が長引くと、気分の落ち込みや不安感が強まることもあります。

膝が痛む不安から人付き合いを避けるようになり、社会的な孤立感につながる場合もあります。

膝を放置した場合に起こりやすい悪循環一覧

状態起こりうる変化
痛みをかばう歩き方関節や筋肉に局所的な負荷が増す
活動量の減少筋力や体力の低下を招く
変形の進行元の状態に戻りにくくなる
心理的ストレス増大不安や孤立感が強まる

早期対策の重要性

初期段階なら炎症を抑える薬や適切な運動療法で、日常生活に支障がないレベルまで回復する可能性があります。症状が進行するにつれ、手術や長期のリハビリが必要になる場合もあります。

少しでも違和感を覚えたら、診察や検査を検討する方がよいでしょう。

放置を避けるために意識したい項目

  • 軽度の痛みでも早めに専門医を受診する
  • 痛みの程度を自己判断せず検査で確認する
  • 医師の指示のもとで適切な運動を取り入れる
  • 不調を家族や周囲に相談してサポートを得る

早期発見・早期対応が、長く自分の足で歩き続けるうえでの大きな鍵になります。

日常生活で注意したい動作と習慣

膝が痛む原因は年齢や疾患だけでなく、普段の姿勢や動作にも大きく左右されます。

何気なく行っている動作が膝に大きな負担をかけることがあるため、自身の生活習慣を見直すことが大切です。

正座やしゃがみ込み

長時間の正座やしゃがみ込みは膝を深く曲げた状態が続くため、軟骨や半月板に負担がかかりやすくなります。

痛みがある場合はムリな姿勢をできるだけ避け、立つ・座るなどの動作を工夫した方が良いでしょう。どうしても必要な場面では、クッションや補助具を利用すると負担を減らす助けになります。

重い荷物の持ち運び

重い荷物を持つと膝への負荷が増大します。特に階段の昇り降りや長い距離の移動などでは注意が必要です。

できるだけ両手に均等に重さを分散したり、カートを利用したりすると膝への負担を軽減できます。

過度な運動と運動不足

激しいスポーツで膝が酷使されると、靭帯損傷や半月板損傷を引き起こしやすくなります。

一方、運動不足によって下半身の筋力が低下すると、関節そのものに過剰な負荷がかかる場合があります。運動をするならば無理のない範囲で継続することがポイントです。

日常生活で膝を痛めやすい習慣一覧

習慣膝に与える影響
長時間の正座膝関節を深く曲げるため痛みを誘発しやすい
重い荷物の頻繁な持ち運び関節に負担が集中して痛みを生じやすい
運動不足筋力が低下して関節を支えられなくなる
急に激しい運動を始める靭帯や半月板への過負荷が起こりやすい

体重増加と肥満

体重が増加すると膝への負荷が高まります。特に肥満傾向の方は、日常的に膝が大きな荷重を支えなければならない状態になり、痛みや変形性膝関節症が進行するリスクが高まります。

体重管理は痛み予防において重要です。

膝に負担をかける行動を減らす工夫

  • 軽いストレッチやウォーキングを日課に加える
  • 椅子や補助具を活用し、深く膝を曲げない姿勢を保つ
  • 荷物は両手に分けるか台車などを利用する
  • バランスの良い食事を心がけて体重増加を防ぐ

日常生活での小さな習慣を見直すだけでも、膝への負担が軽減される可能性があります。自分で管理できるところから始めることが大切です。

痛みを和らげるためのセルフケア

膝が痛むと日常生活の質が下がりがちですが、自己ケアを取り入れることで症状の緩和を目指すことが可能です。

ただし痛みが強い、腫れがある、熱感がある場合は、専門医の診察を優先してください。

温める・冷やす

急性期の激しい痛みや腫れがある場合は冷却が有用です。熱感がある場合は氷水などで患部を冷やし、炎症を抑えることを目指します。

一方、慢性的な痛みには温める方法が向いており、血流を促進して筋肉や関節をほぐすことを狙います。

筋力トレーニング

膝の周りを支える大腿四頭筋やハムストリングスの筋力を強化すると、関節への負荷を分散できます。

ゆっくりと足を伸ばしたり曲げたりする簡単な運動でも継続すれば筋力アップが期待できます。ただし、痛みを感じるほどの負荷は避け、無理のない範囲で行うことが重要です。

サポーターや装具の活用

膝を安定させるためのサポーターや装具を使用すると、関節のぐらつきや衝撃を抑制しやすくなります。適切なものを選ぶには専門家のアドバイスが有効です。

自己判断で使うと逆に血行が悪化したり、負担のかかる部位が変わったりする場合があるため注意してください。

自宅でできる膝周辺の筋力強化一覧

運動名方法注意点
レッグエクステンション椅子に座り、片足ずつゆっくりと伸ばす痛みが強い場合は無理に負荷をかけない
レッグカールうつ伏せになり、片足をゆっくりと曲げる反動を使わずにゆっくり動作する
かかと上げ下げ立った状態でかかとを上げ下げするバランスを崩さないように壁や椅子を支えにする
ウォーキングゆっくりとしたペースで歩く急に速く歩き出すと膝に負担がかかる

正しいストレッチ

運動後や入浴後など、筋肉が温まった状態でゆっくりとストレッチすると柔軟性が高まり、膝周辺の筋肉や腱への過剰な緊張を和らげます。

呼吸を止めずに、気持ち良い程度の張りを感じるところで止めて伸ばすと効果的です。

セルフケアを進めるうえで意識したいこと

  • 痛みが強まる場合は中断して医師に相談する
  • 1度に過度の運動をするより、少しずつ続ける
  • 冷やすか温めるかは症状の状態を見極める
  • 体の柔軟性や筋力に合わせたメニューを選ぶ

セルフケアを行う際は、自己流に走りすぎないよう注意する必要があります。

必要に応じて医療機関やリハビリの専門家に相談し、痛みを増やさない工夫をしながら続けることが大切です。

受診のタイミングと検査方法

膝が痛む状況や痛みの性質によっては、どのタイミングで受診すべきか悩む方が少なくありません。

痛みの強さだけでなく、患部の腫れや違和感の継続期間も考慮すると判断がしやすくなります。

痛みや腫れが続く場合

数日~1週間程度、同じ部位の痛みや腫れが治まらない場合は早めの受診が望ましいです。

とりわけ夜間痛や、じっとしていても痛む症状が続く場合、骨や軟骨、半月板に重大なトラブルがある可能性があり、そのままにしておくと症状が進行する恐れがあります。

関節の引っかかり感や可動域の制限

膝にロッキング(引っかかり)症状があったり、曲げ伸ばしが極端に困難になったりする場合は、半月板損傷や重度の炎症、関節内の遊離体の存在などが疑われます。

痛みだけでなく動きそのものに異常を感じるときは、なるべく早めに受診してください。

一般的な検査方法

医療機関を受診すると、問診や視診、触診から始まり、レントゲン撮影やMRI、場合によってはCT検査などが行われます。

状態を正確に把握することで、必要な治療方法の選択やリハビリの方針を立てやすくなります。

膝の検査に用いられる主な方法一覧

検査名特徴
レントゲン骨の変形や骨折、関節の隙間の幅を確認
MRI軟骨や半月板、靭帯など軟部組織の損傷を詳細に映し出す
CT骨の断面を多角的に評価し、詳細な構造を確認
血液検査関節リウマチなど炎症や免疫異常の有無を調べる

受診の目安となる症状

  • 痛みが1週間以上続き、日常動作に影響が出ている
  • 夜間に痛くて眠れないほどの症状がある
  • 立ち上がる、歩くなど基本的な動作が難しい
  • 腫れや熱感が引かず、状態が悪化している

これらの症状が見られる場合、早めに専門医の診察を受けることで、より適切な治療につなげられます。

症状や生活環境に合った治療計画を立てていくことが、膝が痛む日常から脱する近道となります。

治療方針の考え方

膝の痛みの治療は、原因疾患や症状の段階、患者さんの年齢や生活環境などによって多様です。一般的には保存療法から始め、必要に応じて手術治療も検討します。

医師と相談しながら自分に合った方法を探すことが大切です。

保存療法による対処

痛みが軽度~中等度の場合は、まず薬物療法や物理療法、リハビリなどの保存療法で様子を見ることが多いです。

消炎鎮痛剤やヒアルロン酸注射によって関節の炎症を抑えたり、痛みを軽減したりする方法が一般的です。合わせてリハビリを行い、筋力や柔軟性を取り戻すことで痛みの再発を防ぐ狙いがあります。

手術治療が選択される場合

半月板が大きく損傷しているケースや靭帯断裂、重度の変形性膝関節症などでは、手術治療が検討されることがあります。代表的なものに関節鏡視下手術や人工膝関節置換術などがあります。

手術を受けるときは術後のリハビリを粘り強く行い、再発や機能低下を防ぐことが重要です。

リハビリテーションの意義

膝が痛む方にとってリハビリは欠かせない過程です。専門家の指導のもとで筋力強化や関節の動きをスムーズにする訓練を行い、再び痛みなく歩行できる状態を目指します。

運動療法だけでなく、日常生活の指導や姿勢・動作の修正など総合的なサポートを受けることが回復を後押しします。

膝のリハビリで活用される道具一覧

道具名活用例
エクササイズバンド大腿四頭筋やハムストリングスの筋力強化
バランスボードバランス感覚や体幹の安定性を高める
フォームローラー筋膜リリースや血流促進を促す
足の重り(アンクルウェイト)下半身の負荷を調整しながらの筋力アップ

治療方針を選ぶ際に配慮したい点

  • 症状の重さや進行度を正確に把握する
  • 年齢や体力、生活背景を考慮して負担の少ない方法を検討する
  • 痛みの原因を改善するために筋力トレーニングなども並行して行う
  • 手術後のリハビリ計画をしっかり立てる

複数の治療方法が考えられる場合も少なくありません。

主治医やリハビリ担当者と十分に話し合って、自分に合った治療を見つけることが、膝が痛む状態からの回復を確実にするために大切です。

痛みを防ぐために意識したい生活習慣

膝の痛みを予防するには、適切な負荷コントロールと筋力維持、さらには体重管理など多方面からのアプローチが不可欠です。

日々の習慣を少しずつ改善することで、膝が痛むリスクを軽減できます。

軽度の有酸素運動

ウォーキングやスイミングなど、関節に大きな衝撃を与えない有酸素運動は膝にとって好ましい選択です。血行促進や筋力強化に加え、体重のコントロールにもつながります。

ただし痛みがあるときは無理をせず、自分のペースに合わせて運動強度を調整してください。

日頃からの柔軟性アップ

筋肉が硬いと関節に余分な力がかかりやすくなります。定期的に太もも周りや股関節周辺を伸ばすストレッチを行い、膝の可動域を確保すると痛みの予防に役立ちます。

ストレッチは血流が良くなっている入浴後や運動後に行うと効率が高いです。

適切な靴選びと歩行

靴の選択は膝の負担を左右します。クッション性がある歩きやすい靴を選ぶと、衝撃が和らぎ膝への負担を軽減できます。

また、歩くときは背筋を伸ばし、足裏全体で地面を捉えるように意識しながら歩くことが大切です。

膝の負担を減らす生活習慣一覧

項目内容
定期的な有酸素運動ウォーキングや水泳で筋力と持久力を向上
柔軟性の確保太ももや股関節周辺のストレッチを習慣化
適切な靴選びクッション性がありサイズの合った靴を使用
姿勢の意識背筋を伸ばし、重心を安定させた歩行を心がける

運動や食事、姿勢など、日々の積み重ねが膝への負担を大きく左右します。

痛みがなくても予防を意識し、少しずつでも継続することで、生涯にわたって健康的な活動を維持しやすくなるでしょう。

以上

参考文献

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ROOS, Ewa M.; LOHMANDER, L. Stefan. The Knee injury and Osteoarthritis Outcome Score (KOOS): from joint injury to osteoarthritis. Health and quality of life outcomes, 2003, 1: 1-8.

Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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