足立慶友医療コラム

膝から下がしびれる症状の原因|神経の働きと治療

2025.06.11

「歩いていると膝から下がジンジンする」「座っているだけで足先がピリピリする」など、膝から下のしびれに悩んでいませんか。

この不快な症状は、多くの場合、身体のどこかで神経が圧迫されることによって生じます。原因は腰にあることもあれば、血行不良が関係していることもあり、多岐にわたります。

この記事では、膝から下がしびれる症状の背景にある神経の働きから、考えられる主な原因疾患、整形外科で行う検査、そして具体的な治療法やご自身でできるセルフケアまでを詳しく解説します。

膝から下のしびれとは?基本的な理解

膝から下がしびれるという症状は、多くの人が経験する可能性のある身近な悩みの一つです。しかし、その感覚や原因は一様ではありません。

まずは、しびれがどのような状態なのか、基本的な知識を深めましょう。

しびれが知らせる身体のサイン

しびれは、専門的には「感覚の異常」と表現されます。触った感覚が鈍くなる「感覚鈍麻(どんま)」や、何も触れていないのにジンジン、ピリピリと感じる「異常感覚」などが含まれます。

これは、感覚を伝える神経の経路のどこかに問題が起きていることを知らせる身体からの重要なサインです。

一時的な圧迫による正座後のしびれのように、すぐに解消されるものもあれば、病気が背景に隠れている持続的なしびれもあります。

膝から下のしびれが続く場合は、その原因を正しく見極めることが大切です。

感覚のタイプで異なるしびれ

しびれの表現は人それぞれですが、感覚のタイプによって原因を推測する手がかりになることがあります。

「ジンジン」「ビリビリ」といった感覚は神経そのものが刺激されている可能性を示し、「感覚が鈍い」「皮膚が厚くなった感じ」といった感覚は神経の機能が低下している可能性を示唆します。

ご自身のしびれがどのような感覚に近いか、意識してみましょう。

しびれの感覚と特徴

感覚のタイプ主な特徴考えられる状態
ジンジン・ビリビリ電気が走るような刺激的な感覚神経の直接的な刺激や圧迫
ピリピリ・チクチク皮膚の表面が軽く刺激される感覚末梢神経の軽度な障害
感覚が鈍い・麻痺触っても分かりにくい、皮膚が厚い感じ神経伝達の機能低下

なぜ膝から下にしびれが出るのか

私たちの足の感覚や動きは、腰から出て足先まで伸びる「坐骨神経」などの太い神経によってコントロールされています。

この神経の通り道のどこか、例えば腰の骨(腰椎)の部分や、お尻の筋肉、膝の裏などで神経が圧迫されたり、損傷を受けたりすると、その神経が支配する領域である膝から下、特にふくらはぎやすね、足先などにしびれとして症状が現れます。

原因となっている場所と、実際に症状が出ている場所が離れているのが、この症状の大きな特徴です。このため、膝から下のしびれであっても、腰の状態を詳しく調べることが重要になります。

しびれを引き起こす神経の働きと圧迫

膝から下のしびれを理解するには、足へ向かう神経がどのように体を巡り、どのような要因で圧迫されるのかを知ることが重要です。

神経の通り道と圧迫されやすい場所を具体的に見ていきましょう。

足へつながる神経の通り道

脳からの指令を足に伝えたり、足からの感覚を脳に送ったりする重要な役割を担うのが末梢神経です。腰の部分にある背骨(腰椎)の間からは、足へ向かう神経の束(神経根)が出ています。

これらの神経根は骨盤の中で合流し、人体で最も太い神経である「坐骨神経」となります。坐骨神経はお尻の筋肉の間を通り、太ももの裏側を下り、膝の裏で「総腓骨神経」と「脛骨神経」という2つの神経に分かれます。

そして、さらに枝分かれしながら、ふくらはぎやすね、足の甲、足の裏、指先まで到達します。この長い経路のどこかで障害が起きると、しびれが発生します。

神経圧迫が起こりやすい主な場所

神経は、骨や筋肉、靭帯などが作るトンネルの中を通っています。これらの組織に変化が生じると、神経の通り道が狭くなり、圧迫を引き起こします。

神経が圧迫を受けやすい部位

圧迫部位関連する主な神経起こりやすい原因
腰椎(背骨の腰部分)神経根椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
梨状筋(お尻の筋肉)坐骨神経梨状筋症候群
膝の外側(腓骨頭)総腓骨神経足を組む癖、ギプスの圧迫

血行不良としびれの深い関係

神経が正常に機能するためには、十分な酸素と栄養が必要です。これらを運んでいるのが血液です。何らかの原因で神経周辺の血行が悪くなると、神経細胞が酸欠・栄養不足に陥り、正常な信号のやり取りができなくなります。

この状態が、しびれや麻痺として現れることがあります。特に、動脈硬化が進んで足の血管が狭くなる「閉塞性動脈硬化症」では、歩行時にふくらはぎに痛みやしびれが出ることが特徴的です。

また、長時間の同じ姿勢や体の冷えも血行不良を招き、しびれを助長する要因となります。

加齢による身体の変化としびれ

年齢を重ねると、身体にはさまざまな変化が現れます。

背骨では、骨と骨の間でクッションの役割を果たす椎間板の水分が失われて弾力性が低下したり、骨そのものが変形(変形性腰椎症)したりします。また、靭帯が厚くなることもあります。

これらの変化は、神経の通り道である脊柱管を狭くする原因となり、神経を圧迫しやすくします。

このため、高齢になると腰部脊柱管狭窄症などを発症し、膝から下のしびれを訴える人が増える傾向にあります。

膝から下のしびれで考えられる主な原因疾患

膝から下のしびれは、さまざまな病気のサインである可能性があります。

原因は大きく分けて、腰椎に問題がある場合、膝から下の局所に問題がある場合、そして全身性の病気が関係している場合に分けられます。

腰椎に原因がある場合(坐骨神経痛)

「坐骨神経痛」とは、何らかの原因で坐骨神経が圧迫・刺激されて生じる、お尻から足にかけての痛みやしびれの総称です。病名ではなく、症状名として用いられます。

その原因となる代表的な腰の病気を紹介します。

腰部脊柱管狭窄症

加齢などにより背骨の中の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、中を通る神経(馬尾神経や神経根)が圧迫される病気です。

しばらく歩くと足にしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる「間欠跛行(かんけつはこう)」が特徴的な症状です。体を前にかがめると症状が和らぐ傾向があります。

腰椎椎間板ヘルニア

背骨のクッションである椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫する病気です。比較的若い世代にも見られます。多くの場合、片側の足に激しい痛みやしびれが生じます。

前かがみの姿勢や座っているときに症状が悪化しやすいのが特徴です。

腰椎すべり症

腰椎が前後にずれてしまうことで、脊柱管が狭くなり神経を圧迫する病気です。加齢によるものが多く、腰部脊柱管狭窄症と同様の症状を引き起こします。

膝や下腿に原因がある場合

腰ではなく、膝から下の部分で神経が圧迫されてしびれが起きることもあります。これを「絞扼性(こうやくせい)神経障害」と呼びます。

膝や下腿で起こる神経障害

疾患名圧迫される神経主な症状の範囲
腓骨神経麻痺総腓骨神経(膝の外側)すねの外側、足の甲、足の指
足根管症候群脛骨神経(足首の内側)足の裏、足の指
前足根管症候群深腓骨神経(足の甲)親指と人差し指の間

腓骨神経麻痺

膝の外側にある腓骨頭という骨の部分で、総腓骨神経が圧迫されることで起こります。足を組む癖がある人や、長期間の寝たきり、きついサポーターの着用などが原因となることがあります。

主な症状は、すねの外側から足の甲にかけてのしびれと、足首や足の指を上に反らせなくなる「下垂足(かすいそく)」です。

その他の原因

腰や膝以外にも、血管や全身性の病気が原因でしびれが起こることもあります。

閉塞性動脈硬化症

足の血管が動脈硬化で狭くなったり詰まったりすることで、血流が悪化し、しびれや痛みを引き起こす病気です。

歩行時に症状が現れる「間欠跛行」は脊柱管狭窄症と似ていますが、前かがみになっても症状が改善しない点が異なります。足が冷たく感じたり、皮膚の色が悪くなったりすることもあります。

症状のタイプ別に見る原因の可能性

しびれが出ている場所や、どのような状況でしびれが強くなるかによって、原因となっている病気をある程度推測することができます。

ふくらはぎの外側がしびれる場合

すねの外側から足の甲にかけてのしびれは、腰椎の4番目と5番目の間の神経(L5神経根)が圧迫されている場合によく見られます。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが原因として考えられます。また、前述の腓骨神経麻痺でも同様の範囲にしびれが出ます。

足の裏や指先がしびれる場合

足の裏全体のしびれは、腰椎の5番目と仙骨の1番目の間の神経(S1神経根)が圧迫されている場合に多い症状です。これも腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が疑われます。

また、足首の内くるぶしの下で神経が圧迫される足根管症候群の可能性もあります。

安静時にもしびれがある場合

安静にしていても症状が軽くならない、あるいは夜間に症状が強くなる場合は、神経の圧迫が高度である可能性や、神経そのものに炎症が起きている可能性が考えられます。

どのような状況で症状が変化するのかを把握しておくことは、診断の助けになります。

姿勢や動作による症状の変化

症状が悪化する状況症状が緩和する状況考えられる主な原因
立っている、歩いている座る、前かがみになる腰部脊柱管狭窄症
座っている、前かがみになる立っている、体を反らす腰椎椎間板ヘルニア
特定の動作によらない-重度の神経圧迫、その他の疾患

すぐに医療機関を受診すべき危険なサイン

多くのしびれは緊急を要しませんが、中には早急な対応が必要なケースもあります。以下のような症状が伴う場合は、放置せずに速やかに医療機関を受診してください。

  • 急に足に力が入らなくなった
  • 尿や便が出にくい、または漏らしてしまう(膀胱直腸障害)
  • しびれや痛みが急激に悪化していく
  • 転倒しやすくなった

整形外科で行う検査と診断の流れ

膝から下のしびれの原因を正確に特定するため、整形外科では問診から始まり、さまざまな検査を組み合わせて診断を進めます。

丁寧な問診と身体診察の重要性

診断の第一歩は、患者さんから詳しくお話を聞く「問診」です。医師は、しびれの性質や範囲、始まった時期、症状が変化する状況などを尋ねることで、原因のあたりをつけます。

このとき、ご自身の症状をできるだけ具体的に伝えることが、正確な診断への近道です。

  • いつから、どこが、どのようにしびれるか
  • どんな時に症状が強くなり、どんな時に楽になるか
  • 過去にかかった病気や、現在治療中の病気
  • 普段の生活習慣や仕事内容

続いて、医師が直接体に触れて状態を確認する「身体診察」を行います。

感覚が鈍い場所はないか(感覚検査)、筋力が低下していないか(徒手筋力テスト)、特定の姿勢や動作で痛みやしびれが誘発されるか(誘発テスト)などを調べ、神経のどの部分に問題があるかを絞り込んでいきます。

画像検査で原因を特定する

問診や身体診察で疑われた原因を、客観的な画像で確認するために画像検査を行います。それぞれの検査には特徴があり、目的に応じて使い分けます。

整形外科で用いる主な画像検査

検査方法主な目的分かること
レントゲン(X線)骨の状態を調べる骨の変形、骨折、腰椎のずれ(すべり症)
MRI神経や椎間板などの軟部組織を調べる神経の圧迫、椎間板ヘルニア、脊柱管の狭窄
CT骨の立体的な構造を詳しく調べる骨の詳細な形状、脊柱管の断面積

神経の機能を調べる検査

画像検査で明らかな圧迫が見られない場合や、神経のダメージの程度をより詳しく評価する必要がある場合には、神経機能検査を行います。

筋電図検査・神経伝導速度検査

これらの検査は、神経に微弱な電気を流したり、筋肉の電気的な活動を記録したりすることで、神経の信号が正常に伝わっているか、また、筋肉が神経の指令に正しく反応しているかを評価します。

どの神経が、どの部位で、どの程度障害されているのかを客観的に知ることができます。少し痛みを伴うことがありますが、診断において非常に有益な情報をもたらします。

神経の圧迫を和らげるための治療法

膝から下のしびれの治療は、原因となっている疾患や症状の程度に応じて選択されます。多くの場合、まずは身体への負担が少ない「保存的治療」から始めます。

基本となる保存的治療

保存的治療は、手術以外の方法で症状の改善を目指す治療法の総称です。複数の治療法を組み合わせて行うことが一般的です。

薬物療法

症状を和らげるために、さまざまな種類の薬を使用します。原因や症状に応じて、適切な薬を選択することが重要です。

薬の種類主な作用対象となる症状
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)痛みや炎症を抑える炎症を伴う痛み
末梢神経障害性疼痛治療薬過敏になった神経を鎮めるジンジン、ピリピリする神経の痛み
筋弛緩薬筋肉の緊張をほぐす筋肉の過度な緊張による痛み

物理療法・運動療法

物理療法では、温熱療法で血行を改善したり、牽引療法で神経への圧迫を軽減したりします。

運動療法(リハビリテーション)は非常に重要で、専門家の指導のもと、体幹の筋肉を強化したり、硬くなった筋肉をストレッチしたりすることで、背骨を安定させ、神経への負担を減らすことを目指します。

神経ブロック注射

痛みが強い場合には、神経ブロック注射が有効なことがあります。これは、痛みの原因となっている神経の近くに局所麻酔薬やステロイド薬を注射する方法です。

痛みの信号を一時的に遮断することで、強い痛みを和らげ、血行を改善する効果が期待できます。この効果により、痛みの悪循環を断ち切り、リハビリテーションを進めやすくします。

手術療法を検討するケース

保存的治療を一定期間続けても症状が改善しない場合や、日常生活に大きな支障が出ている場合には、手術が検討されます。

  • 麻痺が進行している場合
  • 膀胱直腸障害(排尿・排便の異常)が現れた場合
  • 痛みが非常に強く、生活の質が著しく低下している場合

手術の目的は、ヘルニアの摘出や狭くなった脊柱管の拡大など、神経を圧迫している物理的な原因を取り除くことです。

近年では、内視鏡を使った身体への負担が少ない手術方法も普及しています。

治療法の選択における考え方

どの治療法を選ぶかは、診断結果、症状の重さ、患者さん自身のライフスタイルや希望などを総合的に考慮して決定します。

治療法選択のポイント

治療法主な目的メリット・デメリット
保存的治療症状の緩和、自然治癒力の促進体への負担が少ないが、改善に時間がかかる場合がある
手術療法神経圧迫の物理的な原因除去根本的な改善が期待できるが、体への負担やリスクが伴う

日常生活でできるセルフケアと予防策

治療と並行して、日常生活での工夫やセルフケアを行うことは、症状の改善と再発予防のために非常に重要です。

正しい姿勢を保つ意識

猫背や反り腰などの悪い姿勢は、腰への負担を増やし、神経圧迫の原因となります。特に長時間座っている場合は、意識的に背筋を伸ばし、時々立ち上がって姿勢を変えるように心がけましょう。

椅子に深く腰掛け、クッションなどを利用して腰をサポートするのも良い方法です。

血行を促進するストレッチと運動

筋肉が硬くなると血行が悪化し、神経への負担も増えます。無理のない範囲で、お尻や太ももの裏、ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチを習慣にしましょう。

また、ウォーキングなどの有酸素運動は、全身の血行を促進し、筋力維持にもつながるため効果的です。

  • ストレッチは痛みを感じない範囲で行う
  • 反動をつけず、ゆっくりと筋肉を伸ばす
  • 呼吸を止めず、リラックスして行う

身体を冷やさない工夫

身体、特に腰回りや下半身が冷えると、筋肉が硬直し血行が悪くなります。夏場の冷房対策や冬場の防寒をしっかり行いましょう。

シャワーだけでなく、湯船にゆっくり浸かって身体を温めることも、血行促進とリラックスに役立ちます。

日常生活での注意点

何気ない日常の動作が、腰に負担をかけていることがあります。少し意識を変えるだけで、症状の悪化を防ぐことができます。

日常動作の注意ポイント

場面注意点理由
物を持ち上げる時腰を落とし、膝を曲げて持ち上げる腰だけで持ち上げると椎間板への負担が大きい
長時間の運転こまめに休憩を取り、軽い体操をする同じ姿勢が続くと血行が悪くなりやすい
就寝時自分に合った硬さの寝具を選ぶ柔らかすぎたり硬すぎたりすると腰に負担がかかる

膝から下のしびれに関するよくある質問

Q. しびれは放置しても治りますか?

A. 一時的な血行不良や軽い圧迫によるしびれであれば、自然に治ることもあります。しかし、症状が続いたり、悪化したりする場合は、背景に何らかの病気が隠れている可能性があります。

特に、筋力低下や排尿障害などを伴う場合は注意が必要です。自己判断で放置せず、一度専門医に相談することをおすすめします。

Q. 何科を受診すればよいですか?

A. 膝から下のしびれは、骨や関節、神経が原因であることが多いため、まずは整形外科の受診が適しています。整形外科では、問診や検査を通して原因を特定し、適切な治療につなげます。

もし、ろれつが回らない、物が二重に見えるなどの症状がある場合は脳神経外科、糖尿病などの持病がある場合は内科など、症状に応じて他の診療科との連携が必要になることもあります。

Q. 湿布は効果がありますか?

A. 湿布に含まれる消炎鎮痛成分が、筋肉の炎症や痛みを和らげる効果は期待できます。このことにより、筋肉の緊張がほぐれて血行が改善し、間接的にしびれが軽くなる可能性はあります。

しかし、湿布は神経の圧迫そのものを解消するものではありません。あくまで対症療法の一つと考え、症状が続く場合は根本的な原因を調べることが大切です。

Q. 改善までどのくらいの期間がかかりますか?

A. 改善までにかかる期間は、原因となっている疾患、症状の重症度、治療内容、そして個人の回復力によって大きく異なります。

数週間の保存的治療で改善する軽症のケースもあれば、数ヶ月以上の治療やリハビリテーションを要する場合もあります。焦らず、医師と相談しながら治療を続けることが重要です。

以上

参考文献

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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