足立慶友医療コラム

膝裏のしこりとがんの関係 – 専門医の見解

2025.06.22

ある日突然、膝の裏側にしこりを見つけると、多くの方が「これは悪いものではないか」「がんの可能性はあるのか」と不安な気持ちになることでしょう。

膝裏のしこりは決して珍しいものではなく、その大半は心配のいらない良性のものです。しかし、ごく稀に悪性の腫瘍、つまり「がん」である可能性もゼロではありません。

大切なのは、いたずらに不安を募らせるのではなく、膝裏にできるしこりについて正しい知識を持ち、適切な判断と行動をとることです。

この記事では、整形外科の専門医の観点から、膝裏のしこりの原因、良性と悪性の見分け方、そして医療機関での検査や治療法について、分かりやすく解説します。

膝裏にできるしこりの正体とは?

膝裏にしこりができると、すぐに「がん」を心配するかもしれませんが、まずはその正体を知ることが重要です。

膝裏は体の中でも複雑な構造を持つ部位であり、さまざまな原因でしこりが生じます。

膝裏の空間「膝窩(しっか)」について

膝の裏側にあるくぼんだ部分を、医学用語で「膝窩(しっか)」と呼びます。この膝窩には、重要な血管や神経が集中して通っています。

また、関節を滑らかに動かすための液体で満たされた袋(滑液包)やリンパ節など、多くの組織が存在します。しこりは、これらの組織のいずれかに異常が生じることで発生します。

しこりの多くは心配のない良性腫瘍

膝裏にできるしこりの大部分は、命に関わることのない「良性腫瘍」や「腫瘤(しゅりゅう)性病変」です。

これらは、がんのように他の部位に転移したり、急速に体を蝕んだりすることはありません。

とはいえ、種類によっては痛みや動きの制限を引き起こすこともあるため、良性だからと自己判断で放置するのは望ましくありません。

膝裏のしこりの主な種類

分類代表的なもの主な特徴
良性ベーカー嚢胞、脂肪腫、粉瘤ゆっくり大きくなるか変化なし。硬さは様々。
悪性(がん)悪性軟部腫瘍(脂肪肉腫など)比較的まれ。急速に大きくなることがある。
その他リンパ節の腫れ、血管のこぶ感染症や血管の異常が原因。

なぜしこりができるのか?考えられる原因

膝裏にしこりが形成される原因は多岐にわたります。最も多いのは、膝関節の炎症や変形に伴うものです。

関節内部の液体が膝裏に漏れ出して袋状に溜まることで、しこりとして触れるようになります。

その他、皮膚の下の組織や脂肪細胞が異常に増殖してできるものや、外傷がきっかけとなる場合もあります。

  • 関節の炎症(変形性膝関節症、関節リウマチなど)
  • 皮膚や皮下組織の異常
  • 外傷(打撲など)
  • 原因不明のもの

しこりと痛みの関係

しこりに痛みが伴うかどうかは、その原因や大きさによって異なります。例えば、しこりが大きくなって周囲の神経を圧迫すると、痛みやしびれを感じることがあります。

また、しこりの内部で炎症が起きている場合も痛みの原因となります。

一方で、がんを含む悪性腫瘍であっても、初期段階では痛みが全くないことも多く、「痛みがないから大丈夫」とは一概に言えないのが難しい点です。

代表的な膝裏の良性腫瘍

膝裏のしこりのほとんどは良性です。ここでは、特に頻度の高い代表的な良性腫瘍について解説します。これらの特徴を知ることで、過度な不安を和らげることができます。

最も多い「ベーカー嚢胞(のうほう)」

膝裏のしこりの中で最もよく見られるのが「ベーカー嚢胞」です。これは、膝関節と繋がっている滑液包という袋に、関節液が過剰に溜まって膨らんだものです。

変形性膝関節症や関節リウマチ、半月板損傷など、膝関節に何らかの問題を抱えている人に発症しやすい傾向があります。

ベーカー嚢胞の主な特徴

項目特徴補足
硬さ比較的柔らかく、弾力がある膝を伸ばすと硬く、曲げると柔らかくなる傾向
大きさピンポン玉大から鶏卵大まで様々大きさが変化することもある
症状無症状のことが多い圧迫感、突っ張り感、痛みを感じることも

脂肪の塊である「脂肪腫」

「脂肪腫」は、成熟した脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍です。体のどこにでも発生する可能性がありますが、膝裏にもできることがあります。

通常は痛みはなく、皮膚の下でドーム状に盛り上がった、柔らかい塊として触れます。成長は非常にゆっくりで、急に大きくなることはまれです。

皮膚の下にできる「粉瘤(アテローム)」

「粉瘤」は、皮膚の下にできた袋の中に、垢(あか)や皮脂などの老廃物が溜まってできる良性のできものです。アテロームとも呼ばれます。

しこりの中央に黒い点(開口部)が見られることがあり、強く押すと臭いを伴うドロドロとした物質が出てくることがあります。細菌が感染すると、赤く腫れて強い痛みを伴うため、注意が必要です。

脂肪腫と粉瘤の比較

項目脂肪腫粉瘤(アテローム)
正体脂肪細胞の増殖皮膚の下にできた袋と老廃物
触り心地弾力のある柔らかさやや硬めの弾力性
特徴皮膚との癒着は少ない中央に黒点が見られることがある

膝裏のしこりが悪性(がん)である可能性

膝裏のしこりで最も心配されるのが「がん」、つまり悪性腫瘍の可能性です。頻度は非常に低いものの、ゼロではありません。

ここでは、膝裏にできる可能性のある悪性腫瘍について解説します。

悪性軟部腫瘍というまれな「がん」

膝裏に発生する可能性のあるがんは、「悪性軟部腫瘍(あくせいなんぶしゅよう)」あるいは「肉腫(サルコーマ)」と呼ばれるものです。

これは、筋肉、脂肪、血管、神経といった軟部組織から発生する悪性腫瘍の総称です。胃がんや肺がんといった一般的ながんと比較すると、その発生頻度は非常にまれです。

発生頻度とリスク要因

悪性軟部腫瘍は、すべてのがんの中で約1%程度と、非常にまれながんです。特定の年齢層に多いというわけではなく、子供から高齢者まで幅広い年代で発生します。

多くの場合、発生の原因は不明で、特定の生活習慣がリスクを高めるという明確な証拠もありません。

遺伝的な要因や過去の放射線治療などが関連することもありますが、ほとんどは原因不明で発症します。

  • 脂肪肉腫(脂肪細胞ががん化)
  • 平滑筋肉腫(平滑筋細胞ががん化)
  • 滑膜肉腫(関節周辺の組織ががん化)
  • 未分化多形肉腫(特定の細胞に分類できない)

悪性腫瘍の種類と特徴

悪性軟部腫瘍には多くの種類があり、それぞれ性質が異なります。例えば、脂肪細胞ががん化する「脂肪肉腫」は、比較的ゆっくり進行するものから進行が速いものまで様々です。

関節の近くにできやすい「滑膜肉腫」は、若年層にも見られます。これらの腫瘍は初期には痛みがなく、ただのしこりと感じられることが多いため、発見が遅れる原因にもなります。

悪性腫瘍(がん)が疑われるしこりの特徴

良性のしこりと悪性腫瘍を自己判断で完全に見分けることは不可能です。しかし、悪性腫瘍を疑うべきいくつかの徴候(サイン)は存在します。

これらの特徴が当てはまる場合は、早めに専門医に相談することが重要です。

大きさと成長速度

悪性腫瘍の最も注意すべき特徴の一つが、その成長速度です。数週間から数ヶ月という短い期間で、目に見えてしこりが大きくなる場合は警戒が必要です。

一般的に、しこりの大きさが5cmを超えるものは、悪性の可能性をより慎重に考える必要があります。ただし、小さくても悪性の場合もあるため、大きさだけで判断はできません。

硬さや動き

しこりを触ったときの硬さも一つの目安になります。良性の脂肪腫などがゴムまりのような柔らかさであるのに対し、悪性腫瘍はゴツゴツとした石のような硬さであることが多いです。

また、しこりが周囲の組織と癒着して、皮膚の上から動かそうとしてもほとんど動かない場合も、悪性を疑う所見の一つです。

痛みや熱感の有無

初期の悪性腫瘍は痛みを伴わないことが多いですが、腫瘍が大きくなって神経を圧迫したり、腫瘍内部で出血や壊死が起きたりすると、痛みが出てくることがあります。

安静にしていても痛む、夜間に痛みが強くなるなどの症状は注意が必要です。

また、しこりの部分が他の部位と比べて熱を持っている(熱感)場合も、炎症や腫瘍の活発な増殖を示唆している可能性があります。

がんを疑うしこりの特徴

チェック項目注意すべき所見解説
大きさ5cm以上、または急速に大きくなる良性腫瘍は通常、成長が遅いか停止している。
硬さ石のように硬い深い場所にあり、ゴツゴツ、デコボコしている。
動き周囲と癒着して動かない筋肉や骨に食い込んでいる可能性がある。
痛み持続的な痛み、夜間痛腫瘍の増大による神経圧迫などが考えられる。

専門医が行う検査と診断の流れ

膝裏のしこりについて医療機関を受診した場合、正確な診断を下すために段階的な検査を行います。ここでは、専門医がどのような手順で診断を進めていくのかを解説します。

まずは問診と触診から

診断の第一歩は、医師による詳しい問診です。いつからしこりに気づいたか、大きさや痛みに変化はあるか、過去の病気やケガについてなど、詳しく伝えます。

その後、医師が直接しこりに触れて、大きさ、硬さ、可動性、熱感、痛みの有無などを丁寧に確認します。この触診は、しこりの性質を推測する上で非常に重要な情報となります。

画像検査でしこりの内部を詳しく見る

問診と触診の次は、画像検査によってしこりの内部構造を詳細に調べます。最初に行われることが多いのは、体への負担が少ない超音波(エコー)検査です。

この検査で、しこりが液体で満たされた嚢胞なのか、あるいは細胞の塊(充実性腫瘤)なのかを判別できます。

悪性の可能性が疑われる場合は、さらに詳しい情報が得られるMRI検査を追加します。

主な画像検査とその役割

検査方法わかること特徴
超音波(エコー)検査内部の性状(液体か固形か)、血流の有無簡便で体に負担がない。最初の検査に有用。
MRI検査しこりの正確な位置、大きさ、広がり、悪性度の推定軟部組織の描出に優れ、診断に極めて重要。
CT検査骨への影響、遠隔転移(特に肺)の有無石灰化の有無や、肺への転移を調べる際に用いる。

確定診断のための生検(組織検査)

画像検査で悪性腫瘍が強く疑われた場合、診断を確定するためには「生検(せいけん)」が必要です。生検とは、しこりの一部を実際に採取し、顕微鏡で詳しく調べる病理検査のことです。

この検査によって、腫瘍が良性か悪性か、悪性であればどのような種類のがん(肉腫)なのかを最終的に確定します。治療方針を決定する上で最も重要な検査です。

膝裏のしこりに対する主な治療法

膝裏のしこりの治療法は、その診断結果(良性か悪性か)によって大きく異なります。ここでは、それぞれのケースでどのような治療が行われるのかを解説します。

良性腫瘍の場合の対応

良性腫瘍と診断された場合、必ずしもすぐに治療が必要とは限りません。ベーカー嚢胞や脂肪腫など、症状がなく生活に支障がなければ、特別な治療をせず経過観察とすることがほとんどです。

ただし、痛みが強い場合や、大きくて動きの妨げになる場合は治療を検討します。

良性腫瘍の主な治療選択肢

治療法対象となる主な腫瘍内容
経過観察ベーカー嚢胞、脂肪腫など定期的に診察し、大きさや症状の変化を確認。
穿刺(せんし)ベーカー嚢胞注射器で嚢胞の内容液を抜き取る。再発しやすい。
手術(摘出術)脂肪腫、粉瘤、症状の強いベーカー嚢胞しこりそのものを切除する。根治的な治療。

悪性軟部腫瘍の標準的な治療

悪性軟部腫瘍(がん)と診断された場合は、専門的な治療が必要です。治療の基本は、腫瘍を完全に取り除く手術です。

腫瘍の種類や進行度に応じて、手術に加えて放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)を組み合わせる集学的治療を行います。

悪性軟部腫瘍の治療の組み合わせ

治療法目的主な役割
手術療法腫瘍の完全な切除治療の根幹。治癒を目指す上で最も重要。
放射線治療再発予防、手術が困難な場合の腫瘍制御手術の前後に補助的に行うことが多い。
化学療法全身に広がったがん細胞への攻撃、再発予防転移がある場合や、一部の肉腫で有効。

治療後のリハビリテーションの重要性

特に膝裏の手術後は、膝関節の機能回復と維持のためにリハビリテーションが非常に重要になります。

手術によって硬くなった関節の動きを改善したり、低下した筋力を取り戻したりするために、理学療法士などの専門家の指導のもとで適切なリハビリに取り組みます。

膝裏のしこりに関して注意すべきこと

膝裏にしこりを見つけたとき、冷静に、そして適切に行動することが大切です。最後に、日常生活で注意すべき点や、医療機関を受診する際のポイントをまとめます。

自己判断で放置しない

この記事で解説した通り、膝裏のしこりの多くは良性です。しかし、悪性の可能性が少しでもある以上、自己判断で「大丈夫だろう」と放置するのは危険です。

特に、しこりが大きくなってきた、痛みがでてきたなどの変化がある場合は、必ず専門医の診察を受けてください。

  • 急に大きくなってきた
  • 石のように硬い
  • 痛みが強い、または持続する

しこりを自分で潰そうとしない

気になってしこりを強く押したり、自分で潰そうとしたりすることは絶対にやめてください。

もししこりが感染を起こしている粉瘤だった場合、細菌が周囲に広がって炎症を悪化させる恐れがあります。

また、万が一悪性腫瘍だった場合、腫瘍細胞を周囲に散らばらせてしまう危険性があり、きわめて有害な行為です。

何科を受診すればよいか

膝裏のしこりのような、骨・関節・筋肉・神経など運動器にできた腫瘍を専門とするのは「整形外科」です。特に、骨軟部腫瘍を専門とする医師がいる医療機関を受診することが理想的です。

まずはかかりつけの整形外科に相談し、必要に応じて専門施設を紹介してもらうのが良いでしょう。

受診する診療科の目安

症状・しこりの状態推奨される診療科理由
膝の痛みや動きに伴うしこり整形外科ベーカー嚢胞など関節関連の可能性が高い。
皮膚表面の明らかなできもの皮膚科または形成外科粉瘤など皮膚由来の腫瘍が考えられる。
硬い、大きい、急に大きくなるしこり整形外科(骨軟部腫瘍専門医)悪性軟部腫瘍の可能性を鑑別する必要がある。

膝裏のしこりとがんに関するよくある質問

最後に、膝裏のしこりに関して患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q. 膝裏のしこりは自然に消えますか?

A. しこりの種類によります。

例えばベーカー嚢胞は、膝関節の状態によって大きさが変わったり、一時的に小さくなったりすることがありますが、原因となる関節の問題が解決しない限り、自然に完全に消えることは少ないです。

脂肪腫や粉瘤が自然消滅することは、まずありません。

Q. しこりを押すと痛いのですが、がんですか?

A. 痛みがあるから「がん」、ないから「良性」と単純に判断することはできません。ベーカー嚢胞や粉瘤の感染でも強い痛みが出ることがあります。

一方で、初期のがん(悪性軟部腫瘍)は痛みを伴わないことも多いです。痛みの有無だけで判断せず、総合的に評価する必要があります。

Q. 子供の膝裏にしこりを見つけました。どうすればよいですか?

A. 子供の場合も、基本的な考え方は大人と同じです。良性のものがほとんどですが、子供特有の腫瘍も存在します。

まずは小児科か整形外科を受診して、専門医の診察を受けることを強く推奨します。特にしこりが大きくなるスピードが速い場合は、早めに受診してください。

Q. 検査にはどのくらいの費用と時間がかかりますか?

A. 費用や時間は、行う検査の種類や医療機関によって異なります。

初診と超音波検査であれば数千円程度が目安ですが、MRI検査を行うと1万円以上の費用がかかることもあります(保険適用3割負担の場合)。時間は、超音波検査が15分程度、MRI検査は30分から1時間程度です。

生検を行う場合は、さらに費用と時間が必要になります。

以上

参考文献

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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