足立慶友医療コラム

膝に腫瘍ができる原因と種類の理解

2025.09.06

膝の痛みや腫れ、しこりといった症状に気づき、「もしかしたら腫瘍かもしれない」と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。

膝関節やその周辺には、骨、軟骨、筋肉、脂肪、神経など多くの組織が集まっており、さまざまな種類の腫瘍が発生する可能性があります。

この記事では、膝にできる腫瘍にはどのような種類があるのか、また、その原因や症状、診断方法について詳しく解説します。

ご自身の状態を正しく理解し、冷静に対応するための一助となれば幸いです。

膝の腫瘍とは何か?基本的な概念

まず、膝に発生する腫瘍についての基本的な知識を整理しましょう。腫瘍という言葉に過度な不安を抱く前に、その定義や性質の違いを理解することが大切です。

ここでは、腫瘍の基本的な分類や、なぜ膝周辺に発生しやすいのかについて解説します。

腫瘍の定義と良性・悪性の違い

腫瘍とは、体内の細胞が制御を失って異常に増殖し、塊を形成したものです。腫瘍は大きく「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」の2つに分類されます。

この2つの最も大きな違いは、増殖の仕方と周囲への影響です。

良性腫瘍は、増殖が比較的ゆっくりで、周囲の組織を圧迫することはあっても、破壊したり他の場所に転移したりすることはありません。

一方、悪性腫瘍(いわゆる「がん」や「肉腫」)は、増殖が速く、周囲の組織に染み込むように広がり(浸潤)、血管やリンパ管を通って体の他の部分に転移する性質を持っています。

良性腫瘍と悪性腫瘍の性質比較

性質良性腫瘍悪性腫瘍(肉腫など)
増殖速度比較的ゆっくり速い傾向がある
周囲への影響圧迫するが浸潤はしない浸潤し、組織を破壊する
転移しないする可能性がある

膝周辺に発生しやすい理由

膝関節は、人体の骨の中でも特に成長が活発な部位の一つです。

特に、大腿骨(太ももの骨)の膝側と、脛骨(すねの骨)の膝側は、成長期に骨が伸びる中心的な役割を担う「成長軟骨板」が存在します。

細胞分裂が盛んに行われる部位であるため、細胞の増殖に異常が起こりやすく、結果として腫瘍の発生母地となり得ます。このため、骨に発生する腫瘍の多くが膝周辺に見られます。

初期症状を見逃さないために

膝の腫瘍の初期症状は、スポーツによるケガや成長痛など、他の一般的な膝の痛みと区別がつきにくいことがあります。

しかし、安静にしていても痛みが続く、夜間に痛みが強くなる、原因不明の腫れが引かない、といった症状がある場合は注意が必要です。

初期の段階で気づくことが、その後の適切な対応につながります。

膝に発生する良性腫瘍の主な種類

膝にできる腫瘍の多くは良性です。命に関わることはほとんどありませんが、腫瘍が大きくなることで痛みや骨折の原因となることがあるため、正しい診断と適切な管理が重要です。

ここでは、膝周辺によく見られる代表的な良性腫瘍を紹介します。

骨軟骨腫(オステオコンドローマ)

骨軟骨腫は、最も頻度の高い良性の骨腫瘍です。骨の表面からキノコのように骨と軟骨が突出するもので、特に10代の成長期に見つかることが多くあります。

多くは無症状ですが、大きくなって周囲の神経や血管を圧迫したり、筋肉を刺激したりすると、痛みや運動障害を引き起こすことがあります。

内軟骨腫(ないなんこつしゅ)

内軟骨腫は、骨の内側に軟骨組織のかたまりができる腫瘍です。手の骨にできることが多いですが、大腿骨や脛骨など膝周辺の長い骨にも発生します。

通常は無症状で、レントゲン検査で偶然発見されることが少なくありません。ただし、腫瘍によって骨が脆くなり、軽い衝撃で骨折(病的骨折)を起こすことがあります。

骨巨細胞腫(こつきょさいぼうしゅ)

骨巨細胞腫は、20〜40代の成人に多く見られる腫瘍で、膝周辺の骨の端(骨端)に発生しやすい特徴があります。

良性ですが、再発しやすく、まれに肺へ転移することがあるため、良性と悪性の中間的な性質を持つ「境界悪性腫瘍」として扱われることもあります。膝の痛みや腫れで発症することが多いです。

代表的な良性骨腫瘍の特徴

腫瘍名好発年齢主な特徴
骨軟骨腫10代骨の表面からキノコ状に突出する
内軟骨腫10〜30代骨の内部に軟骨ができる。病的骨折の原因に
骨巨細胞腫20〜40代再発しやすく、境界悪性として扱われることも

その他の良性腫瘍

上記以外にも、膝周辺には様々な良性腫瘍が発生します。

例えば、骨の内部に空洞ができる「骨嚢腫(こつのうしゅ)」や、線維性の組織が増殖する「非骨化性線維腫」、脂肪細胞からなる「脂肪腫」などが挙げられます。

これらの多くも無症状ですが、症状や大きさによっては治療を検討します。

注意が必要な悪性腫瘍(肉腫)の種類

頻度は低いものの、膝周辺には悪性の骨腫瘍や軟部腫瘍(肉腫)が発生することがあります。これらは生命を脅かす可能性があるため、早期発見と専門的な治療が極めて重要です。

ここでは、代表的な悪性腫瘍について解説します。

骨肉腫(こつにくしゅ)

骨肉腫は、骨を形成する細胞ががん化したもので、10代の思春期に最も多く発生します。

好発部位は、大腿骨遠位端(膝に近い部分)や脛骨近位端(膝に近い部分)であり、膝周辺は骨肉腫が最もできやすい場所です。

持続的な痛みや腫れが特徴で、特に夜間の痛みが強い傾向があります。治療は、手術、化学療法、放射線治療を組み合わせた集学的治療を行います。

軟骨肉腫(なんこつにくしゅ)

軟骨肉腫は、軟骨を形成する細胞ががん化したもので、40代以降の中高年に多く見られます。骨盤や大腿骨に発生しやすく、膝周辺も好発部位の一つです。

骨肉腫に比べて進行は比較的ゆっくりですが、化学療法や放射線治療が効きにくいため、治療の基本は手術による広範な切除です。

ユーイング肉腫

ユーイング肉腫は、骨や軟部組織に発生する悪性腫瘍で、骨肉腫と同様に10代の若年層に多く見られます。骨幹部(骨の中央部分)に発生しやすいですが、膝周辺に発症することもあります。

痛み、腫れに加えて、発熱や体重減少といった全身症状を伴うことがあるのが特徴です。

代表的な悪性骨腫瘍(肉腫)

腫瘍名好発年齢主な特徴
骨肉腫10代膝周辺に最も多い。夜間痛が特徴的
軟骨肉腫40代以降進行は比較的緩やか。手術が治療の中心
ユーイング肉腫10代発熱などの全身症状を伴うことがある

転移性骨腫瘍

転移性骨腫瘍は、他の臓器にできたがん(原発巣)が骨に転移してきたものです。

成人以降の骨の悪性腫瘍では最も頻度が高く、肺がん、乳がん、前立腺がん、腎がんなどが骨に転移しやすいとされています。

膝周辺の骨に転移することもあり、強い痛みや病的骨折の原因となります。

膝の腫瘍が引き起こす症状

膝の腫瘍が見つかるきっかけは、多くの場合、何らかの自覚症状です。症状の現れ方は腫瘍の種類や大きさ、発生した場所によって異なりますが、共通するサインもあります。

これらの症状を正しく認識することが、早期発見につながります。

痛み(運動時痛・安静時痛)

最も一般的な症状は痛みです。

初期には、運動した時や膝に体重がかかった時に感じる「運動時痛」が主ですが、腫瘍が進行すると、安静にしていても、あるいは夜眠っている間にも痛みを感じる「安静時痛」「夜間痛」が現れるようになります。

特に、安静時痛や夜間痛は、単なる使いすぎや関節炎とは異なる、腫瘍を疑う重要なサインの一つです。

腫れやしこり(腫脹)

腫瘍が大きくなると、膝の周辺が腫れてきたり、手で触れてわかるしこり(腫瘤)として認識されたりすることがあります。

腫れやしこりの硬さ、動くかどうか、熱を持っているか、といった性状は腫瘍の種類を推測する手がかりになります。急に大きくなる腫れには特に注意が必要です。

痛みの種類の比較

痛みの種類特徴考えられる状態
運動時痛動いている時や体重がかかると痛む変形性膝関節症、スポーツ障害、腫瘍の初期など
安静時痛・夜間痛安静時や夜間に痛みが強くなる悪性腫瘍、一部の良性腫瘍、炎症性疾患など

関節の動きの制限(可動域制限)

腫瘍が関節の近くにできたり、関節内に発生したりすると、膝の曲げ伸ばしがしにくくなることがあります。これを「関節可動域制限」と呼びます。

痛みが原因で動かせない場合と、腫瘍そのものが物理的な障害となって動きを妨げている場合があります。

病的骨折

腫瘍が骨を破壊したり、骨の構造を脆くしたりすると、通常では骨折しないような非常に軽い外力(例えば、立ち上がる、くしゃみをするなど)で骨が折れてしまうことがあります。

これを「病的骨折」と呼びます。特に、はっきりした原因がないのに強い痛みとともに膝が動かせなくなった場合は、病的骨折の可能性を考えます。

腫瘍の原因として考えられる要因

膝に腫瘍ができる明確な原因は、多くの場合わかっていません。しかし、これまでの研究から、いくつかの要因が発生リスクと関連している可能性が指摘されています。

ここでは、腫瘍の発生に関与すると考えられている要因について見ていきましょう。

遺伝的要因と家族歴

ほとんどの骨・軟部腫瘍は遺伝しませんが、一部の腫瘍では特定の遺伝子の異常が関連していることがわかっています。

例えば、網膜芽細胞腫という小児の眼の腫瘍の原因となる「RB1遺伝子」の異常を持つ人は、骨肉腫を発症するリスクが高いことが知られています。

また、複数の骨軟骨腫ができる「多発性外骨腫症」は遺伝性の疾患です。

過去の放射線治療や化学療法の影響

別の病気の治療のために過去に放射線治療を受けた部位に、数年から数十年後に骨肉腫などの二次的な悪性腫瘍が発生することがあります。

これは「放射線誘発性肉腫」と呼ばれます。また、特定の抗がん剤(アルキル化剤など)の使用が、二次がんのリスクをわずかに高める可能性も報告されています。

腫瘍発生に関わる可能性のある要因

要因関連する可能性のある腫瘍概要
遺伝子異常骨肉腫、多発性外骨腫症など特定の遺伝子の変異が発症リスクを高める
放射線治療歴放射線誘発性肉腫照射された部位に後から悪性腫瘍が発生する
特定の疾患軟骨肉腫(内軟骨腫から)既存の良性病変が悪性化することがある

特定の疾患との関連性

既存の良性の骨疾患から悪性腫瘍が発生することもあります。例えば、骨の変形などを伴う「骨ページェット病」の患者さんでは、骨肉腫の発生リスクが高まります。

また、先に述べた良性腫瘍である内軟骨腫が、まれに悪性化して軟骨肉腫に変化することもあります。

診断に至るまでの検査方法

膝の痛みや腫れが腫瘍によるものかどうかを判断し、さらにその種類(良性か悪性かなど)を特定するためには、段階的に精密な検査を進めていく必要があります。

ここでは、診断を確定するまでに行われる一般的な検査の流れを解説します。

問診と身体診察

診断の第一歩は、医師による問診と身体診察です。

問診では、いつからどのような症状があるか、痛みの性質(夜間痛の有無など)、過去の病気やケガの経歴、家族の病歴などを詳しく伝えます。

身体診察では、医師が膝の状態を直接見て、触って、動かして、腫れの場所や硬さ、熱感、関節の動きなどを確認します。

画像検査(レントゲン、CT、MRI)

問診と身体診察の次は、画像検査を行います。

  • レントゲン(X線)検査
  • CT(コンピュータ断層撮影)検査
  • MRI(磁気共鳴画像)検査

レントゲン検査は、骨腫瘍の診断において最も基本的で重要な検査です。骨の破壊や形成の様子、腫瘍の輪郭などから、多くの情報を得ることができます。

CT検査は、レントゲンよりもさらに詳しく骨の微細な変化を捉えることができ、腫瘍の正確な広がりを評価するのに役立ちます。

MRI検査は、骨の中だけでなく、筋肉や脂肪、神経といった軟部組織の様子を鮮明に描き出すことができるため、腫瘍の性質や周囲の組織への広がりを評価するために極めて重要です。

主な画像検査の役割

検査方法主な目的わかること
レントゲン最初の評価骨の変化、腫瘍の大まかな輪郭
CT骨の詳細な評価石灰化の有無、微細な骨破壊
MRI軟部組織の評価腫瘍の性質、周囲への広がり

血液検査と病理組織検査(生検)

画像検査で腫瘍が疑われた場合、診断を確定するために追加の検査を行います。

血液検査では、特定の骨腫瘍で数値が上昇するALPやLDHといった酵素を測定し、活動性の評価や治療効果の判定に用います。

最終的な確定診断のために最も重要なのが、病理組織検査(生検)です。これは、腫瘍の一部を実際に採取し、顕微鏡で観察して腫瘍細胞の種類を特定する検査です。

生検には、針を刺して組織を採取する方法(針生検)と、皮膚を切開して組織を採取する方法(切開生検)があります。

膝の腫瘍に関する治療の選択肢

膝の腫瘍の治療方針は、腫瘍が良性か悪性か、またその種類、大きさ、場所、患者さんの年齢や全身状態などを総合的に考慮して決定されます。

すべての腫瘍がすぐに治療を必要とするわけではありません。ここでは、主な治療の選択肢について概説します。

経過観察という選択

良性腫瘍で、症状がなく、将来的に問題を起こす可能性が低いと判断された場合は、すぐに治療を行わずに定期的にレントゲン検査などで様子を見る「経過観察」が選択されることがあります。

例えば、子どもの非骨化性線維腫などは、成長とともに自然に治癒することが多いため、経過観察が基本です。

手術による腫瘍の切除

多くの腫瘍で中心となる治療法が手術です。良性腫瘍でも、痛みが強い場合や病的骨折のリスクが高い場合、悪性化の可能性がある場合には手術が検討されます。

悪性腫瘍の場合は、腫瘍を周囲の正常な組織ごと広範囲に切除する「広範切除術」が基本です。

切除によって失われた骨や関節は、人工関節や自分の体の一部(自家骨)などを用いて再建します(患肢再建術)。

手術方法の分類

手術方法対象となる主な腫瘍概要
掻爬(そうは)術一部の良性腫瘍腫瘍を掻き出し、空洞に骨セメントなどを充填する
切除術良性腫瘍、一部の悪性腫瘍腫瘍そのものを切除する
広範切除術悪性腫瘍(肉腫)腫瘍を正常組織で包み込むように広範囲に切除する

化学療法(抗がん剤治療)

化学療法は、抗がん剤を用いて全身のがん細胞を攻撃する治療法です。骨肉腫やユーイング肉腫など、化学療法が有効な悪性腫瘍に対して行われます。

手術の前に行うことで腫瘍を小さくして手術をしやすくしたり(術前化学療法)、手術後に目に見えない微小な転移を根絶する目的(術後化学療法)で行ったりします。

放射線治療

放射線治療は、高エネルギーの放射線を腫瘍に照射してがん細胞を破壊する治療法です。

ユーイング肉腫や転移性骨腫瘍の治療、あるいは手術が困難な場合の痛みの緩和(緩和照射)などを目的に行われます。軟骨肉腫のように放射線が効きにくい腫瘍もあります。

膝の腫瘍に関するよくある質問

最後に、膝の腫瘍に関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。不安な点を解消し、正しい情報に基づいて行動するための参考にしてください。

膝の痛みがすべて腫瘍のサインですか?

いいえ、そうではありません。膝の痛みの原因として最も多いのは、変形性膝関節症や半月板損傷、靭帯損傷といったケガや加齢に伴う疾患です。

腫瘍による痛みは全体から見ればまれです。

しかし、安静時や夜間の痛みが続く、急に腫れがひどくなった、原因が思い当たらないのに痛みが続く、といった場合には、一度専門医に相談することをお勧めします。

子供の膝の痛みに注意すべき点は何ですか?

子供の膝の痛みは「成長痛」として片付けられてしまうことがありますが、中には骨肉腫などの悪性腫瘍が隠れている可能性があります。

成長痛は通常、夜間に両足を痛がることが多く、日中は元気に遊べるのが特徴です。

一方、片方の膝だけをずっと痛がる、痛みのために足を引きずる、腫れや熱感がある、といった場合は成長痛以外の原因を考える必要があります。

お子さんの訴えによく耳を傾け、症状が続くようであれば整形外科を受診してください。

「成長痛」と「腫瘍の痛み」の注意すべき違い

項目成長痛で多い特徴腫瘍を疑うべき特徴
場所両足、膝やふくらはぎなど場所が変わる片方の膝の決まった場所
痛む時間夕方〜夜間。日中は痛まない常に痛い。特に夜間に悪化する
その他の症状特になし腫れ、熱感、足を引きずるなど

良性腫瘍が悪性に変わることはありますか?

ほとんどの良性腫瘍が悪性に変わることはありません。

しかし、一部の腫瘍ではその可能性があります。例えば、内軟骨腫が多発する疾患(Ollier病など)では、そのうちの一つが軟骨肉腫に悪性化するリスクが通常より高いとされています。

また、骨軟骨腫も極めてまれですが、成人になってから急に大きくなったり痛みが強くなったりした場合は、軟骨肉腫への悪性転化を疑うことがあります。

定期的な経過観察が重要なのは、このような変化を早期に捉える目的もあります。

診断後の生活で気をつけることはありますか?

診断された腫瘍の種類や治療方針によって異なります。経過観察の場合は、医師から指示された間隔で定期的に受診することが最も大切です。

骨が脆くなっている可能性がある場合は、転倒や激しい運動を避けるように指導されることがあります。

手術や化学療法、放射線治療を受ける場合は、それぞれの治療に伴う注意点がありますので、担当医や看護師、リハビリテーションの専門家とよく相談し、指示に従って生活することが重要です。

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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