足立慶友医療コラム

膝のリハビリトレーニング|自宅でできる運動療法

2025.10.10

膝の痛みは、日常生活の質を大きく左右する深刻な問題です。

特に「膝関節症 リハビリ」や「膝のリハビリ トレーニング」といった言葉で情報をお探しの方は、一歩踏み出してご自身の力で痛みを和らげ、快適な毎日を取り戻したいと考えているでしょう。

このページでは、整形外科の視点から、変形性膝関節症をはじめとする膝の不調に対する、安全で効果的な自宅での運動療法を、誰でも理解できるように丁寧にご紹介します。

リハビリテーションは病院やクリニックだけで行うものではなく、自宅での継続が非常に重要です。適切な知識と方法論に基づいたトレーニングは、膝の機能回復を促し、痛みを軽減する上で大きな役割を果たします。

運動の具体的な方法から、安全に続けるための注意点、さらには日常生活への応用まで、あなたのリハビリをサポートする親切な情報を網羅しています。

膝関節症とリハビリの基本

膝の痛みに悩む多くの方が抱える疑問は、「なぜ膝が痛むのか」「リハビリにはどのような意味があるのか」ということです。

リハビリテーションを開始する前に、まず膝関節症の基本的な知識と、運動療法があなたの回復に果たす役割を理解しましょう。

この理解が、リハビリへのモチベーション維持と効果の最大化につながります。

膝関節症が起こる主な理由

膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、骨が変形することで痛みや炎症を引き起こす病気です。

主な原因には、加齢による軟骨の弾力性の低下、体重の増加による関節への過度な負担、O脚やX脚といった関節の使い方の偏り、そして過去の怪我の影響などが挙げられます。

これらの要因が複合的に作用し、徐々に関節の構造を変化させてしまいます。特に、膝の周りの筋肉の衰えは、関節にかかる衝撃を吸収できなくなり、軟骨の摩耗を加速させる原因となります。

運動療法が果たす重要な役割

膝関節症の治療において、運動療法は薬物療法や手術と並ぶ非常に重要な柱です。

運動療法の主な目的は、膝関節の動きを良くすること(可動域の改善)と、膝を安定させる筋肉を強くすること(筋力強化)です。

適切なトレーニングにより、関節を支える大腿四頭筋やお尻の筋肉を鍛えられます。このことにより、歩行時の膝への負担が軽減し、痛みの緩和が期待できます。

また、運動は血流を改善し、関節周辺の組織の回復を促す効果もあります。

自宅でリハビリを行う際の心構え

リハビリは継続してこそ効果を発揮します。自宅で行う運動療法では、誰かに強制されることなく、自分の体調や痛みの状態に合わせて柔軟に取り組める点が利点です。

しかし、その反面、サボりがちになったり、やりすぎてしまったりする危険性もあります。大切なのは、「無理をしない」「痛みを悪化させない」という二点を守ることです。

医師や理学療法士から指導された内容を基本とし、毎日少しずつでも続ける習慣をつけましょう。


リハビリを始める前の注意点と準備

自宅で安全かつ効果的にリハビリトレーニングを進めるためには、事前準備と運動中の安全管理が欠かせません。

痛みを正しく評価し、運動環境を整えることが、怪我を防ぎ、継続的な効果を得るための土台となります。

痛みのレベルを把握する方法

運動を始める前に、現在の痛みのレベルを客観的に把握しておきましょう。痛みは体の信号であり、リハビリの負荷を決める重要な指標です。

専門的な指標として「NRS(Numerical Rating Scale)」というものがよく用いられます。これは痛みを0から10までの数字で表す方法です。

NRS(痛みの数値評価)の目安

NRSで痛みを評価することにより、運動の前後で変化を記録したり、日々の体調に合わせて負荷を調整したりできます。

運動中にこの数値が「3」を超えないように注意することが、リハビリを安全に進めるための基準の一つとなります。

NRS値痛みの感覚運動時の判断
0痛みなし運動可能
1-3軽微な痛み運動は継続可能だが注意
4-6中程度の痛み負荷を軽減または中止を検討

安全なトレーニング環境の準備

自宅でのトレーニングでは、転倒や怪我のリスクを最小限に抑えることが大切です。

滑りにくい床(またはヨガマットなど)を選び、周囲に家具やコードなどの障害物がない広いスペースを確保してください。

また、バランス訓練などを行う際は、すぐに掴まれるような安定した椅子や壁の近くで実施しましょう。服装も動きやすく、体温調節がしやすいものを選ぶと良いでしょう。

運動実施のタイミングと頻度

運動のタイミングは、ご自身のライフスタイルに合わせて無理なく続けられる時間帯を選ぶことが大切です。

一般的には、体が温まっている入浴後などが適していますが、ご自身の痛みが少ない時間帯や、気分が乗っている時に行うのが一番です。

頻度については、「毎日少しずつ」を基本とします。

週に3回から5回程度、各運動を10回から15回、1セットから3セットを目安に行い、慣れてきたら徐々に回数やセット数を増やしていくのが理想的です。


膝周りの柔軟性を高めるストレッチ

リハビリトレーニングの初期段階において、膝周辺の筋肉の柔軟性を高めるストレッチは、痛みの軽減と関節の可動域拡大に極めて重要です。

膝の曲げ伸ばしをスムーズにするために、特に硬くなりやすい太ももの前後とふくらはぎの筋肉を重点的に伸ばしましょう。

太ももの前側を伸ばすストレッチ (大腿四頭筋)

大腿四頭筋は、膝を伸ばす働きを持つ大きな筋肉で、ここが硬くなると膝関節に過度な圧力がかかりやすくなります。

椅子に浅く腰かけ、片側の足首を反対側の膝に乗せて、ゆっくりと上半身を前に倒すと、乗せた足の太もも前側が伸びるのを感じます。

また、床にうつ伏せになり、片足の足首を手で持ってゆっくりとお尻に引きつける方法も効果的です。この時、膝や腰に痛みを感じる場合は、すぐに中止してください。

大腿四頭筋ストレッチのポイント

  • 反動をつけずにゆっくり伸ばす
  • 心地よい伸びを感じる位置で20秒キープ
  • 呼吸は止めずに自然に行う

このストレッチは、朝起きた時や、長時間の座位の後などに行うと、特に効果を発揮します。

太ももの裏側を伸ばすストレッチ (ハムストリングス)

ハムストリングスは太ももの裏側にあり、膝の曲げ伸ばしと股関節の動きに関わります。ここが硬いと、骨盤が後傾し、歩行時の姿勢を悪くして膝への負担を増やします。

床に座って片足を伸ばし、もう一方の足は軽く曲げます。伸ばした足のつま先を天井に向けたまま、背筋を伸ばしてゆっくりと前屈します。膝の裏側が心地よく伸びているのを感じましょう。

ふくらはぎを伸ばすストレッチ (下腿三頭筋)

ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)は、歩行や立ち上がり動作に大きく関わります。この筋肉が硬いと足首の動きが制限され、結果的に膝関節の負担が増大します。

壁に両手をつき、片足を大きく後ろに引き、かかとを床につけたまま膝を伸ばします。前足に体重をかけ、後ろ足のふくらはぎが伸びるのを感じましょう。

ストレッチの効果を高める呼吸法

ストレッチ中は、呼吸を止めずに深く行うことが大切です。息を吸いながらゆっくりと姿勢を整え、息を吐きながら筋肉を伸ばす方向へ体を傾けます。

深呼吸は筋肉の緊張を緩め、リラックス効果を高めます。このことにより、より深く安全に筋肉を伸ばすことができます。


膝を支える筋力を強化するトレーニング

柔軟性が確保できたら、次は膝関節を安定させ、衝撃から守るための筋力強化に取り組みましょう。筋力トレーニングは膝への負担が少ない「低負荷・高回数」から始めることが重要です。

特に大腿四頭筋と、姿勢を支えるお尻周りの筋肉の強化に焦点を当てます。

椅子を使った大腿四頭筋の強化

椅子に深く腰かけた状態で、ゆっくりと片側の膝を限界まで伸ばし、数秒間キープします。その後、ゆっくりと元の位置に戻します。

これを「ニーエクステンション」と呼びます。この運動は、膝関節にほとんど負担をかけずに大腿四頭筋だけを集中して鍛えられるため、膝の痛みが強い方にも適しています。

動作中は反動を使わず、筋肉の収縮を意識して行いましょう。

お尻周りの筋肉を鍛える運動 (中殿筋)

股関節を安定させる中殿筋は、歩行時の膝のブレを防ぐ上で非常に重要です。横向きに寝て、下側の膝を軽く曲げ、上側の足をまっすぐ伸ばします。

そこから、上側の足を天井に向かってゆっくりと持ち上げます。この時、体が前後に倒れないように注意し、お尻の横側にある筋肉が働いているのを感じてください。

この運動により、歩行中の膝の安定性が増します。

膝の安定化に必要な筋肉の役割

筋肉名主な作用自宅での運動例
大腿四頭筋膝を伸ばす、衝撃吸収椅子に座って膝伸ばし
ハムストリングス膝を曲げる、股関節の伸展うつ伏せでかかとを上げる
中殿筋骨盤の安定、横方向のブレ防止横向きの足上げ

体幹と下肢を連動させるトレーニング

体幹(胴体部分)の筋肉は、全身の動きの土台となります。体幹が不安定だと、歩行時に膝に余計な負担がかかってしまいます。

体幹と下肢を連動させる代表的なトレーニングとして、壁を使ったスクワット(ウォールスクワット)があります。壁に背中を預けて立ち、ゆっくりと腰を落としていきます。

膝が90度近く曲がる手前で止め、数秒間姿勢を保持します。膝がつま先より前に出ないように注意し、太ももとお尻に負荷がかかるのを感じてください。

低負荷から始める負荷設定の考え方

筋力トレーニングの負荷は、「15回繰り返して、ようやく疲労を感じる程度」を目安とします。筋肉痛が出るほどの高負荷は、関節の炎症を悪化させる危険性があるため避けてください。

運動に慣れてきたら、回数を増やしたり、キープ時間を長くしたり、または非常に軽いダンベルなどを手首や足首に装着したりして、徐々に負荷を高めていきます。

無理なく続けられる範囲で、わずかにチャレンジングな負荷設定を意識しましょう。


膝の安定性を向上させるバランストレーニング

筋力強化だけでなく、関節が不安定な動きをしないように支える能力(バランス能力)を向上させることは、転倒予防や日常生活の質の向上に極めて重要です。

バランス能力の訓練は、膝関節のセンサー(固有受容感覚)を再教育し、無意識下の安定性を高めます。

片足立ちによるバランスの確認

最も基本的なバランストレーニングは、片足立ちです。安定した場所で、壁や椅子にいつでも触れられるように準備して行いましょう。

目を閉じて片足立ちを行うと、膝周りの細かい筋肉がバランスを取るために活発に動いているのを感じられます。この運動は、歩行中の一歩一歩における膝の安定化能力を養います。

片足立ちの実施方法

レベル実施条件目標時間
初級両手で壁に触れる30秒
中級片手で壁に触れる15秒
上級何も持たずに立つ10秒

不安定な環境でのバランス練習

片足立ちに慣れてきたら、より不安定な環境を取り入れることで負荷を高められます。例えば、座布団や薄いクッションの上に立って片足立ちを行います。

床よりも不安定な状況でバランスを取ろうとすることで、膝周りのセンサーがより鋭敏に働き、瞬時に筋肉の収縮を調整する能力が向上します。

転倒しないよう、必ず手すりや壁の近くで行ってください。

股関節の動きと連動させた安定化運動

膝の安定性は、股関節の適切な動きに大きく依存しています。片足立ちの姿勢から、軸足の膝を軽く曲げたまま、上げている方の足を前後左右にゆっくりと動かします。

この際、軸足の膝が内側や外側にブレないよう、股関節とお尻の筋肉でコントロールすることが重要です。

これにより、歩行時や方向転換時の膝のねじれを防ぎ、関節への負担を減らすことにつながります。


日常生活動作に役立つ応用運動

リハビリトレーニングの最終的な目標は、自宅での運動能力を日常生活の動作に直結させることです。

階段の昇り降り、床からの立ち上がり、そして長距離の歩行など、具体的な生活シーンを想定した応用的な訓練を取り入れましょう。

階段昇降を想定したトレーニング

階段昇降は、膝に大きな負荷がかかる動作の一つです。自宅の階段や安定した台(踏み台昇降用の台など)を使って、段差を昇る練習を行います。

昇る時は痛みの少ない方の足を先に、降りる時は痛い方の足を先に出すのが基本です。

練習では、昇る足だけでなく、降りる足の膝もゆっくりとコントロールしながら負荷を受け止めるように意識しましょう。

応用訓練の例

動作注意点強化される機能
踏み台昇降膝がつま先より前に出すぎない大腿四頭筋、股関節の伸展力
低い椅子からの立ち上がり反動を使わず、ゆっくりと全身の協調性、立ち上がり筋力
タンデム歩行壁に手をついて行うバランス能力、歩行時の安定性

立ち上がり動作の改善に向けた練習

椅子や床からの立ち上がり動作には、大腿四頭筋とお尻の筋肉の強力な連動が必要です。椅子に座る練習では、お尻が座面につく直前で動作を止め、数秒間キープしてから座ります。

これにより、筋肉が緊張した状態を保ちながら負荷をかけることができ、立ち上がり時の安定性が向上します。

床からの立ち上がりが難しい場合は、座布団を重ねて高さを出し、徐々に高さを低くしていくようにしましょう。

長時間歩行に耐えるための持久力向上

膝の痛みがある方は、痛みを避けるために短距離しか歩かない傾向があります。しかし、活動量が減ると、さらに筋肉が衰え、関節症が悪化するという悪循環に陥りかねません。

持久力を向上させるためには、負荷の低いウォーキングを習慣化することが重要です。無理のない範囲で、散歩の時間や距離を毎日少しずつ延ばしていくように意識しましょう。

歩行中は、正しいフォーム(踵から着地し、つま先で地面を蹴る)を意識することが大切です。


リハビリの効果を持続させるための工夫

リハビリは、一時的なものではなく、生活の一部として組み込むことで最大限の効果を発揮します。

運動の効果を長期にわたって持続させるためには、自己管理とモチベーション維持のための具体的な工夫が重要です。

運動記録をつけることの価値

日々の運動内容や体調を記録することは、リハビリの進捗を客観的に把握するためにとても価値があります。

いつ、どのような運動を、何回行ったかだけでなく、その時の膝の痛みのNRS値や、翌日の体調なども一緒に記録しましょう。

この記録により、どの運動が膝の状態を良くし、どの運動が負担になったのかを分析できます。

リハビリ記録のチェック項目

項目記録内容
日付と時間運動を実施した日時
運動名と回数具体的な運動とセット数
運動前の痛みNRS値で評価
運動後の痛みNRS値で評価
特記事項体調、難易度、違和感など

痛みの変化に応じた運動の調整

膝の痛みは日によって変動するものです。

運動記録を確認し、もし痛みが強い日があれば、無理をせず運動の負荷を下げたり、ストレッチやアイシングのみにしたりするなど柔軟に対応しましょう。

痛みが軽減してきたら、徐々に回数やセット数を増やして負荷を高めていきます。この自律的な調整能力を身につけることが、長期的なリハビリ成功の鍵です。

例えば、今日はNRSが2だったから筋力トレーニングを1セット追加しよう、昨日はNRSが5だったからストレッチだけにしておこう、という判断を自分でできるようになることが大切です。

継続的なリハビリのためのモチベーション維持

リハビリは成果が見えるまでに時間がかかるため、モチベーションの維持が課題になりがちです。小さな目標を設定し、それを達成するごとに自分を褒める習慣をつけましょう。

例えば、「今月は毎日スクワットを欠かさなかった」「階段の昇降が以前より楽になった」など、具体的な成果を意識することが重要です。

また、運動を楽しくするために、好きな音楽を聴きながら行ったり、家族や友人に協力してもらったりすることも、継続を助ける良い方法です。


膝のリハビリトレーニングに関するよくある質問

自宅でリハビリを始める際、多くの人が抱く疑問や不安について、一つひとつ丁寧にお答えします。ご自身の不安を解消し、安心して運動に取り組むための参考にしてください。

運動中に痛みが出た場合はどうすれば良いですか

運動中に痛みが強くなった場合は、すぐにその運動を中止してください。痛みは体が発する警告信号です。痛みを我慢して続けると、かえって炎症を悪化させる危険性があります。

まずは安静にし、炎症がある場合はアイシング(冷却)を行うと良いでしょう。

その後、痛みの原因となった運動の回数や負荷を大幅に減らすか、完全に休止し、痛みが治まるのを待ってから、より負荷の低いストレッチなどから再開してください。

効果を実感できるまでどれくらいの期間が必要ですか

効果が現れるまでの期間には個人差がありますが、一般的には、筋力強化や可動域の改善を実感し始めるまでに、適切に継続して約3か月から6か月程度かかるとされています。

軟骨の修復には長い時間がかかりますが、筋肉やバランス能力の改善は比較的早く現れます。焦らず、短期間での劇的な変化を求めず、長期的な視点を持って地道に続けることが大切です。

運動を毎日行う必要がありますか

筋力トレーニングは、筋肉が回復する時間(休息)も重要ですが、膝のリハビリテーションで推奨される低負荷の運動については、毎日行うことが望ましいです。

特にストレッチや関節の可動域を維持する運動は、毎日欠かさず行うことで効果が高まります。

筋力トレーニングを行う際は、同じ部位を連続して鍛えるのではなく、鍛える部位を日替わりにする、あるいは負荷を軽めにして毎日行うなど、筋肉に過度な負担がかからないように工夫してください。

運動をしてもなかなか改善しない場合はどうしたら良いですか

自宅でのリハビリトレーニングを続けているにもかかわらず、痛みが改善しない、または悪化する場合は、運動方法や負荷が適切でない可能性があります。

また、膝関節症以外の原因が隠れている可能性も考えられます。自己判断で運動を続けず、一度、専門の整形外科医や理学療法士に相談し、現在の状態を再評価してもらいましょう。

専門家は、あなたの歩き方や体の使い方を詳しく分析し、より個別化された運動指導やアドバイスを提供できます。


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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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