交通事故に遭ってしまった時に対応について
当院でも交通事故の患者様の診療を行っております。交通事故は、いつ自分が交通事故に遭うかわかりません。しかし、突然身に降りかかった不幸しまうと、多くの方がどうしていいか分からなくなってしまうものです。
今回は交通事故に遭遇した時の対処法についてまとめました。
目次
今回の話の10秒まとめ
① 交通事故にあったら、まずは相手を確認する。
② その次に警察に電話し、人身事故として届出をする。
③ 保険会社に連絡し、相手の保険会社に医療機関への受診を伝える。
④ 接骨院ではなく、必ず整形外科を受診する。
交通事故にあってしまった時に行うこと
事故にあった後の行動を順を追って説明いたします。
⒈ 加害者と加害者車両の確認
まずは、必ず加害者の連絡先を確認するようにしてください。
今後交通事故による被害に対して加害者と被害者の間でのやりとりを行うため、その加害者をしっかりと特定する必要があります。
⒉ 警察への連絡
面倒くさいと考え、当事者間で終わらせてしまう場合も多いようですが、必ず警察に連絡をしましょう。
また、面倒くさいという理由で人身事故(事故によって身体に何かしらの障害が出る事故)でも物損事故(物が壊れただけで身体に問題ない事故)で終わらせてしまう場合も多くあるようですが、人身事故で扱うことをオススメします。
確かに物損事故のままでも自賠責保険が適応になる場合が多いです。しかしこれはあくまで特例措置のため、自賠責保険が適応されず、病院にかかる費用がすべで自分が支払うようになってしまう可能性もあります。
⒊ 保険会社への連絡
ご自身が加入されている保険会社に連絡をします。
歩行中に車などに接触された場合は、必ず加害者側の保険会社の連絡先を確認するようにしてください。
相手方の保険会社の確認が取れない状況で医療機関に受診すると、保険会社の確認が取れるまでは受診に関わる費用は全て自分で支払うことになってしまいます。
⒋ 医療機関への受診
必ず整形外科などの医療機関を受診してください。接骨院には絶対に行かないでください。
整骨院は医療機関ではありません。
そもそも整骨院が対応可能なものは、
① 医師の同意のもとでの、脱臼・骨折に対する施術
② 脱臼・骨折の応急対応
のみです。もちろん診断書を作成することができません。
交通事故後に整骨院にかかり、その後しばらくしてから整形外科に受診されても、事故直後の状況がわからないため、現在の症状と事故との関連性を証明することができません。
事故との関連は証明できなければ、費用は全て自己負担になってしまい、結果的に困ってしまうのは患者さん自身です。
繰り返しになりますが、必ず医療機関を受診し、症状が残存する場合は定期的な受診をするようにしてください。
当院のご紹介
各部門の専門家が集まった専門外来を設置
当院は、一般的な関節の痛みや筋肉の痛みを診る整形外科の他に、「脊椎(首・腰)」、「肩関節」、「股関節」、「膝関節」、「手」、「足」とそれぞれの専門家が集まった専門外来を用意しております。
他院で診断がつかない症状に関して、各領域の専門家が診察をいたします。
手や足が痺れる、膝や股関節は痛い、背中が曲がってきたなどの症状でお困りの方へ
都内最大級のリハビリ室を完備
患者様の健康を取り戻すため、当院ではリハビリテーションに力を入れております。
国家資格を有するセラピスト達が、責任を持って治療を行います。
腰が痛い、姿勢が悪い、歩くとふらつくなどの症状でお困りの方へ
交通事故診療に強い整形外科専門医が診察
不幸にも交通事故に遭われた患者様の多くは、「事故のことは保険屋さんに聞けば良いが、体の不調をどこに相談すれば良いのかわからない」という悩みを抱えていらっしゃいます。
当院では交通事故診療に強い整形外科専門医が治療を行います。ぜひ一度ご相談ください。
当院は、整形外科専門医が交通事故治療を行う医療機関です。