足立慶友医療コラム

膝に水が溜まる原因と治療の選択肢を詳しく知る手引き

2025.01.01

膝に違和感があり、もしかすると水が溜まっているのではないかと不安を感じる方は多いです。

膝の痛みや腫れが続くと、日常生活に支障をきたします。

どんな原因で膝に水が溜まりやすくなるのか、治療の選択肢はどういったものがあるのか、病院へ行くか迷っている方に向けて詳しく解説します。

膝に水が溜まるとはどういう状態なのか

膝に水が溜まると聞くと、単に「関節内の液体が増えている状態」という理解をする方もいます。

たしかに、膝関節に生理的に存在する関節液が炎症などをきっかけに増えてしまい、腫れや痛みが生じるケースが多いです。

まずは膝の構造や関節液が増える理由を知ることで、早期受診や適切な対策につなげてください。

膝関節の基本構造

膝関節は大腿骨・脛骨・膝蓋骨の3つの骨が組み合わさった複雑な構造を持っています。さらに靭帯や軟骨、半月板などが関節を安定させています。日常の動作を円滑に行うために大切な部分です。

  • 膝蓋骨(膝のお皿)は上方の大腿骨との間でスムーズな動きを可能にする
  • 内側・外側の半月板がクッションの役割を果たす
  • 前十字靭帯・後十字靭帯が膝の前後の動きを安定させる
  • 内側側副靭帯・外側側副靭帯が膝の左右の動きを安定させる

関節液は、この複雑な膝の構造を保護する潤滑油のような存在で、適切な量であれば膝関節の動きを助けます。

関節液が増えるメカニズム

関節液は、滑膜と呼ばれる膜が関節に必要な栄養や潤滑を与えるために分泌する液体です。

膝に負担がかかったり炎症が起きたりすると、この滑膜が刺激を受けて多量の関節液を出し、結果として膝に水が溜まったような状態になります。

関節液が増える主な原因

多くの原因が考えられますが、代表的なものとして次のような理由が挙げられます。

  1. 変形性膝関節症などの慢性的な関節のすり減り
  2. 半月板損傷や靭帯損傷といった外傷
  3. リウマチなど自己免疫が関係する病気
  4. 痛風や偽痛風などの結晶性関節炎

膝の構造に大きな負荷がかかったり、病気によって炎症が生じたりすると、関節液が過剰に分泌される傾向があります。

症状の現れ方と日常生活への影響

膝に水が溜まると、腫れや痛みに加えて曲げ伸ばしがしづらくなる場合が多いです。加えて、歩行や階段の上り下りが困難になることがあります。

特に痛みが強いと外出や運動が難しくなり、日常生活の質が低下しやすいです。

主な症状具体的な状態
腫れや熱感膝が腫れぼったく感じる
痛み動かすと強い痛みが生じる
曲げ伸ばし制限正座や深い屈伸がつらい
歩行困難長距離歩行や階段昇降で痛みが出やすい

膝に水が溜まるときに考えられる疾患

膝に水が溜まるといっても、その背景にはさまざまな疾患や状態が存在します。ここを正しく理解しないと誤ったケアで症状が悪化するリスクがあります。

原因に応じて必要な対処法が異なりますので、代表的な疾患を確認しておきましょう。

変形性膝関節症

中高年以降に多い疾患です。軟骨の摩耗が進み、関節内で炎症が起こり、関節液が過剰に増えることがあります。肥満や加齢、O脚・X脚などのアライメント異常で生じやすいといわれています。

痛みは膝の内側に出ることが多く、慢性的に進行する傾向があります。

半月板損傷

スポーツなどで膝をひねったり激しく衝撃を受けたりした場合に起こりやすいです。半月板が傷つくと炎症が起き、関節液が増えて膝に水が溜まることにつながります。

痛みや引っかかり感、膝が抜けるような感覚が出ることもあります。

リウマチ・自己免疫性疾患

関節リウマチは自己免疫の異常によって多関節に炎症が及ぶ病気です。膝だけでなく指や手首なども痛む場合が多く、朝のこわばりが特徴的です。

リウマチが膝関節に強い影響を与えた場合、水が溜まる症状が出やすいです。

痛風・偽痛風

痛風は血中の尿酸値が高くなることで、関節に結晶が沈着し激痛を引き起こします。足の親指付け根に症状が出やすいといわれますが、膝に出ることもあります。

偽痛風はピロリン酸カルシウムの結晶が関節に沈着することで起こり、膝に水が溜まることが多いです。痛みが急性に起こることが特徴です。

疾患名主な症状の特徴膝に水が溜まる理由
変形性膝関節症軟骨摩耗による慢性的な痛み炎症で関節液が過剰に分泌される
半月板損傷膝をひねった際の鋭い痛み損傷部位の炎症が関節液を増やす
関節リウマチ多関節のこわばりと痛み自己免疫の異常で滑膜が炎症を起こす
痛風・偽痛風突発的な強い痛み結晶沈着による激しい炎症反応

膝に水が溜まる症状のセルフチェックと注意点

自分の膝が腫れている、痛みが強いなどの症状があるとき、「すぐに病院へ行くべきかどうか」という悩みは大きいかもしれません。

セルフチェックのポイントを押さえることで、現状を客観的に把握しやすくなります。ただし自己判断で放置すると症状が進むケースもあるので注意が必要です。

どんなときに病院へ行くべきか

以下のような状態に当てはまる場合は病院受診を検討するとよいです。

  • 日常生活動作(歩行や階段昇降)に支障がある
  • 強い痛みが数日間以上続く
  • 膝が極端に熱を持っている
  • 膝の変形やO脚・X脚の進行を感じる

簡易テストで確認するポイント

日常で次のような動作を行うときに痛みや支障がどの程度出るか、確認してみてください。

  • イスから立ち上がる
  • 正座をする
  • ゆっくり膝を曲げ伸ばしする
  • 片脚立ちをしてみる

痛みの度合いや、膝の不安定感があるかどうかを把握することで、自分の膝の状態をある程度掴めます。

自己流ケアのリスク

自己流のマッサージや湿布だけで様子を見ていると、原因疾患が進行し取り返しがつかなくなる可能性があります。

また、痛みを無理にこらえて運動を続けると、半月板などをさらに損傷するリスクも考えられます。

早期の対応が大切な理由

膝は生活の質を大きく左右する部位であり、少しの不調であっても軽視すると慢性化する場合があります。

早期に専門医の診察を受けて原因を特定し、適切な治療やリハビリを始めることが回復への近道です。

  • 膝の痛みや腫れの原因は多様
  • 初期症状を見逃さずに専門家へ相談
  • 運動や体重管理などの日常ケアも重要
  • 自己判断による放置で症状が悪化するリスク
チェック項目はいの場合の可能性
痛みが1週間以上続く慢性的な炎症の疑い
階段の上り下りが困難関節の変形や損傷の可能性が高い
安静にしていても痛む病気や強い炎症が進行している場合がある
腫れが左右で明確に違う片側だけに負担や損傷が集中している恐れ

病院で行う主な検査と治療アプローチ

膝に水が溜まっている疑いがあるとき、整形外科などで行う検査は多岐にわたります。

検査結果に基づいて治療方針を決めることになるため、どのような検査があるのかを知っておくと安心感が高まります。

画像検査(X線・MRI・CTなど)

レントゲン(X線検査)で骨の状態や変形の有無を確認し、必要に応じてMRIやCT検査で軟骨や半月板、靭帯などの軟部組織を詳細に調べます。

関節リウマチや骨折の有無、関節の変形度合いなどを明確に把握できます。

関節穿刺(穿刺吸引)

膝に溜まっている関節液を注射器で抜き取り、液体の色や性状を分析します。痛風や細菌感染など、原因を特定する重要な手がかりとなります。

抜き取った液体をそのまま検査室へ出し、細菌の有無や結晶の存在を調べることで、適した治療方針を考えます。

保存療法

膝への負担を減らすことを重視します。痛み止めや炎症を抑える薬、装具・サポーターの使用、リハビリを含む理学療法などを組み合わせるケースが多いです。

肥満であれば体重コントロール、筋力低下であれば大腿四頭筋などの筋力強化トレーニングも取り入れます。

  • 痛み止めや抗炎症薬による痛みコントロール
  • ストレッチや大腿四頭筋強化エクササイズ
  • 装具(膝サポーター)で安定性向上
  • ウォーキングやプール歩行などの負荷軽減運動

手術療法

重度の変形性膝関節症や、明らかな半月板・靭帯損傷、リウマチの進行が強い場合などに手術を検討します。

人工関節置換術や関節鏡視下手術での半月板縫合・切除など、原因や症状に応じた術式を選びます。

検査・治療の種類主な目的メリット
画像検査(X線、MRIなど)骨や軟部組織の状態確認原因を把握しやすい
関節穿刺(穿刺吸引)関節液の分析原因疾患を特定する手掛かりになる
保存療法膝への負担軽減痛みを抑えながら日常を続けられる
手術療法病変の直接的修復重症例で根本的な症状改善が見込める

膝に水が溜まったときの日常生活の工夫

病院での治療だけでなく、普段の暮らし方も大きく影響します。膝に負担をかけすぎない行動パターンを意識すると、回復を早めたり悪化を防いだりできます。

体重コントロールの重要性

膝には体重が直接かかるため、肥満傾向があると関節への負担が増えます。適度な食事制限や有酸素運動で体重を管理すると、膝の不調が軽減しやすくなります。

食事だけの制限ではなく、筋肉の減少を防ぐためにもバランス良くタンパク質を摂取しましょう。

  • タンパク質を意識した食事(肉・魚・大豆製品)
  • 野菜・果物でビタミンやミネラルを補給
  • 水分補給を怠らず、血流をスムーズに保つ
  • 間食の甘いものは量や頻度を調整

筋力トレーニングとストレッチ

大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝を支える筋肉を強化すると、膝関節自体への負担が軽減します。日常的に少しずつ筋トレを取り入れると効果的です。

ストレッチも取り入れて筋肉や腱を柔軟に保つと、関節の可動域が広がり動きがスムーズになります。

トレーニング名内容ポイント
レッグエクステンション椅子に座り、片脚ずつ膝を伸ばす大腿四頭筋を意識してゆっくり伸ばす
スクワット背筋を伸ばしてまっすぐ腰を下げる深くしゃがみ込まず膝に負担をかけすぎない
ヒップリフト仰向けで膝を立て、腰を上に持ち上げるお尻と太ももの裏を意識して上下運動を行う
ストレッチ大腿やふくらはぎ、ハムストリングスを伸ばす息を止めずに20秒以上キープ

生活動作の工夫

日常の動作でも膝への負担を減らすことを心がけましょう。長時間の正座や立ちっぱなし、急な階段の昇降などを避ける工夫が大切です。

テーピングやサポーターを利用して膝を安定させ、痛みのあるときは無理をしないことがポイントです。

運動と休息のバランス

ウォーキングや軽いジョギング、水中歩行など、膝への衝撃が比較的少ない運動を継続すると関節の動きが改善しやすいです。

ただし、痛みが強いときは安静を優先し、炎症が落ち着いたら段階的に運動量を増やす流れが良いです。

  • 座るときは膝を曲げすぎない姿勢を意識する
  • 長時間の立ち仕事は適宜休息を挟む
  • サポーターやクッションを活用して負担を軽減
  • 痛みが出たら一旦休憩し、専門家に相談

治療後のリハビリと再発予防

膝に水が溜まる原因がはっきりし治療を進めたあとも、再発予防のために日常的なケアとリハビリが欠かせません。膝の状態を常に把握しながら、無理なく継続していくことが大切です。

リハビリの流れ

担当の理学療法士や医師と相談しながら、段階的に膝への負担をかけていきます。痛みがある場合は、痛みに合わせて運動メニューを調整し、状態が落ち着けば少し負荷を上げていく形です。

  • アイシングなどで炎症を抑えながらリハビリを行う
  • 軽い筋力トレーニングから始める
  • 痛みが少ない範囲での有酸素運動を取り入れる
  • 体重管理や姿勢改善にも着目する

再発を防ぐポイント

膝に水が溜まる状態が再発すると、関節がよりダメージを受けてしまう可能性があります。予防を意識することで、将来的な膝のトラブルを減らせます。

  1. こまめな休息:長時間立ちっぱなしや歩き続けない
  2. 筋力維持:定期的に大腿四頭筋や下肢筋群のトレーニングを継続
  3. 体重管理:適正体重を維持して膝への負担を減らす
  4. 温熱療法:血行を良くし、筋肉と腱を柔らかく保つ

リハビリテーションの実際のメニュー例

病院やリハビリ施設で行うメニューには、筋力強化と柔軟性を高めるエクササイズが多いです。個々の状態に合わせて、段階的にプログラムが変わることがあります。

リハビリメニュー内容期待できる効果
チューブエクササイズセラバンドなどのゴムチューブを利用する筋肉を効率的に鍛えつつ関節への衝撃を緩和
バランストレーニング片足立ち、バランスボールなどを使う下肢全体の協調性と安定性を向上させる
水中ウォーキングプールで歩行や軽い体操を行う浮力による負担軽減で関節を動かしやすい
トレッドミル歩行傾斜や速度を調整してウォーキングを行う有酸素運動の継続で筋力と心肺機能を高める

日常に組み込みやすい予防策

リハビリと並行して、家庭や職場でも膝をいたわる工夫をすると効果が高まります。普段の姿勢や動作を見直し、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。

  • 椅子の高さを調節して膝の角度を直角に保つ
  • デスクワークが長時間続くときはこまめに休憩する
  • 入浴後のストレッチで筋肉をほぐす
  • ウォーキングの際は適度に休んで膝を冷やさない

膝の健康維持のために意識したいポイント

膝に水が溜まる状態は「結果的に関節液が増えている」ということですが、その背景には負担や病気、生活習慣など複合的な要因があります。

根本的に改善するには全身的な健康管理や、運動・休息のバランスを整えるアプローチが必要です。

食事と栄養管理

膝の軟骨や関節液の材料となる成分を補う意識も大事です。

タンパク質はもちろん、ビタミンCやビタミンD、カルシウムなど、骨や軟骨の生成・修復に関わる栄養素をバランスよく摂取するよう心掛けましょう。

栄養素主な働き含まれる食品
タンパク質筋肉や軟骨の原料肉、魚、大豆製品、乳製品
ビタミンCコラーゲン生成をサポート柑橘類、イチゴ、ピーマンなど
ビタミンDカルシウム吸収を促進魚(サケ、イワシ)、きのこ類
カルシウム骨や歯を丈夫にする牛乳、小魚、チーズ、ヨーグルト

運動習慣の定着

一時的なリハビリだけで終わるのではなく、適度な運動習慣を続けることが重要です。

ウォーキングやサイクリング、水泳など膝に負担をかけにくい運動を週に数回でも継続して行うと、筋力維持や血流改善に役立ちます。

  • 無理のない距離と速度でウォーキングを続ける
  • 運動前に軽いストレッチをして怪我を予防する
  • 筋トレと有酸素運動をバランスよく取り入れる
  • 続けられる種目を探して習慣にする

正しい靴選びとインソール活用

合わない靴を履くと膝への負担が増し、歩き方のバランスも崩れやすいです。

特に土踏まずのアーチがしっかり支えられる靴や、自分の足に合ったインソールを選ぶと、膝や腰への衝撃を和らげる効果が期待できます。

靴・インソール選びのポイント効果
サイズをしっかり合わせる足に余計な力がかからない
アーチサポートがある土踏まずを支えて膝への負担を減らす
クッション性のある素材衝撃を吸収し、関節のダメージを緩和
圧迫感が適度にある足を安定させ、踏み込みをスムーズに
  • こまめに足のサイズを測る(加齢で足の形状が変わる)
  • インソールの専門家に相談して自分に合ったものを選ぶ
  • ランニング用・ウォーキング用など、用途別のシューズを使い分ける
  • 靴が傷んだら早めに買い替えて安定性を確保する

メンタル面のケアも大切

膝の痛みが長引くと、活動量が減ってストレスがたまりやすくなります。ストレスは体の緊張を生んで痛みに敏感になる原因にもなります。

リラクゼーションや趣味の時間を設けて気分転換をはかることも大事です。

まとめ:膝に水が溜まる症状を知り、適切な対応を取る

膝に水が溜まる状態は、多くの場合、関節内の炎症によって関節液が過剰に分泌されているサインです。

変形性膝関節症や半月板損傷、リウマチなど、背景にある原因を正確に把握して治療を進めることが回復への近道となります。

病院受診のタイミング、日常生活の工夫、適切なリハビリや再発予防策を取り入れることで、膝を健やかに保ち、動きの自由さを取り戻しやすくなります。早めに専門医に相談し、自分に合った治療方針を見つけることが大切です。

項目内容
原因の特定変形性膝関節症・半月板損傷・リウマチ・痛風など多様な要因を疑う
病院での検査X線、MRI、関節穿刺などで詳しい状態を把握
保存療法薬物療法、装具、リハビリで膝への負担を減らす
手術療法重症例や合併症の有無を見極めて人工関節置換などを実施
日常の工夫体重コントロール、筋力トレーニング、正しい姿勢・靴選びなどを継続する
リハビリと再発予防水中ウォーキングやバランストレーニングで膝をサポートし、再発を防ぐ
  • 膝に違和感や痛みを感じたら放置せずに早めに診察を受ける
  • 原因に応じて治療やリハビリ方法を選ぶ
  • 食事や運動など生活習慣全般を見直す
  • 自分に合ったペースで継続的に予防策を行う

以上のように、膝に水が溜まる状態をしっかり理解し、適切なケアを行えば、痛みや不安が軽減しやすくなります。

膝は年齢を問わずトラブルが起こりやすい関節です。だからこそ、情報を正しく知り、専門家の診察を受けるのが望ましい選択といえるでしょう。

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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