足立慶友医療コラム

膝の内反変形による歩行障害と矯正方法

2025.06.24

「最近、歩くと膝の内側が痛む」「O脚がひどくなった気がする」と感じていませんか。それは「膝の内反変形」が原因かもしれません。

この変形は、膝への負担が偏ることで徐々に進行し、歩行に支障をきたすことがあります。放置すると痛みが強まり、日常生活に大きな影響を与える可能性も否定できません。

この記事では、膝の内反変形の基本的な知識から、歩行への影響、ご自身でできるチェック方法、そして専門的な矯正アプローチまで、分かりやすく解説します。

正しい知識を得て、ご自身の膝と向き合う第一歩にしましょう。

そもそも膝の内反変形とは?

膝の内反変形は、多くの方が「O脚」として認識している状態を指します。これは単に見た目の問題だけでなく、膝関節の健康状態を示す重要なサインでもあります。

変形が進行すると、歩行時の痛みや機能障害を引き起こすため、まずはその基本的な状態を正しく理解することが大切です。

内反変形(O脚)の基本的な定義

膝の内反変形とは、両足をそろえてまっすぐに立ったときに、左右の膝の内側が接せず、外側に弯曲してOの字のような形に見える状態のことです。

専門的には、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)が形成する角度(大腿脛骨角)が正常範囲から逸脱し、膝が内側に反るように変形している状態を指します。

この変形により、体重が膝の内側に集中してかかるようになり、様々な問題を引き起こす原因となります。

正常な膝と内反変形の膝の違い

正常な膝関節では、立っている時や歩いている時に体重が膝全体に均等に分散されます。しかし、内反変形が起こると、体重のかかり方に偏りが生じます。

この違いが、将来的な膝の健康を大きく左右します。

▼正常な膝と内反変形の比較

項目正常な膝内反変形の膝
見た目まっすぐ伸びているO脚に見える
体重の負荷膝関節全体に均等膝関節の内側に集中
軟骨の状態均一な厚さを保つ内側の軟骨がすり減りやすい

なぜ膝が内側に曲がってしまうのか

膝が内側に曲がってしまう主な理由は、膝関節の内側にある軟骨のすり減りです。

長年にわたる負荷の蓄積や加齢により、クッションの役割を果たす関節軟骨が摩耗すると、骨同士の隙間が狭くなります。

特に、体重が集中しやすい内側の軟骨がすり減ることで、骨のアライメント(配列)が崩れ、徐々に膝が内側へ「くの字」に曲がっていくのです。この状態が、外見上のO脚として現れます。

内反変形がもたらす身体への影響

膝の内反変形は、膝だけの問題にとどまりません。膝のアライメントが崩れることで、身体の他の部分にも影響が及ぶことがあります。

  • 膝の痛み(特に内側)
  • 股関節や足首への負担増加
  • 腰痛の原因
  • 歩行能力の低下

これらの影響は、変形の進行度合いによって異なり、日常生活の質を大きく下げる要因となり得ます。

膝の内反変形が起こる主な原因

膝の内反変形は、単一の原因で起こるわけではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症・進行します。

主な原因を理解することで、ご自身の生活習慣を見直し、予防や対策につなげることができます。

加齢による筋力低下と軟骨の摩耗

年齢を重ねることは、内反変形の最も大きな要因の一つです。長年使い続けてきた膝関節では、誰でも少しずつ軟骨がすり減っていきます。

同時に、膝を支える太ももの筋力(特に大腿四頭筋)が低下すると、関節の安定性が失われ、軟骨への負担が一層大きくなります。

この二つの変化が重なることで、変形が進行しやすくなります。

▼年齢と膝への負担の関係

年代主な膝の状態注意すべき点
40代〜50代軟骨のすり減りが始まる初期の痛み、違和感
60代以降変形が進行しやすくなる筋力低下、歩行の変化

過去の怪我や病気の影響

若い頃のスポーツ活動などで経験した膝の怪我も、後年になって内反変形の原因となることがあります。

特に、半月板損傷や靭帯損傷は、膝の安定性を損ない、関節の特定の部分に負荷が集中する原因となります。

また、関節リウマチなどの病気も、関節の炎症を引き起こし、軟骨や骨にダメージを与えることで二次的に変形を誘発することがあります。

生活習慣と姿勢の問題

日々の暮らしの中に、膝への負担を増大させる習慣が隠れていることがあります。

例えば、長時間の正座やあぐら、しゃがみ込む作業などは、膝を大きく曲げるため、関節に強い圧力をかけます。

また、猫背や反り腰といった悪い姿勢は、身体の重心を乱し、結果として膝への不自然な負荷を生み出します。

▼日常生活に潜むリスク

習慣・動作膝への影響対策の方向性
正座・あぐら膝関節への強い圧迫椅子を使う生活へ変更
重い荷物を持つ体重以上の負荷がかかる荷物を分ける、台車利用
悪い姿勢での歩行不自然な体重のかかり方正しい姿勢を意識する

肥満と膝への過剰な負荷

体重の増加は、膝関節への負担を直接的に増大させます。歩行時には体重の約3倍、階段の上り下りでは約5〜7倍もの負荷が膝にかかると言われます。

体重が1kg増えるだけで、膝にはその数倍の負荷が常にかかり続けることになり、軟骨の摩耗を加速させ、内反変形の進行を早める大きな要因となります。

内反変形が歩行に与える深刻な影響

膝の内反変形が進行すると、歩くという日常的な動作に様々な影響が現れます。

初期の段階では軽い違和感程度でも、放置すると痛みが強まり、歩行そのものが困難になることもあります。

歩行時の痛みと不安定感

内反変形の最も代表的な症状が、歩行時の膝の内側の痛みです。変形によって体重が内側に集中するため、歩き始めや長時間歩いた後、階段の上り下りなどで痛みを感じやすくなります。

また、膝を支える筋力が低下したり、関節が不安定になったりすることで、歩行中に膝がガクッと折れるような「膝折れ」と呼ばれる感覚を覚えることもあります。

この不安定感は、転倒への不安にもつながります。

歩容(歩き方)の変化と特徴

膝の痛みをかばうために、無意識のうちに歩き方が変化します。これを「疼痛回避性跛行(とうつうかいひせいはこう)」と呼びます。

内反変形が進行した方の歩き方には、以下のような特徴が見られます。

  • 左右に体を揺らすように歩く(揺動性歩行)
  • 歩幅が狭くなる
  • 歩くスピードが遅くなる

このような歩き方の変化は、さらに膝や他の関節への負担を増やす悪循環を生むことがあります。

▼歩行への影響のまとめ

影響具体的な症状・状態日常生活への支障
痛み歩き始め、長距離歩行時外出の減少、活動制限
不安定感膝折れ、ふらつき転倒リスク、階段への恐怖
歩容変化揺動性歩行、歩幅の減少疲労感の増大、見た目の変化

長距離歩行の困難さ

変形が軽度なうちは短距離の歩行に問題がなくても、少し長く歩くと痛みや疲労感が増してくることがあります。

買い物や旅行など、以前は楽しめていた活動が、膝の痛みのために苦痛に感じられるようになります。

このことにより、徐々に外出する機会が減り、家に閉じこもりがちになるなど、生活の質(QOL)の低下に直結します。

転倒リスクの増加

膝の痛みや不安定感、筋力の低下は、転倒のリスクを著しく高めます。特に高齢者の場合、転倒は骨折につながりやすく、寝たきりの原因となることも少なくありません。

歩行能力の低下は、単に移動が不便になるだけでなく、全身の健康を脅かす危険性をはらんでいるのです。

自分でできる膝の内反変形のセルフチェック

専門機関を受診する前に、ご自身の膝の状態を把握しておくことは重要です。いくつかの簡単な方法で、内反変形の傾向があるかどうかをチェックできます。

ただし、これらはあくまで目安であり、正確な診断には専門家の判断が必要です。

鏡を使った簡単な確認方法

全身が映る鏡の前に立ち、ご自身の脚の状態を客観的に見てみましょう。

  1. 靴と靴下を脱ぎ、両足のかかととつま先をそろえてまっすぐに立ちます。
  2. 膝のお皿が正面を向くように意識します。
  3. 左右の膝の内側の間に、指が何本入るかを確認します。

指が2本以上入る場合は、内反変形(O脚)の傾向があると考えられます。変形が進行していると、さらに隙間が大きくなります。

靴底の減り方でわかるサイン

普段履いている靴の裏側も、膝の状態を知る手がかりになります。内反変形があると、体重が足の外側にかかりやすくなるため、靴底の外側が極端にすり減る傾向があります。

左右の靴を見比べて、外側の減り具合に大きな差がないか確認してみましょう。

▼セルフチェック項目

チェック方法確認するポイント内反変形の可能性
直立姿勢両膝の間の隙間指が2本以上入る
靴底の減り方かかとの外側の摩耗外側が顕著に減っている
日常の症状膝の内側の痛み、違和感歩行時や階段昇降時に感じる

日常で感じる症状からの判断

以下のような症状が日常的にある場合も、内反変形が関係している可能性があります。

  • 椅子から立ち上がる時に膝が痛む
  • 階段を下りるのが特に辛い
  • 正座ができない、またはすると痛む
  • 膝が完全に伸びない、または曲がりにくい

セルフチェックの限界と注意点

これらのセルフチェックは、あくまで簡易的なものです。痛みの原因は内反変形以外にも考えられますし、変形の程度を正確に判断することはできません。

気になる症状がある場合は、自己判断で放置せず、必ず整形外科などの専門機関で診察を受けるようにしてください。

保存的治療による矯正アプローチ

膝の内反変形の治療は、まず手術をしない「保存的治療」から始めるのが一般的です。保存的治療の目的は、痛みを和らげ、変形の進行を遅らせ、膝の機能を維持・向上させることです。

生活習慣の改善と組み合わせることで、多くのケースで症状の改善が期待できます。

運動療法の重要性と具体的な内容

保存的治療の中心となるのが運動療法です。膝関節を支える筋力を強化し、関節の柔軟性を保つことで、膝への負担を軽減します。

痛みがあるからと動かさないでいると、かえって筋力が衰え、症状が悪化する可能性があります。専門家の指導のもと、無理のない範囲で継続することが重要です。

▼運動療法の種類と目的

運動の種類主な目的期待される効果
筋力トレーニング膝関節の安定化歩行時のふらつき改善、痛み軽減
ストレッチング関節可動域の維持・改善膝の動きがスムーズになる、こわばり解消
有酸素運動体重管理、全身の健康維持肥満解消、心肺機能向上

膝周りの筋力トレーニング

特に重要なのが、太ももの前側にある大腿四頭筋と、お尻にある大殿筋のトレーニングです。これらの筋肉は、膝の衝撃を吸収し、関節を安定させる上で中心的な役割を果たします。

椅子に座ったまま膝を伸ばす運動や、仰向けに寝てお尻を持ち上げる運動など、膝に負担の少ない方法から始めます。

ストレッチングで柔軟性を高める

膝周りの筋肉や腱が硬くなると、膝の動きが悪くなり、痛みの原因となります。

太ももの裏側(ハムストリングス)やふくらはぎのストレッチを定期的に行い、関節の柔軟性を保つことが大切です。

痛みを感じない、気持ちの良い範囲でゆっくりと伸ばしましょう。

装具療法(インソールやサポーター)の活用

運動療法と並行して、装具を用いることも有効です。装具は、膝への負担を物理的に軽減し、歩行を助ける役割を果たします。

▼装具療法の種類と特徴

装具の種類主な機能選び方のポイント
足底挿板(インソール)足の外側を高くして体重の偏りを補正個人の足の形や変形の程度に合わせて作成
膝サポーター膝関節のぐらつきを抑制し、安定させる保温効果のあるもの、支柱付きのものなど目的で選ぶ

特に、足の外側を高くする「外側ウェッジ付き足底挿板」は、内側にかかる負担を軽減する効果が期待できます。

ただし、ご自身の判断で市販品を選ぶのではなく、専門家と相談の上、適切なものを使用することが重要です。

物理療法による痛みの緩和

痛みが強い場合には、温熱療法や電気療法といった物理療法を行うことがあります。患部を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減させる効果があります。

これらの治療は、運動療法をスムーズに行うための準備としても役立ちます。

日常生活での注意点と工夫

治療効果を高めるためには、日常生活における膝への配慮が必要です。和式の生活(正座、床に座る)から洋式の生活(椅子、ベッド)へ切り替えるだけでも、膝への負担は大きく減少します。

また、階段の利用を避けたり、歩行時に杖を使用したりすることも、痛みの管理に有効です。

外科的治療による矯正方法

保存的治療を続けても痛みが改善せず、日常生活に大きな支障が出ている場合には、外科的治療、つまり手術が選択肢となります。

手術の目的は、痛みの根本的な原因を取り除き、変形した膝のアライメントを矯正して、再び快適に歩けるようにすることです。

手術を検討するタイミング

手術を受けるかどうかは、年齢や活動レベル、変形の進行度、そしてご自身の生活の質を考慮して慎重に判断します。一般的に、以下のような場合に手術が検討されます。

  • 保存的治療で痛みがコントロールできない
  • 安静にしていても膝が痛む
  • 痛みのために外出できず、生活範囲が著しく狭まっている
  • 膝の変形が急速に進行している

高位脛骨骨切り術(HTO)

高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)は、主に比較的若い(60代くらいまで)活動性の高い患者さんに対して行われる手術です。

この手術では、すねの骨(脛骨)の一部を切り、角度を変えて固定し直すことで、O脚を矯正します。自分の関節を温存できるのが最大の利点です。

この方法により、膝の内側にかかっていた体重の負荷を外側へ移動させ、痛みを和らげ、軟骨のすり減りを遅らせる効果が期待できます。

人工膝関節置換術(TKA)

人工膝関節置換術(じんこうひざかんせつちかんじゅつ)は、変形が著しく、軟骨が広範囲にわたってすり減ってしまった場合に行われることが多い手術です。

傷んだ関節の表面を削り取り、金属やポリエチレンなどでできた人工の関節(インプラント)に置き換えます。

この手術は、痛みの除去効果が非常に高く、多くの場合で安定した歩行能力の回復が期待できます。

▼主な手術方法の比較

項目高位脛骨骨切り術(HTO)人工膝関節置換術(TKA)
対象年齢比較的若い活動的な方主に高齢者、変形が強い方
関節の温存自分の関節を温存する人工物に入れ替える
術後の活動スポーツ活動への復帰も可能日常生活は快適だが激しい運動は制限

各手術方法の利点と欠点

どちらの手術方法にも利点と欠点があり、どちらが優れているということではありません。HTOは自分の関節を残せますが、骨が癒合するまでに時間がかかります。

一方、TKAは早期の除痛効果が高いですが、人工関節には耐用年数があり、将来的に入れ替えの手術が必要になる可能性もゼロではありません。

どの手術方法が適しているかは、個人の状態やライフスタイルによって異なるため、専門医と十分に話し合って決定することが大切です。

膝の内反変形を予防・悪化させない生活習慣

膝の内反変形は、一度発症すると完全に元に戻すことは困難です。そのため、変形を予防すること、そしてすでに始まっている変形をそれ以上悪化させないことが非常に重要になります。

日々の生活習慣を見直すことが、最も効果的な対策と言えるでしょう。

適正体重の維持と食事管理

膝を守る上で、体重管理は最も重要な要素の一つです。体重が増えれば増えるほど膝への負担は大きくなり、軟骨の摩耗を早めてしまいます。

肥満気味の方は、まずは減量に取り組むことが先決です。急激な食事制限ではなく、バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせ、長期的な視点で適正体重を目指しましょう。

特に、骨や軟骨、筋肉の材料となるタンパク質、カルシウム、ビタミンDなどを意識して摂取することが大切です。

膝に負担をかけない動作の習得

日常生活の何気ない動作が、膝に負担をかけていることがあります。少し意識を変えるだけで、膝をいたわることができます。

▼予防のための生活習慣ポイント

場面避けるべき動作推奨される動作
床からの立ち座り膝の力だけで立つテーブルや壁に手をついて立つ
物の持ち運び重い物を一度に持つ小分けにする、台車を使う
階段急いで上り下りする手すりを使い、一段ずつゆっくり

定期的な運動の習慣化

痛みがない範囲での定期的な運動は、予防と悪化防止の両面で効果的です。

特に、ウォーキングや水中運動、サイクリングといった膝への負担が少ない有酸素運動は、筋力維持と体重管理に役立ちます。

大切なのは、無理なく続けられること。「週に数回、30分程度」など、自分なりの目標を立てて習慣にしましょう。

自分に合った靴選びの重要性

足元が不安定だと、その影響は直接膝に及びます。靴を選ぶ際は、デザインだけでなく機能性を重視しましょう。

かかとがしっかりしていて、衝撃吸収性に優れたクッションのある靴が理想的です。

足のサイズや形に合わない靴は、不自然な歩き方を誘発し、膝への負担を増やす原因になるため避けてください。

よくある質問

Q. 内反変形は自然に治りますか?

A. 残念ながら、一度すり減った軟骨や変形した骨が自然に元通りになることはありません。

しかし、適切な治療や生活習慣の改善によって、痛みを和らげ、変形の進行を遅らせることは十分に可能です。

症状の悪化を防ぎ、現状の膝機能を維持することが治療の大きな目標となります。

Q. どのような運動が効果的ですか?

A. 膝に負担をかけずにできる運動が推奨されます。

具体的には、太ももの筋力を鍛えるトレーニング(椅子に座っての膝伸ばしなど)、プールでの水中ウォーキング、エアロバイクなどが挙げられます。

重要なのは、痛みを感じない範囲で行い、毎日少しずつでも継続することです。どのような運動がご自身の状態に合っているかについては、専門家にご相談ください。

Q. サプリメントは効果がありますか?

A. グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントが、変形性膝関節症に対して広く利用されています。

これらの成分が痛みを和らげる効果を示したという報告もありますが、科学的な効果についてはまだ議論が続いており、軟骨の再生や変形の矯正を証明する十分な根拠はありません。

あくまで食事を補う補助的なものと考え、過度な期待はせず、基本となる運動療法や生活習慣の改善と併用することが大切です。

Q. 手術後の生活はどうなりますか?

A. 手術を受けることで、多くの場合、長年悩まされていた膝の痛みから解放され、歩行能力が大きく改善します。

杖なしで外出したり、旅行を楽しんだりといった、以前の生活を取り戻せる可能性があります。ただし、手術後はリハビリテーションが非常に重要です。

専門家の指導のもとで適切なリハビリを行うことで、回復を早め、より良い結果を得ることができます。

以上

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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