足立慶友医療コラム

若い人の変形性膝関節症 – 原因と予防法

2025.09.12

「膝の痛み」と聞くと、多くの方が高齢者の悩みという印象を持つかもしれません。

しかし、近年、10代や20代といった若い世代でも膝の痛みに悩み、変形性膝関節症と診断されるケースが増えています。

この病気は、膝関節の軟骨がすり減ることで痛みや腫れが生じ、進行すると歩行が困難になることもあります。若い時期からの発症は、将来の生活の質に大きな影響を与えかねません。

この記事では、なぜ若い人でも変形性膝関節症になるのか、その主な原因を詳しく解説し、今日から始められる具体的な予防法まで、分かりやすくお伝えします。

変形性膝関節症とは? 高齢者だけの病気ではない現実

変形性膝関節症は、関節のクッションである軟骨が傷つき、すり減っていくことで発症します。

これまで主に加齢が原因と考えられてきましたが、若い世代においても、特定の要因によって軟骨へのダメージが蓄積し、発症に至るケースが少なくありません。

まずは、膝の基本的な構造と、この病気がどのように進行するのかを理解することが大切です。若いからといって無関係ではない、その実態に迫ります。

膝の構造と軟骨の役割

膝関節は、太ももの骨(大腿骨)、すねの骨(脛骨)、そして膝のお皿(膝蓋骨)の3つの骨で構成されています。

これらの骨の表面は、関節軟骨と呼ばれる滑らかで弾力性のある組織で覆われています。

関節軟骨は、衝撃を吸収するクッションの役割と、関節の動きを滑らかにする潤滑油のような役割を担っています。この軟骨のおかげで、私たちは痛みを感じることなく膝を曲げ伸ばしできるのです。

また、関節は関節包という袋に包まれ、その内側は滑膜で覆われています。滑膜は関節液を分泌し、軟骨に栄養を供給するとともに、関節の滑りを良くします。

膝関節を構成する主な要素

構成要素主な役割特徴
関節軟骨衝撃吸収、関節の動きを滑らかにする弾力性があり、表面が滑らか。血管や神経がない。
半月板衝撃分散、関節の安定化C字型の線維軟骨。内外に1つずつ存在する。
靭帯関節の安定化、動きの制御骨と骨をつなぐ強固な結合組織。

変形性膝関節症が進行する流れ

変形性膝関節症は、何らかの原因で関節軟骨に傷がつくことから始まります。軟骨には血管が通っていないため、一度すり減ると自然に再生することは困難です。

軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合うようになり、痛みや炎症を引き起こします。この炎症が滑膜を刺激し、関節液が過剰に分泌されると「膝に水がたまる」状態になります。

さらに進行すると、骨の縁に骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲのようなものができたり、骨そのものが変形したりして、膝の動きが大きく制限されます。

若い世代で増加傾向にある背景

若い世代で変形性膝関節症が増加している背景には、ライフスタイルの変化が大きく関係しています。

激しいスポーツに打ち込む人の増加、早期からのスポーツ専門化、また一方で運動不足による筋力低下や体重増加などが挙げられます。

特に、学生時代のスポーツ活動中に受けた前十字靭帯損傷や半月板損傷などの怪我を放置したり、適切な治療を受けなかったりした場合、数年から十数年後に関節軟骨の摩耗が進行し、若年性変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。

若い人が変形性膝関節症になる主な原因

若い人の変形性膝関節症は、単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症することがほとんどです。

スポーツによる怪我や膝への度重なる負担、体重の問題、さらには骨格的な特徴や日常生活の癖まで、さまざまなリスク要因が考えられます。

ご自身の生活習慣や身体的特徴を振り返りながら、どの要因が当てはまるかを確認してみましょう。

スポーツによる膝への過度な負担と外傷

ジャンプやダッシュ、急な方向転換を繰り返すスポーツは、膝関節に大きな負担をかけます。

特に、バスケットボール、サッカー、バレーボールなどは、前十字靭帯損傷や半月板損傷といった大きな怪我につながりやすいことで知られています。

これらの怪我は、関節の安定性を損ない、軟骨への負担を増大させる直接的な原因となります。

一度損傷した組織は完全には元に戻らないことも多く、将来的に変形性膝関節症を発症する引き金となります。

スポーツ種目と膝への影響

スポーツ種目主な動作起こりやすい膝の外傷
サッカー、バスケットボール急停止、方向転換、ジャンプ前十字靭帯損傷、半月板損傷
バレーボール、ハンドボールジャンプ、着地膝蓋腱炎(ジャンパー膝)、半月板損傷
ラグビー、柔道接触プレー、タックル側副靭帯損傷、前十字靭帯損傷

体重増加が膝関節に与える影響

体重は膝関節の負担に直結します。通常、歩行時には体重の約3倍、階段の上り下りでは約7倍の負荷が膝にかかると言われています。

つまり、体重が1kg増えるだけで、膝にはその数倍の負担が追加される計算になります。過体重や肥満の状態が続くと、関節軟骨は常に大きな圧力にさらされ、摩耗が早まります。

適正体重を維持することは、膝の健康を守る上で非常に重要です。

体重増加と膝への負荷

動作膝にかかる負荷の目安(体重比)体重60kgの場合の負荷
平地歩行約2~3倍約120~180kg
階段の上り約4~5倍約240~300kg
階段の下り約6~7倍約360~420kg

骨格の歪みや遺伝的要因

O脚やX脚といった下肢のアライメント(骨の配列)の異常も、変形性膝関節症の原因となり得ます。

O脚の場合は膝の内側に、X脚の場合は膝の外側に体重が偏ってかかるため、特定の部位の軟骨だけが集中的にすり減りやすくなります。

また、親や兄弟に変形性膝関節症の人がいる場合、骨の形や軟骨の性質などが遺伝的に似ている可能性があり、発症しやすい傾向があることも報告されています。

ただし、遺伝的要因はあくまでリスクの一つであり、生活習慣の改善によって発症を予防することは可能です。

日常生活に潜むリスク要因

特別なスポーツや怪我の経験がなくても、日常生活の中の些細な習慣が膝への負担を蓄積させていることがあります。

例えば、長時間の中腰姿勢や正座、しゃがみ込む動作の繰り返し、合わない靴での長距離歩行などは、膝関節に持続的なストレスを与えます。

また、運動不足による膝周りの筋力低下も、関節を不安定にし、軟骨への負担を増やす一因となります。

こんな症状に注意!変形性膝関節症の初期サイン

変形性膝関節症は、ゆっくりと進行するため、初期の段階では症状に気づきにくいことがあります。しかし、早い段階でサインを察知し、対策を始めることが進行を遅らせる鍵となります。

「年のせい」「少し疲れているだけ」と見過ごさず、これから挙げるような症状がないか、ご自身の膝の状態をチェックしてみてください。

膝のこわばりと動かし始めの痛み

朝起きた時や、長時間座った後などに立ち上がろうとすると、膝が固まったように感じて動かしにくい「こわばり」は、初期症状の代表例です。

また、動き始めの一歩目にズキッとした痛みを感じる「始動時痛」もよく見られます。

これらの症状は、しばらく動いているうちに和らぐことが多いため、見過ごされがちですが、関節軟骨の摩耗が始まっているサインかもしれません。

階段の上り下りや長時間の歩行で感じる痛み

初期の段階では、安静にしている時に痛みを感じることは稀です。

痛みは主に、膝に負担がかかる動作、特に階段の上り下りや坂道の歩行、長時間の立ち仕事やウォーキングの後などに現れます。

初めは軽い違和感程度でも、徐々に痛みが強くなったり、頻度が増したりする場合は注意が必要です。

膝の腫れや熱っぽさ

関節内部で炎症が起きると、膝全体が腫れぼったくなったり、触ると熱を持っているように感じたりすることがあります。

これは、関節軟骨の摩耗によって生じた微細な破片が滑膜を刺激し、炎症反応を引き起こしている状態です。膝に水がたまる(関節水腫)のも、この炎症が原因です。

痛みに加えて腫れや熱感が続く場合は、変形性膝関節症が進行している可能性があります。

変形性膝関節症の進行度と主な症状

進行度自覚症状特徴
初期こわばり、動かし始めの痛み安静時は痛みがなく、動くと和らぐことが多い。
中期階段昇降時の痛み、正座が困難、腫れ痛みが持続し、膝の曲げ伸ばしが制限される。
末期安静時痛、夜間痛、歩行困難O脚変形が目立ち、日常生活に大きな支障が出る。

自分でできる!変形性膝関節症の進行を食い止める予防法

変形性膝関節症の進行を遅らせ、痛みを和らげるためには、日常生活の見直しがとても大切です。

膝への負担を減らす工夫や、体重コントロール、適切な道具の活用など、今日からすぐに取り組めることがたくさんあります。少しの意識と工夫で、膝の未来は大きく変わります。

膝に負担をかけない生活習慣

日々の動作を見直すことで、膝への負担を大幅に減らすことができます。特に、床からの立ち座りや重い荷物の持ち運びなど、膝に大きな力がかかる場面では注意が必要です。

正しい姿勢と歩き方

猫背や反り腰などの悪い姿勢は、体の重心がずれてしまい、膝に余計な負担をかけます。背筋を伸ばし、頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージで立つことを意識しましょう。

歩く際は、かかとから着地し、足裏全体で体重を支え、親指の付け根で地面を蹴り出すように歩くと、衝撃が分散されやすくなります。

靴選びのポイント

靴は、地面からの衝撃を吸収し、膝を守る重要な役割を担います。クッション性が高く、かかとが安定しているウォーキングシューズやスニーカーが理想的です。

ハイヒールや底の薄い靴は、膝への負担を増大させるため、長時間の使用は避けましょう。自分の足に合ったサイズと幅の靴を選ぶことも重要です。

膝に優しい靴の選び方

ポイント確認事項理由
クッション性靴底に適度な厚みと弾力があるか着地時の衝撃を吸収し、膝への負担を軽減する。
安定性かかと部分がしっかりしているか歩行時の足のぐらつきを防ぎ、関節を安定させる。
フィット感つま先に少し余裕があり、幅が合っているか足が靴の中で動かず、力を効率的に伝えられる。

食生活の見直しと適正体重の維持

前述の通り、体重管理は膝の負担軽減に直結します。バランスの取れた食事を心がけ、過食を避けることが基本です。

特に、骨や軟骨、筋肉の材料となる栄養素を意識的に摂取すると良いでしょう。

  • カルシウム
  • ビタミンD
  • タンパク質
  • コラーゲン

これらの栄養素は、特定の食品だけで補うのではなく、多様な食材を組み合わせた食事から摂ることが大切です。

膝のサポーターやテーピングの活用

膝に不安定感がある場合や、スポーツなどで負担がかかることが予想される場面では、サポーターやテーピングの活用が有効です。

これらは、関節の動きを補助し、安定性を高めることで、膝への負担を軽減し、痛みの予防につながります。

ただし、長時間の使用や締め付けすぎは血行を妨げる可能性もあるため、使用方法を守り、必要に応じて専門家のアドバイスを求めましょう。

膝の健康を守る!自宅でできる簡単エクササイズ

膝の痛みを恐れて動かさないでいると、かえって膝周りの筋力が低下し、関節が不安定になって症状が悪化することがあります。

痛みがない範囲で適切なエクササイズを行い、筋力を維持・向上させることが、変形性膝関節症の予防と改善には重要です。

ここでは、自宅で手軽にできるトレーニングとストレッチを紹介します。

膝周りの筋肉を強化するトレーニング

膝を支える上で最も重要な筋肉は、太ももの前側にある大腿四頭筋です。この筋肉を鍛えることで、膝関節が安定し、軟骨への負担を軽減できます。

太ももの裏側にあるハムストリングスやお尻の筋肉もバランス良く鍛えることが大切です。

大腿四頭筋(太ももの前側)の強化

椅子に座った状態で行う「膝伸ばし運動」は、膝に負担をかけずに大腿四頭筋を鍛えることができる基本的なトレーニングです。

椅子に深く座り、片方の脚をゆっくりと床と平行になるまで持ち上げ、5秒間静止します。その後、ゆっくりと下ろします。この動作を10回程度、左右の脚で繰り返します。

大腿四頭筋トレーニングの種類と注意点

トレーニング名方法注意点
膝伸ばし運動椅子に座り、片脚ずつゆっくり膝を伸ばす反動をつけず、太ももの前の筋肉を意識する。
ハーフスクワット浅く腰を落とすスクワット膝がつま先より前に出ないように注意する。

ハムストリングス(太ももの裏側)の強化

うつ伏せの状態で行う「レッグカール」が効果的です。うつ伏せになり、片方の膝をゆっくりと90度まで曲げ、お尻にかかとを近づけるようにします。

ゆっくりと元の位置に戻し、これを繰り返します。

関節の柔軟性を高めるストレッチ

筋肉が硬くなると、関節の動きが悪くなり、膝への負担が増加します。トレーニング後や入浴後など、体が温まっている時にストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保ちましょう。

特に、大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎの筋肉を重点的に伸ばすことが有効です。

  • 無理に伸ばさない
  • 息を止めない
  • 反動をつけない
  • 20~30秒間維持する

運動を行う上での注意点

エクササイズは、痛みを感じない範囲で行うことが大原則です。運動中に痛みを感じたり、運動後に痛みが強まったりした場合は、すぐに中止してください。

運動の強度や回数は、自分の体力や膝の状態に合わせて調整し、無理のないペースで継続することが最も重要です。

専門家への相談が必要なケースとは?

セルフケアを行っても症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出始めた場合は、自己判断で放置せず、整形外科を受診することが重要です。

専門家による正確な診断を受けることで、ご自身の膝の状態を正しく把握し、適切な治療方針を立てることができます。

ここでは、受診を検討すべき症状や、医療機関で行われる検査について解説します。

痛みが続く、悪化する場合

安静にしていても痛みが治まらない、歩くたびに常に痛みを感じる、痛みのせいで夜眠れないなど、痛みが日常生活の妨げになっている場合は、受診が必要です。

また、セルフケアを続けているにもかかわらず、痛みの範囲が広がったり、強さが増したりする場合も、病状が進行しているサインと考えられます。

膝が伸びない、曲がらないなどの可動域制限

膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなった状態を「可動域制限」といいます。正座ができない、靴下を履く動作が難しい、膝が完全に伸びきらない、といった症状がこれにあたります。

このような症状は、関節の変形や炎症が進行している可能性を示しており、専門的な評価と治療が必要となります。

整形外科で行う検査と診断

整形外科では、まず問診で症状や生活習慣について詳しく聞き取り、その後、視診や触診で膝の状態を確認します。診断を確定するためには、画像検査が重要です。

最も一般的に行われるのはレントゲン(X線)検査で、骨の変形や関節の隙間の狭さなどを評価します。

必要に応じて、MRI検査で軟骨や半月板、靭帯といったレントゲンでは映らない組織の状態を詳しく調べることもあります。

整形外科での主な検査方法

検査方法分かること目的
問診・触診痛みの程度、部位、生活への影響患者の状態を総合的に把握する。
レントゲン検査骨の変形、関節の隙間の状態変形性膝関節症の進行度を評価する。
MRI検査軟骨、半月板、靭帯などの状態より詳細な関節内部の状態を調べる。

若い人の変形性膝関節症に関するよくある質問

ここでは、若い方が変形性膝関節症と向き合う上で抱きやすい疑問について、Q&A形式でお答えします。病気への理解を深め、不安を解消するための一助としてください。

Q. 若くても手術が必要になりますか?

A. 変形性膝関節症の治療は、まず運動療法や体重管理、薬物療法などの保存療法から始めるのが基本です。

若い方の場合、関節を温存することが最優先されるため、すぐに手術を選択することは稀です。

しかし、外傷による損傷が大きい場合や、保存療法で改善が見られず、日常生活に著しい支障をきたす場合には、骨切り術(骨の角度を調整して負担を軽減する手術)などの手術が検討されることもあります。

Q. どのようなスポーツなら続けても良いですか?

A. 膝への負担が少ないスポーツを選ぶことが大切です。特に、水中での運動は浮力によって膝への負担が大幅に軽減されるため、水泳やアクアビクスは非常におすすめです。

また、サイクリングやウォーキング(平地)も、適切な強度であれば筋力維持に有効です。

ジャンプや急な方向転換が多いスポーツは、症状が悪化するリスクがあるため、続ける場合は専門家と相談の上、慎重に行う必要があります。

膝への負担が少ないスポーツの例

スポーツ膝へのメリット注意点
水泳・アクアビクス浮力で体重の負荷が軽減される平泳ぎのキックは膝に負担がかかることがある。
サイクリング体重をかけずに膝の曲げ伸ばし運動ができるサドルの高さを適切に調整する。
ウォーキング(平地)手軽に始められ、筋力維持に役立つクッション性の良い靴を選び、坂道は避ける。

Q. サプリメントは効果がありますか?

A. グルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸といったサプリメントは、膝の健康をサポートする成分として広く知られています。

これらの成分は、軟骨の構成要素であり、摂取することで痛みの緩和につながるという報告もあります。

しかし、科学的な効果についてはまだ議論が分かれている部分もあり、すり減った軟骨を再生させる効果は証明されていません。

サプリメントはあくまで食事を補う補助的なものと捉え、基本的な治療やセルフケアと並行して利用することを検討しましょう。

Q. 遺伝する場合、子供も注意が必要ですか?

A. 変形性膝関節症そのものが直接遺伝するわけではありませんが、発症リスクを高める可能性のある骨格的な特徴(O脚など)や体質が遺伝することは考えられます。

ご家族にこの病気の方がいる場合は、お子さんが膝に負担のかかるスポーツをしていないか、肥満傾向はないかなど、日頃から生活習慣に気を配ることが予防につながります。

早い段階から膝の健康に関心を持つ良い機会と捉え、親子で予防に取り組むことをおすすめします。

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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