足立慶友医療コラム

変形性膝関節症のサプリメント効果 – 医師による解説

2025.09.27

膝の痛みに悩む多くの方が、「変形性膝関節症にサプリメントは効果があるのだろうか」という疑問をお持ちです。

テレビや雑誌、インターネットでは様々なサプリメントが紹介されていますが、その情報量の多さから、どれを選べば良いのか、本当に効果が期待できるのか判断に迷うこともあるでしょう。

この記事では、整形外科の医師の立場から、変形性膝関節症の基本的な知識、サプリメントの役割や科学的な根拠、代表的な成分の働きについて詳しく解説します。

また、サプリメントを選ぶ際のポイントや注意点、サプリメントだけに頼らない総合的な膝のケア方法まで、読者の皆様が正しい知識を持ってご自身の健康と向き合うための一助となる情報を提供します。

変形性膝関節症とは?膝の痛みの原因を理解する

サプリメントの効果を考える前に、まずは痛みの原因である変形性膝関節症そのものについて正しく理解することが大切です。

どのような状態で、なぜ痛みが起こるのかを知ることで、サプリメントに期待できる役割や限界も見えてきます。

膝の構造と軟骨の役割

膝関節は、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)と、すねの骨である脛骨(けいこつ)、そしてお皿と呼ばれる膝蓋骨(しつがいこつ)の3つの骨で構成されています。

これらの骨の表面は、厚さ数ミリの「関節軟骨」という滑らかで弾力のある組織で覆われています。

この関節軟骨が、衝撃を吸収するクッションの役割と、関節の動きを滑らかにする潤滑油のような役割を果たしています。

このことにより、私たちは痛みを感じることなくスムーズに膝を曲げ伸ばしできるのです。

変形性膝関節症が起こる流れ

変形性膝関節症は、加齢や体重の増加、筋力の低下、過去の怪我などが要因となり、この大切な関節軟骨がすり減っていくことで発症します。

軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合うようになり、関節の内部で炎症が起こります。この炎症が、痛みや腫れ、水が溜まるといった症状を引き起こすのです。

進行すると、骨の変形(骨棘:こつきょく)が生じ、関節の動きが制限され、歩行が困難になることもあります。

主な症状と進行度

変形性膝関節症の症状は、その進行度によって異なります。初期の段階では、立ち上がりや歩き始めなど、動き出す時にだけ痛みを感じることが多いです。

しかし、病状が進行するにつれて、安静にしていても痛むようになり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。

変形性膝関節症の進行度と主な症状

進行度主な症状レントゲン所見
初期立ち上がり、歩き始めの痛み。長時間の歩行後の鈍い痛み。軟骨が少しすり減り、関節の隙間がわずかに狭くなる。
中期階段の上り下りや正座が困難になる。膝が完全に伸びない、曲がらない。関節の隙間が明らかに狭くなる。骨の変形(骨棘)が見られる。
末期安静時にも痛む。膝が大きく変形し(O脚など)、歩行が困難になる。関節の隙間がほぼなくなり、骨同士が接触している。骨の変形が著しい。

変形性膝関節症にサプリメントは効果があるのか?

多くの方が最も知りたい点である、サプリメントの効果について解説します。変形性膝関節症の治療において、サプリメントはどのような位置づけにあるのでしょうか。

医学的な視点から、その効果と限界を説明します。

サプリメントの位置づけ

まず理解していただきたいのは、サプリメントは「医薬品」ではなく「食品」であるという点です。

医薬品は、病気の治療や予防を目的として、有効性や安全性が国によって厳しく審査されています。

一方、サプリメントは、あくまでも日常の食事で不足しがちな栄養素を補うための補助的な食品です。そのため、医薬品のように病気の治療効果を保証するものではありません。

変形性膝関節症の治療の基本は、運動療法や体重管理、そして必要に応じた薬物療法であり、サプリメントはこれらの治療を補う選択肢の一つと考えるのが適切です。

科学的根拠(エビデンス)の現状

グルコサミンやコンドロイチンといった成分の効果については、世界中で多くの研究が行われています。

しかし、その結果は一貫しておらず、「痛みの軽減に有効であった」という報告がある一方で、「効果は認められなかった」とする報告も少なくありません。

大規模な研究においても、プラセボ(有効成分の入っていない偽薬)と比較して明らかな優位性を示せなかったという結果も出ています。

このように、現時点では「誰にでも確実に効果がある」と断言できるほどの強い科学的根拠は確立されていないのが現状です。

プラセボ効果の可能性

サプリメントを飲んで「痛みが楽になった」と感じる方の中には、「プラセボ効果」が働いている可能性も考えられます。

プラセボ効果とは、有効成分が含まれていない薬を本物の薬だと信じて服用することで、症状が改善する現象のことです。

「膝に良いものを摂っている」という安心感や期待感が、脳に働きかけ、痛みを緩和する物質の分泌を促すことがあります。

これは決して悪いことではなく、痛みの感覚が和らぐのであれば、ご本人にとって有益なことと言えるでしょう。

期待できる役割と限界

サプリメントは、すり減った軟骨を元通りに再生させることはできません。

しかし、一部の成分には炎症を抑えたり、軟骨の構成要素を補ったりすることで、痛みの緩和や関節機能の維持に貢献する可能性が示唆されています。

過度な期待は禁物ですが、治療の補助として、あるいは症状が軽い段階でのセルフケアの一つとして試してみる価値はあるかもしれません。

大切なのは、サプリメントを万能薬と捉えず、その役割と限界を正しく理解することです。

注目される代表的なサプリメント成分とその働き

ここでは、変形性膝関節症のサプリメントによく利用される代表的な成分について、それぞれの特徴と期待される働きを解説します。

成分の性質を知ることは、製品選びの第一歩です。

グルコサミン

グルコサミンは、カニやエビなどの甲殻類の殻に含まれるアミノ糖の一種で、体内で軟骨や結合組織を作るための材料となります。

プロテオグリカンという、軟骨の保水性や弾力性を保つ重要な物質の生成を助ける働きがあると考えられています。体内で自然に生成されますが、加齢とともにその能力は低下していきます。

サプリメントとして摂取することで、軟骨成分の合成をサポートし、関節の健康維持に役立つことが期待されます。

グルコサミンの種類と特徴

種類特徴吸収性
グルコサミン塩酸塩純度が高く、安定性に優れる。多くの製品で利用されている。比較的高いと考えられている。
グルコサミン硫酸塩欧州では医薬品として扱われる国もある。塩分を含む。吸収性が良いとされている。
N-アセチルグルコサミン天然型に近く、体内での利用効率が高いとされる。高い吸収性が期待される。

コンドロイチン硫酸

コンドロイチン硫酸は、軟骨の主成分の一つで、ネバネバとした性質を持つムコ多糖類です。軟骨に水分を保持させ、弾力性や衝撃吸収能力を維持する上で重要な役割を担っています。

また、軟骨を分解する酵素の働きを阻害する作用も報告されており、軟骨のすり減りを抑制することが期待されています。グルコサミンと一緒に配合されることが多い成分です。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸もコンドロイチン硫酸と同じムコ多糖類で、非常に高い保水能力を持つことが特徴です。

関節液(滑液:かつえき)の主成分でもあり、関節の動きを滑らかにする潤滑作用や、軟骨を保護する作用があります。

変形性膝関節症の治療では、関節内に直接ヒアルロン酸を注射する方法がありますが、経口摂取によるサプリメントとしての効果については、まだ研究の途上にあります。

II型コラーゲンと非変性II型コラーゲン

コラーゲンは皮膚や骨、血管など全身に存在するタンパク質ですが、関節軟骨に多く含まれるのは「II型コラーゲン」です。

サプリメントで利用されるII型コラーゲンには、加熱処理された通常の「II型コラーゲン」と、特殊な製法でほぼ天然の構造を保ったまま抽出された「非変性II型コラーゲン」があります。

非変性II型コラーゲンは、小腸の免疫系に働きかけることで、関節の炎症を鎮める作用があるのではないかと考えられており、近年注目を集めています。

代表的な軟骨成分サプリメントの比較

成分名主な働き(期待されること)ポイント
グルコサミン軟骨の材料を補給し、軟骨の新陳代謝をサポートする。軟骨の構成要素の元となる。
コンドロイチン硫酸軟骨の保水性・弾力性を維持し、分解を抑制する。グルコサミンとの相性が良いとされる。
非変性II型コラーゲン関節の炎症反応を調整し、痛みを和らげる。ごく少量(25〜40mg/日)で良いとされる。

サプリメントを選ぶ際の重要なポイント

数多くの製品の中から、自分に合ったサプリメントを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

価格や知名度だけでなく、内容をしっかりと確認する習慣をつけましょう。

成分の含有量と品質を確認する

製品を選ぶ際には、主要な成分がどのくらい含まれているかを確認することが重要です。

多くの研究では、グルコサミンは1日あたり1500mg、コンドロイチン硫酸は1日あたり1200mg程度が目安として用いられています。

製品パッケージの成分表示を見て、1日の摂取目安量で必要な量が摂れるかを確認しましょう。また、原材料の品質や抽出方法にこだわっている製品を選ぶことも一つの基準になります。

GMP認定工場で製造されているか

GMP(Good Manufacturing Practice)とは、原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての工程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。

GMP認定工場で製造された製品は、品質管理が徹底されているため、安心して摂取することができます。

製品のパッケージやウェブサイトにGMP認定マークがあるかを確認してみると良いでしょう。

継続しやすい価格であるか

サプリメントは、医薬品と違って即効性を期待するものではなく、ある程度の期間、継続して摂取することが前提となります。

そのため、ご自身の経済的な負担にならない、無理なく続けられる価格帯の製品を選ぶことが非常に大切です。高価な製品が必ずしも優れているとは限りません。

品質と価格のバランスを考えて選びましょう。

複数の成分を組み合わせた製品

変形性膝関節症のケアを目的としたサプリメントには、グルコサミンやコンドロイチンだけでなく、炎症を抑える働きが期待される成分(MSM、SAMe、ボスウェリアセラータなど)や、骨の健康をサポートするカルシウムやビタミンDなどを組み合わせた複合タイプの製品も多くあります。

単一の成分で効果を感じられなかった場合、こうした複合タイプの製品を試してみるのも一つの方法です。

サプリメント摂取時の注意点と副作用

サプリメントは食品ですが、体質や持病によっては注意が必要な場合があります。安全に利用するために、摂取を始める前に確認しておくべきことを解説します。

アレルギーの確認

グルコサミンの多くはカニやエビの甲殻から作られています。そのため、甲殻類アレルギーのある方は、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。

摂取を始める前には、必ず原材料表示を確認してください。植物由来のグルコサミンを使用した製品もありますので、アレルギーが心配な方はそちらを選ぶと良いでしょう。

持病や服用中の薬との相互作用

特定の持病がある方や、日常的に薬を服用している方は、サプリメントとの飲み合わせに注意が必要です。

例えば、グルコサミンは血糖値に影響を与える可能性が指摘されているため、糖尿病の治療中の方は注意が必要です。

また、血液をサラサラにする薬(ワルファリンなど)を服用している方がコンドロイチンを摂取すると、薬の作用を強めてしまう可能性があります。

特に注意が必要な持病や薬の例

サプリメント成分注意が必要な方理由
グルコサミン糖尿病の方、緑内障の方血糖値や眼圧に影響を与える可能性が報告されているため。
コンドロイチン血液凝固阻止薬(ワルファリン等)を服用中の方薬の作用を増強し、出血傾向を高める可能性があるため。

サプリメントを始める前には、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談し、飲んでも問題ないかを確認するようにしてください。

過剰摂取のリスク

「たくさん飲めば、より効果が出るのではないか」と考え、製品に記載されている目安量を超えて摂取することは避けてください。サプリメントは、多く摂れば良いというものではありません。

過剰に摂取すると、胃腸の不快感や下痢などの消化器症状を引き起こすことがあります。製品に記載されている1日の摂取目安量を守り、正しく利用することが大切です。

サプリメントだけに頼らない総合的な膝ケア

変形性膝関節症の症状を改善し、進行を遅らせるためには、サプリメントの摂取と合わせて、日常生活の中で総合的なケアに取り組むことが極めて重要です。

ここでは、ご自身でできるセルフケアについて紹介します。

運動療法の重要性

膝の痛みを和らげ、関節の機能を維持するために最も重要なのが運動療法です。

膝に負担をかけずに太ももの筋力(特に大腿四頭筋)を鍛えることで、膝関節を安定させ、衝撃を和らげることができます。

また、ストレッチで関節の柔軟性を保つことも痛みの軽減につながります。

膝の健康を保つための運動

  • 水中ウォーキング
  • 椅子に座っての膝の曲げ伸ばし
  • 太もも上げ運動
  • ストレッチ

体重管理の効果

体重が増えると、その分だけ膝にかかる負担も大きくなります。歩行時には体重の約3倍、階段の上り下りでは約7倍もの負荷が膝にかかると言われています。

体重をコントロールすることは、膝の負担を直接的に減らす、非常に効果的な方法です。食事内容を見直し、適度な運動を組み合わせることで、無理のない範囲で減量を目指しましょう。

1kg体重が減るだけでも、膝への負担は大きく軽減されます。

日常生活での工夫

日々の生活の中で少し工夫をするだけでも、膝への負担を減らすことができます。痛みを悪化させないために、以下のような点を心がけてみてください。

日常生活における膝への負担を減らす工夫

場面工夫のポイント具体的な行動例
動作急な動きや長時間の同じ姿勢を避ける。椅子から立つ時は机に手をつく。床からの立ち座りは避ける。
履物衝撃を吸収するクッション性の高い靴を選ぶ。かかとが安定し、足に合ったスニーカーなどを選ぶ。ハイヒールは避ける。
補助具杖やサポーターを適切に利用する。痛みが強い側の反対の手で杖をつく。保温性のあるサポーターで膝を温める。

医師に相談することの重要性

膝の痛みを感じたら、自己判断でサプリメントだけに頼るのではなく、まずは整形外科を受診して専門家である医師に相談することが何よりも大切です。

正確な診断と適切な治療方針が、症状改善への最短の道となります。

正確な診断の必要性

膝の痛みの原因は、変形性膝関節症だけではありません。関節リウマチや半月板損傷、靭帯損傷など、他の病気が隠れている可能性もあります。

原因によって治療法は全く異なります。医師による問診や診察、レントゲン検査などによって、痛みの原因を正確に突き止めることが、適切な治療の第一歩です。

治療方針の決定

変形性膝関節症と診断された場合、その治療法は一つではありません。患者さん一人ひとりの年齢や活動レベル、症状の進行度などを総合的に判断し、最適な治療方針を決定します。

運動療法や薬物療法、物理療法、装具療法、そして場合によっては手術といった選択肢の中から、医師と相談しながら治療計画を立てていきます。

サプリメント利用に関するアドバイス

サプリメントの利用を考えている場合は、そのことをぜひ医師に伝えてください。

現在のご自身の病状や服用している薬との飲み合わせなどを考慮した上で、専門的な視点からアドバイスをもらうことができます。

どの成分が良いか、どのくらいの期間試してみるかなど、具体的な相談をすることで、より安心してサプリメントを利用することができるでしょう。

医師に相談する際に伝えるべきこと

項目伝える内容の例
現在の症状いつから、どこが、どんな時に痛むか。腫れや熱感はあるか。
持病・服用中の薬高血圧、糖尿病など。お薬手帳を持参すると確実。
検討中のサプリメント製品名や成分名。可能であればパッケージを持参する。

変形性膝関節症のサプリメントに関するよくある質問

最後に、患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。サプリメントを始める際の参考にしてください。

Q. サプリメントはいつから飲み始めるのが良いですか?

A. 膝に軽い違和感や痛みを感じ始めた初期の段階で、セルフケアの一環として始める方が多いです。しかし、まずは整形外科を受診し、痛みの原因を正確に診断してもらうことが先決です。

医師と相談の上で、ご自身の状態に合ったタイミングで始めることをお勧めします。

Q. 効果はどのくらいで実感できますか?

A. サプリメントは医薬品ではないため、即効性はありません。

効果の感じ方には個人差が非常に大きいですが、一般的には少なくとも3ヶ月から6ヶ月程度は継続して様子を見ることが推奨されています。

数週間で効果を判断するのではなく、気長に続けることが大切です。

Q. 薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?

A. 処方されている薬によっては、サプリメントとの飲み合わせが問題になる場合があります。特に、血液をサラサラにする薬や糖尿病の薬などを服用している方は注意が必要です。

必ず、かかりつけの医師や薬剤師に「このサプリメントを飲んでも大丈夫か」と確認してください。

Q. サプリメントをやめると痛みは戻りますか?

A. サプリメントの摂取によって痛みが和らいでいた場合、やめることで痛みが再び現れる可能性はあります。

ただし、その間に運動療法や体重管理が進み、膝の状態が改善していれば、痛みが戻らないこともあります。

サプリメントはあくまで補助的な役割と捉え、根本的なケアを継続することが重要です。

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Author

北城 雅照

医療法人社団円徳 理事長
医師・医学博士、経営心理士

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