足立慶友医療コラム

ピラティスインストラクター養成コース開催について

2020.08.10

今回は、当院を会場として開催されるファンクショナルローラーピラティス®インストラクター養成コースについてご紹介いたします。

詳細に関しては、ファンクショナルローラーピラティス®の公式サイトをご確認ください。公式サイト内でのFRP®の紹介について抜粋、引用させていただいております。

ピラティスを「聞いたことはあるけどよくわからない」、「そもそもわからない」という方は、以下の記事をご参照ください。

ピラティスはリハビリにお勧め!

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当院のご紹介

ァンクショナルローラーピラティス®とは?

ファンクショナルローラーピラティス®(Functional roller pilates 以下 FRP)は、理学療法士であり、ピラティス、ヨガインストラクタ―である中村尚人氏が考案した日本発祥のピラティスメソッドです。理学療法士としての臨床と、ピラティス実践者としての身体感覚から生まれた解剖学・運動学の理にかなったものです。 フォームローラーを用いて、ヒト本来の機能的(Functional)な動きを引き出します。

※フォームローラーとは、ローラーにヨガマットの素材を巻いたものであり、ヨガマットの滑りにくい構造と、柔らかすぎず、硬すぎないソフトな感触になっています。フォームローラーを用いることで、エクササイズのサポート、負荷調整を簡単に行うことができます。

FRPが良い理由

①フォームローラーだけで手軽かつ的確に正しい身体の使い方が身につく。
②姿勢や歩行を整えるエクササイズが豊富
③バリエーションが豊富で対象者の個別性に対応したエクササイズ提供

①フォームローラーだけで手軽かつ的確に正しい身体の使い方が身につく。

FRPでは、フォームローラーの上に寝る、座る、立つ、歩く、持つ、振るなどの使い方をしてエクササイズを行います。円柱状のフォームローラーの不安定な形状の上でエクササイズを行うことで、バランスを保ちながら効率的な身体の使い方を身に付けていきます。フォームローラーがあることで、自分の姿勢の歪みやズレを認識しながらエクササイズを行うことができ、日常生活での姿勢や身体の使い方の気づきにつながっていきます。

②姿勢や歩行を整えるエクササイズが豊富

ピラティスというと、どの団体でもマットの上で仰向けやうつ伏せ、座位で行うエクササイズが多いです。しかし、ヒトの特徴である歩行は「立位」で行われます。FRPでは、ヒトの特徴である歩行や立位での姿勢身体の使い方バランスの取り方を重視しているため、スタンディング(立位)のエクササイズが多いのが特徴です。頭、 腕、足、お腹、背中とエクササイズの中で全身の繋がりを体感しながら、効率的な運動、姿勢、歩きにつなげていきます。

実際にフォームローラー上に立って行うエクササイズも多く、バランス能力が要求されます。しかし、不安定な状況下でこそ、バランスの崩れは見えやすくなります。不安定な状況下でも身体をコントロールすることができるようになると実際の日常生活でも効率的に身体をコントロールすることができます。安全にエクササイズを行うためにフォームローラーを固定する「GRIPPONEベース」を利用します。安全面に配慮しながら、わかりやすく楽しみながらエクササイズに取り組むことができます。

③バリエーションが豊富で対象者の個別性に対応したエクササイズ提供

FRPエクササイズはバリエーションも合わせると、120以上あります。 それに加え、新たに膝痛・腰痛・肩こりなどの症状別、シニア・キッズ・マタニティなど対象者別にもエクササイズを考案されています。 目的や参加者のバックグラウンドに合わせたエクササイズの選択ができるのがFRPの特徴です。また、ミドルインストラクター養成コースでは、アセスメント(骨格の特徴や姿勢、バランスの取り方の癖を評価)を学ぶことで、対象者の姿勢、身体の特徴を把握した上で、身体に無理のない個人に合わせたエクササイズを提供していきます。

当院にはマスタートレーナー、インストラクターが在籍

ファンクショナルローラーピラティス®は、ベーシック、ミドル、アドバンス、マスターとインストラクター資格が存在します。最上級資格として「マスタートレーナー」が存在しています。

マスタートレーナーはピラティスのコンセプトからファンクショナルローラーピラティス(FRP)の独自の考え方、アセスメント(評価)方法、症状別の指導法含めて、全ての内容をマスターしています。マスタートレーナーは、実際のピラティスクラス開催に加えて、インストラクター養成コースでの指導にあたっています。

実際のリハビリテーションにおいても、ピラティスのメソッドを生かした運動指導を行っています。

インストラクター養成コースの概要

FRP第1期ベーシックインストラクター養成コース

<内容>

◎講義
ファンクショナルローラーピラティスとは?
ファンクショナルローラーピラティスの14原則
ピラティスに必要な解剖学
歩行に繋がる運動学
頭位や肩甲帯を含むニュートラルポジション
指導時の注意点

◎実技
歩行に繋がる足部へのアプローチ
上肢と胸椎を連動させたコントロール
エクササイズ29種目(準備6種目・座位4種目・臥位9種目・立位10種目)
◎試験
約3ヶ月後に筆記・実技テスト

【日 時】2020年10月18日(日) ・25日(日) 10:00~17:00(途中休憩1時間)
    試験日:2021年1月17日(日)
     ※詳細はコース中にご案内致します

【対 象】どなたでもご参加頂けます
【会 場】足立慶友整形外科
     東京都足立区足立1-12-12
【講 師】高橋 佳佑
【受講料】66,000円(税込)※事前振込制
     テキスト代・試験代(初回分)を含みます。
【定 員】10名
【持ち物】動きやすい服装・フォームローラー・ 筆記用具
     ・必読本2種
     「コメディカルのためのピラティスアプローチ(電子版も可)3,850円」
     「ファンクショナルローラーピラティス—フォームローラーでできる104のエクササイズ—3,520円」
     ※コース内で使用する必読本を持参または購入からご選択ください。
     (1)持参:ご自身でご用意
     (2)購入:必読本2冊(7,370円+送料370円)    
     ※フォームローラー無料レンタル有

*本コースを修了された方には修了証が発行されます。
*修了証の発行には、原則、 全日程を受講していただくことが条件となっております。
*養成コースでは実技を多く行います。講師が安全に養成コースを運営するために、
現在治療中の疾患や、過去の怪我・後遺症などがある場合は【備考欄】に記載してください。
例:「3年前に椎間板ヘルニアでクリニックに通った」
  「高血圧と診断され降圧剤を内服している」
  「10年前に膝関節の手術を行なった」
  「骨粗鬆症の薬を飲んでいる」等

【申込締切】開催の1週間前
*ただし、定員に達し次第、受付終了いたします。


高橋 佳佑 Keisuke Takahashi
ファンクショナルローラーピラティス®マスタートレーナー

理学療法士として、外来、訪問、デイケアなど幅広い分野、年齢層にリハビリを提供。FRP に出会い、人間の身体の動かし方の本質を知る。100以上のエクササイズを武器に、老若男女問わず、腰痛、肩こり、膝痛など身体の悩みを解決している。現在は、整形外科、リハビリテーション病院の立ち上げに携わり、病院に勤務しながら定期的にFRPレッスン開催。

★★★メッセージ★★★
私はFRPに出会い、人生が大きく変わりました。「今の自分」にチャレンジして未来は変えたいなら今!
ガチガチな身体で柔軟が嫌い、最初はエクササイズも全然できなかった私だからこそ、どんな人でも寄り添ってサポートしていきます。FRPを学び、自分も相手のカラダも変えられる指導者になりましょう!FRPで人生もエロンゲーションしましょう!

↓申し込みはこちらから↓

http://p3takt8.shop-pro.jp/?pid=152187480

ご質問等ありましたら、こちらまで↓

keisuke.pilates.pt@gmail.com

オンライン予約はこちら

当院のご紹介

整形外科の診療に必要な設備が整った診療所

当院は、各種専門領域を持った医師の診療に加え、大学病院と同様の医療機器を有し、かつ、理学療法士・作業療法士によりリハビリテーションも積極的におこなっている診療所です。また、併設の慶友整形外科脊椎関節病院では手術加療も行なっております。

そのため当院では、整形外科疾患におけるほぼ全ての治療を提供することができます。

初めての患者さまへ当院のご紹介

当院の『7つの特徴』や『ミッション』についてご案内いたします。

各部門の専門家が集まった特殊外来を設置

当院は、一般的な関節の痛みや筋肉の痛みを診る整形外科の他に、「脊椎(首・腰)」、「肩関節」、「股関節」、「膝関節」、「手」、「足」とそれぞれの専門家が集まった専門外来を用意しております。

他院で診断がつかない症状に関して、各領域の専門家が診察をいたします。

整形外科のご案内

手や足が痺れる、膝や股関節は痛い、背中が曲がってきたなどの症状でお困りの方へ。

都内最大級のリハビリ室を完備

患者様の健康を取り戻すため、当院ではリハビリテーションに力を入れております。

国家資格を有するセラピスト達が、責任を持って治療を行います。

リハビリテーション科のご案内

腰が痛い、姿勢が悪い、歩くとふらつくなどの症状でお困りの方へ。

交通事故診療に強い整形外科専門医が診察

不幸にも交通事故に遭われた患者様の多くは、「事故のことは保険屋さんに聞けば良いが、体の不調をどこに相談すれば良いのかわからない」という悩みを抱えていらっしゃいます。

当院では交通事故診療に強い整形外科専門医が治療を行います。ぜひ一度ご相談ください。

交通事故にあわれた方へ

当院は、整形外科専門医が交通事故治療を行う医療機関です。

Author

高橋佳佑

理学療法士、ピラティスインストラクター

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